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マイノリティーの闇!!アメリカでは『白人男』VS『アジアブス女』どちらが優位なのか?

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  アメリカに住んでいて、びっくりするのが『ブスのアジア人(つまりは私)』に優しいということだ。

街にもよるだろうが、ポートランドという街は、ズボンにでっけー穴が空いていようが、乳首が透けていようが、眉毛がゲジゲジであろうが、ドン引きされない。

BOO
ということで『白人ネイティブ男』VS『アジアブス女』どちらが優勢か?考えてみよう。

人生半分捨てた感が半端ない『アジア人ブス女』のスペック。


こちらは結局、普段の私の姿なのだが『すげーやべー格好』をしている。客観的にみても絶対話しかけたくない。完全に『婚活を捨てた女の格好』だ。しかも、たまに変な歌を歌っている時がある。

しかし、この格好でも、ばーちゃんやらじーちゃんに話しかけられる率が半端ない。しかし、ナンパ率は当然ゼロだ。この格好あるいていると、ばーちゃんやらねーちゃんに『そのリュックいいわね。』とか『靴の色かわいいわね』とか『道はこっちで合ってるとか?』いろんな声をかけられる。

女性に声をかけられる率が半端なく、『惨めなズタボロのアジア人がいる』ということで同情票を買っているんだろうか??私としては話しかけられたくないが、もう最近は慣れたレベル。

BOO
こんな格好でもおばちゃんたちに、1日に2回は話しかけられる。なぜだ。。



こちらは、友人のどこにでもいる普通のアメリカ人ホワイトだ。

若干、イカツく話しかけられにくいオーラはあるが、常に『話しかけて欲しいオーラ』は全開の男だ。

しかし、普段どれくらい話しかけられるのか?ときいたところ、全く話しかけられないそうだ。バスに乗っていても隣が空いていても、誰も座らないし、たまにホームレスの人に絡まれることはあるという衝撃の事実。

白人男
道で挨拶しても無視されることは日常茶飯事。

なんという、衝撃の結果だ。ポートランダーはみんなに優しいと思っていたのに。。まさか、ネイティブの白人男の方が辛い対応されていたなんて。。。

そーいや、昔、白人男(小柄でフツメン男)と歩いていた時は、『お前と一緒に歩いているだけで周りが優しいんだが。。挨拶なんてされたことなかったのに。。』

と言われて、白人男に対する風当たり厳しいなと感じたことを思い出した。。

これは、もしや『マジョリティー差別』問題なのか。。マイノリティーの人には、気を遣って優しくできるが、『白人男』は、マジョリティーだからと言って敵対されている問題が勃発しているのか??

リベラルシティーで白人男性が置いてけぼりに?『逆差別問題』




ポートランドは、超リベラルな街だ。マイノリティー(少数派)と言われるLGBT(同性愛者)の人や移民、女性も活躍していて、私からしたらとっても暮らしやすい。

しかし、リベラルの街では『マイノリティー』の応援が強いがために、マジョリティーな『白人男』の人たちが逆に取り残されている問題も聞いたことがある。

昔サンフランシスコにいる時、エンジニアの白人男の人が『マイノリティーの人は応援するけど、明らかにスキル不足の人をマイノリティーってだけで採用していたことがあって、ショックだった。俺だって死ぬ気で頑張ったんだよ。』と愚痴っていたことがある。

これは、私も感じていたし、とくにエンジニア業界ではまだ少なかった『移民、女性』の人を積極的に採用すると掲げた企業もいくつもあって、私からしたらウハウハだったのだが、白人男性からしたら、たまったもんでねーよんぁ。。と今だから思える。



トランプ支持の多くは、今のリベラルに不満を感じている『白人男』である。




トランプ支持者の多くは、『ブルーカラー』といわれる、いわゆるアメリカで普通にいた『マジョリティーな田舎の労働階級者の白人男たち』だ。日本で言う『田舎のマイルドヤンキーたち』といったところだろうか。

彼たちは、『トランプだけが、俺たちのようなブルーカラーを見捨てないと言ってくれたから。』とトランプを支持する人たちが多い。

『マイノリティー』の色が強くなっていた現代で、ずっと心の中で隠していた男たちの不満が、トランプが現れたことでその気持ちが爆発したのだ。そしてトランプが政権をにぎり、2極化して大いに荒れたは記憶に新しい。

BOO
移民やマイノリティーの人たちの政策はあっても、アメリカの田舎で苦しい生活をしている白人男の人たちの政策は無視されてきたのが問題だったのかもな。

ちなみに、日本は『ブス差別』が間違いなくある。




ちょっと話は逸れるが、日本は『見た目(ブス)』に厳しい。

間違いなく、日本で普段アメリカでの格好していたら『差別』にあうというか、変な目でみられる。実際に穴が空いたセーターを着ていた時に、めちゃくちゃ周りから信じられない目でみられたことが、逆にびっくりだった。私からしたら『え?これくらいで?』的な。逆にアメリカに帰ったら、みんな服に穴が空いていて違いを感じた。

『嗚呼、日本では、綺麗な格好していないと塩対応されんだったわ。』

と気づき慌てて、日本で服を買ったり化粧し始めることが多かった。だから日本では、いまだに化粧ポーチが欠かせない。日本だと、美人が優勢。

BOO
アメリカでも見た目差別はあるが、ブス差別は全然ねーな。楽ちん。



いき過ぎた『マイノリティー』問題。全てを平等にするのは難しい。




個人的に思うのが、『マイノリティーへの理解を高める』というのと『優勢にさせる』が一緒になってしまってる気がする。

マイノリティーを理解しよう!だから応援する。応援するから積極的に雇う。。

これじゃ、『差別を無くそう!』と言っているのに、逆に差別を生み出している気がしてしょうがない。

『自分と違う人を理解して、自分の価値観を押し付けない。』この姿勢で、誰も優先させずに、能力主義で雇っていくことでも『マイノリティー』を応援していないことになるんだろうか?

BOO
最近は『平等!平等!』言い過ぎて、お互い憎しみ合い、結局、差別を生み出している。
これを書いた人
boo
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