アメリカには、日本では手に入らない『メキシカンコーラ』という幻のコーラがある。
このコーラのために、メキシコまで行く人がいるという不思議な魅力を持つコーラだが、最近ではアメリカのコストコに売りはじめたらしい。
現在(2023年現在)、日本ではメキシカンコーラは買えるとがない。、、が瓶のコーラは買える↓
しょぼいスーパーで『メキシカンコーラ』と運命的な出会い。
最近、滅多に行かない怪しいスーパーに暇つぶしに行ってみた。何か買う予定はさらさらない。
怪しくブラついていると、一際オーラが漂う棚を発見。
出会った瞬間に、こんなにテンションが上がるとは。自分は心の奥底で『メキシカンコーラ』を探していたに違いない。これが、運命の出会いというやつなのか。日頃の行いが悪いと、運命的な出会いは男ではなく、コーラになるのか。
まーいいや。とりあえず買ってしまおう。わざわざ、後ろに並ぶ凡人コーラをバックにし、私は『格上のメキシカンコーラ』を買うのだ。優越感が半端ない。
とりあえず飲んでみる。
帰ってから、冷蔵庫に納めること5時間。そろそろ開封の儀式をしよう。
粗末に飲んではならないと、ビンテージショップで見つけた『コカコーラのグラス』に注ぐのだ。そして、今年1番の願いを込めて、拝んでおこう。
なんということだろう。コーラを注いでいくと、丁度の量でとまった。素晴らしい。そして、泡が一瞬で消える。
しかし、飲んでみると、普通のコーラとの味の違いがわからなかった。そもそも普通のコーラの味がどんな味だっけ??
気をとりなして、瓶でも飲んでみる。
『砂糖の種類』違っていた。
バカ舌には、普通のコーラとの味の違いがわからなかったので、Wikiで調べてみると『メキシカンコーラ』『凡人コーラ』との違いは、まさに原材料の砂糖が違っていたのだ。
メキシカンコーラ→ サトウキビ砂糖 (CANE SUGAR)
凡人コーラ→ブドウ糖果糖シロップ(コーンシロップ)
2013年、コカコーラは『原料のサトウキビの使用をやめる』と発表したが、この瓶のメキシカンコーラだけは適用外にしたらしい。
しかも、メキシコはサトウキビの原産国、安ーく作れるのだ。アメリカだと高価になるため、サトウキビからトウモロコシ由来のコーンシロップに変更していたのだ。
個人的な見解『瓶口のつるつる』舌触りが美味い。
そもそも、原料自体がちがっていたのに違いがわからなかったとは。。まんまと、コカコーラのマーケティングにはめられてた。というか味の違いを敏感に感じているアメリカ人、普段バカ舌なのにすげーなと感心する。
『メキシカンコーラ』がいまだに昔ながらの製法だから美味いというのはわかったが、瓶だからうまいんじゃね?という気がする。ビンテージコップについでも、ビンの方が上手く感じる。
変態すぎて、だれも共感すぎてくれないかもしれないが、コーラ瓶口の丸みのところが美味んだ。
ツルッと冷たい口触りが、コーラをより美味しくさせているのは間違いない。