最近、『ポートランドに引っ越したいんだけど、仕事どーやって探すのか教えて。』
友人から立て続けに聞かれたので、私が実際にポートランドに引っ越す前に知りたかったなぁ。という情報を書き出しました。
1.ポートランドの飲食系は『求人張り紙』を出さない。
ポートランドに来て驚いたのは、店の求人募集の張り紙『Hiring NOW(今働く人募集中)』を出す店が少ないということだ。
今でこそ、コロナで人手不足の店が張り紙を出しているところを見かけるんだが、そもそもポートランドの文化なのか?店の前に張り紙を出さない店が多い。
というのも、ポートランドの店は、ほとんどがコネで仕事が見つかったりすることが多く、来たばっかりの頃は本当に驚いたのだ。
逆に人脈さえあれば友達関係のつながりで、『友達がレストラン出すんだけど働かない?』と声をかけられることが多く、日本人の女の子で4つの場所を掛け持ちしながら働いている子を知っている。
2.ポートランドの面接は絶対スーツで行くな。
業種にもよるんだが、グラフィックデザイナーの友人も言っていたのだが『絶対にスーツで面接来たら、取らない』と言っていた。なぜ?と聞くとつまらない奴に決まってるからだ。と言っていた。
面接でもカジュアルな格好でいいのがポートランドで、ある意味個性を出していった方が受かる確率が高いのもポートランドなのだ。
3.『グラフィックデザイナー』は、競争率高い。
ポートランドの企業でグラフィックデザイナーとして働く友人が『最近、グラフィックデザイナーの求人出したら、1日のうちで30件近く応募があった』と言っていた。
その友人も、そのグラフィックデザイナーの職を完全にコネで見つけていたが、それまではグラフィックデザイナーとして働きたくてもポートランドの会社100社くらい応募しても受からなかった。。。と言っていた。。
アーティストの街とも言われるポートランドには、ナイキなどの大手会社も多く、デザイン職を求めてやってくる人も多くいて、デザイナー職は特に見つけるのがかなりハードルが高い。
4. IT系の職種は経験者不足気味でけっこうある。
ポートランドの求人は、『エンジニアの募集』がかなり多い。
IT系の会社の会社に勤めているアメリカ人が、『経験があるソフトウェアエンジニアがいなくて困っている。きてもHTMLかけるレベルのマジの超ーーーー初心者しか応募がこない。』と嘆いていた。
また、ポートランドで日本人の男の子と会った時に、未経験だけどエンジニアの仕事を探している。ということ言っていたのだが、今は、ポートランドでエンジニアとして速攻で仕事が見つかっていた。
英語があまりできない日本人でもエンジニアの職は、ある程度できれば結構見つかりやすいと思う。
結論:ポートランドで働くには『コネ』が全て。
ポートランドで仕事探しをするには『人脈(コネ)』が全てだと思う。
実際に、SFとかLAの大都市のように、ポートランドでも簡単に仕事が見つかるだろうと思って引っ越してきたのに、全然仕事が見つからずに、すぐに引越ししてしまうアメリカ人も多く見てきた。
ポートランドは、いまだに田舎の風習が根強く、新参者には仕事がなかなか回ってこないのが原因だと思う。
そう思うと、最初コネができるまでは、日本からのリモートワークで働いている方がかなり現実的だと思うし、リモートを選択にいれるだけで仕事探しが楽になる。(実際、私もポートランドに来たばっかりの頃、リモートワークで助かっていたし。)
アメリカ在住でも働ける『フルリモートの求人(正社員&パート)』はこちらを参考に↓