最近、コロナ前とコロナ後では、随分といろんなことが変わってしまったなぁ。。としみじみ思う。そして、それに慣れつつあり、そのコロナによって変わってしまった異常事態の現象が、そのまま普通の日常になっていくのを感じるこの頃。もう、2年前だもんなぁ。コロナ。⊂(´ω`⊂ )
ということで、今日はコロナの前には、絶対考えられなかった『コロナ』が巻き起こしたアメリカで異常事態じゃね?と思う瞬間を発表したいと思います。
1.アメリカ人が大喜び!!『給料が上がる人が続出。』
コロナによる人手不足の影響で、私の周りの長年会社に勤めるアメリカ人は100%、給料が急激に上がっていた。コロナになってから、むしろ給料上がっていないアメリカ人を探すのが難しいくらいなのだ。
ちなみに、友人の会社で10年以上勤める人が『過去10年で、こんなに給料が上がった事例はないのにどうした事だ!!!y( º◊º)y』と衝撃を受けていたのだそうな。給料が上がるのはもちろんのこと、会社によっては『スペシャルボーナス』まで出ている人がいるそう。
2.転職のチャンス!!『会社を辞める人が続出。』
アメリカ人たちは『嫌だったらすぐに会社を辞める』という習慣があるのは聞いていたんだが、友人の会社はブラックでもないのに、『俺、最近、仕事変えたよ!』という話はすげー聞くので驚かなくなったな。『お前もか!!』というレベル。アメリカだと、働き盛りの40-50代でもキャリアチェンジはザラにある。
友人の会社では、コロナ以降、一気に5−6人ほど長年勤めていた人が辞めていったそうな。スカウトもあれば、自分で給料のいいところを探したりして、長年勤めた会社も惜しみなく、軽く辞めるのがアメリカ人。アメリカ人たちは、この際にもっといい給料&待遇のところを目指して、どんどん転職するのだ。
3.人気あるのに『人手不足』で店を閉業!!
コロナでテイクアウトのお店などかなり儲かってるようだが、、人材不足で惜しみながらお店を閉めるという事態が発生しているようだ。特に、アメリカで失業手当てなどのスペシャル給付金が出たので、働きたくない人が急増。コロナの失業給付金をもらいたいがために、働かないという人も大量に出た結果なのだろう。
しかも、コロナの失業金が終了しても『コロナを機に仕事を辞める&転職をする人』が増え続け、企業は『社員が転職しないように、好条件を出しまくる』という、仕事探しをしている人にとってはウハウハ状態が続いているのである。
4.スーパーの品不足!?『物価の急上昇がやばい!!』
給料も上がると、やはり物価も上がる。そして前に記事にした『物不足』の影響もあって、物価が異常に高くなっている。買い物に行くと、前までは100ドルくらいで済んでいた会計が、150ドルになっていた時は、レジのねーちゃんを疑ってしまったほどだ。
5.郊外の家賃が爆上がり!!『都心部の廃れが激しい』
これは、ポートランドだけかもしれんが、目に見えてダウンタウン(市街)が廃れていっている。もはや、ポートランドの都心部は、危険なゴーストタウンになりつつある。
これも、コロナになってからの『過激なデモ』で街が壊され、オフィスもリモートになったので、家賃の高い&過激なデモでめちゃくちゃになった都心部から撤廃している会社も多くある。今は、郊外の家賃の方が都市部よりも断然高くなってしまったという逆転の現象に。
いよいよヤバい!?『ブラックな日系企業』の死亡説。
ということで、コロナで変わってしまったこの緊急事態と言われる異常な状況。
そんな中、アメリカにある『最低賃金&激務を求めるブラックな日系企業』は特にヤバいんじゃね?という気しかしない。。というのも、現状、コロナで留学生がそもそも少なくなったので、激務&安月給で働いてくれるインターンの留学生は見込めない。
そして、結婚などで永住権を持った日本人は、今ならアメリカ企業でも比較的に簡単に仕事が見つかる状況だし、レストランなどはちょー人手不足だから、マックでもなんでも英語が喋れなくても働けるのだ。ついでに、日本から派遣されている駐在員の人たちも、給料が上がっていればいいが。。上がってなければ、生活に限界があるはず。。
なんか、世界はどんどん給料が上がって、成長しているのに、、、日本だけ何年も給料上がらないということは、他の国がどんどんリッチになるのに、、日本だけ置いてけぼりの貧乏な国になってしまって、日本人は海外行ったら、パンの耳くらいしか買えない時代がくるんじゃね?という恐怖を感じる。コロナでの事態は、今の労働環境を見直す絶好のチャンスだと思うんだが、、日本はどうなんだろうな。