アメリカで働いていた時にビビっていたのは『アメリカで無能はすぐにクビにされる』という噂だった。( ꒪⌓꒪)( ꒪⌓꒪)
アメリカ映画とかで、その場でクビを言い渡され、段ボール箱に私物を入れて、会社を後にするという光景が目に焼き付いて、アメリカでエンジニアで働き始めた時は、死ぬほどビビっていた。
しかーし、アメリカで無職で生きる今、よく考えると、今までアメリカで仕事を辞めたのは、自分都合しかなかったな。ということに気づいてきちゃったので、『アメリカでの仕事クビ』の現状にちょっと自分の話で書いてみようと思いまっせ。
アメリカで『無能で即日クビ』はぶっちゃけ難しい。
サンフランシスコにいた時に『エンジニア会』というものがあったのだが、その時にアメリカの企業で働くエンジニアの日本人たちとたくさん知り合う機会があったのだが、その時に『無能でクビになったわー』ということは一度も聞いたことがなかった。
そもそも超優秀な人たちだったのかもしれないが、一度に50人くらい集まる会で、一人くらい無能でクビになったという人がいてもいいだろう。と思っていたが、そんな話は聞いたことがなかったし、そもそも自分こそが『無能人間』だったのだが、SFとかLAで数社転々としても、できないレッテルを貼られても、不思議にクビになることはなかった。
また、過去に、週2回は体調不良で絶対休んでいたシェアメイトやら、全く仕事しないアメリカ人などもクビになってなかったという衝撃の事実がある。
『コイツ私と同じくらい無能だ。。。( °Д° )………』『仕事しろやー。おまえら。( °Д° )………』という人たちを腐る程、見てきたが、彼らは誰一人クビになっていなかったという事実はマジだ。( °Д° )………
大手企業のできる人がリストラ!!『突然の大量解雇』は超ある。
アメリカで『無能のクビ』は見たことがなくても、『超優秀な人のクビ』は多かった。超大手で働く、優秀な人たちが一斉に解雇されるということを目の当たりにしたことは何度もある。
特にサンフランシスコにいた時には、『アップル』『ツイッター』『グーグル』やらの会社で働く、イケイケのエンジニアの人たちが、ある日突然『解雇されたわー。』ということを呟いてたりしていて、IT系の大手企業だとSEO交代やら経営方針変更やら、買収とかで、大量解雇は結構あってびびった。
引継ぎなし!社員が突然辞めることも多い。
アメリカは日本と違って、『すぐ辞めることもできるのですげーな。』とビビったもんだ。
日本だと、礼儀として?少なくても1ヶ月前に退職を言わないといけないのに、アメリカだと引継ぎ関係なしで、2週間前ぐらいで辞めれるのってすげーなと思う。しかも日本と違って、転職しても評価は下がらないので、キャリアアップのために躊躇なく会社を辞めていく人はゴロゴロいる。
私の経験:退職を伝えたら『明日から来なくていい。』と段ボールを渡される。
昔、私が退職を伝えた時に『じゃー、今すぐに退職してくれ。』といわれ、引継ぎなしでその場で、段ボールを渡されて、『え!!今!?ヽ ( ꒪д꒪ )ノ.』ビビったことがある。
というのも、LAで働いていた時の会社がちょっと特殊な会社で、高額で取引されるデータを取り扱っていたので、社長は退職日までに時間をあげちゃうと、データをコピーされるリスクがあったからかもと自分に言い聞かせている。
それでも実力社会と言われる理由!アメリカは『経験』がないと難しい。
アメリカが実力社会と言われているのは、日本だと未経験でも新卒なら入社は簡単にできたりするが、アメリカは『経験重視』で採用されることが多いからじゃないかと思う。アメリカは学歴社会でもあるが、『経験(実力)』がなければ、特にエンジニアとかデザイナーなど専門系の就職はかなり難しい。
ちなみに私が一番キツかったのは、アメリカの実力社会よりも、日本の企業の『無能やめろイジメ』が本当に辛かったな。日本は、無能でもクビにはできないので、『辞めます。』というまでイジメがあったりした。使えなかったら、使えないとはっきりクビにしてくれた方がマジで楽だと思ったぜ。
ちなみに、アメリカ人たちの無能な日常はこちらです。↓