私が20代の頃、『アメリカに移住するにはどうしたらいいか?』そればっかりを考えていた。
ただ、日本から、どんなに頭を振り絞っても、『ビザ』と『金』の問題が大きく、アメリカ移住は絶望的だったが、どうしても諦めきれない心との葛藤がすごかった。
しかし、今、絶望的だったアメリカ移住10年目が過ぎた今、たくさんの出会いを経て『アメリカ移住っていろんな方法があったな。』としみじみ感じることが多い。
ということで、今日は、当時『金なし、コネなし』の私が知りたかった『アメリカに姑息に住む方法』を今まで私が出会ってきたアメリカ移住者の日本人のパターンを元に紹介していこうと思う。
1. 観光ビザ&留学ビザで『ワーケーション』で移住後、永住を目指す。
私が過去に知りたかった一番おすすめの方法は、観光ビザか留学ビザでワーケーションでアメリカに移住するというものだ。ワーケーションとは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)の造語。
まず、アメリカで働くのが厳しい中で『日本で収入を得る在宅ワークなら合法である』という裏技がある。
その裏技を使えば、『観光ビザ(3ヶ月)』や『学生ビザ(5年間)』で滞在しながらも金欠になり帰らないといけないというは免れる。
そして、アメリカに5年も住めればこっちのもの。長くアメリカにいればいろんな出会いがある。アメリカ人と結婚したり、現地の会社のコネができたり、アメリカの永住の道はかなり近くなるのだ。
とりあえずアメリカで暮らしてみたいなーという人は、日本で完全リモートの仕事をゲットしてから、観光ビザでアメリカに来て、その後学生ビザに切り替えて住み続けてもいいのだ。(現地の安い語学学校で月4万とか探せば山ほどある。)
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2.アメリカ永住権に抽選に応募する。
アメリカに移住したいと考えている人は、とりあえず、毎年『アメリカ抽選に応募しとけ。』と言いたい。金もかからず応募できる上、結構簡単に自分で応募できる。当時の私は、なんとなくオーストラリアから応募したら一発で当選した口だ。
意外と私の周りにはなぜか当選した人が多く、過去に2−3人に出会った。
3. 日本好きアメリカ人が集まるミートアップに参加する。
永住している人の中で『アメリカ人との結婚』が一番多い。付き合って一年ぐらいで、ビザの為に結婚する人も山ほどいる。
過去にミートアップを主催してきて思ったのは、日本が好きな人の集まるミートアップは出会いの場にかなり使える。日本好きのアメリカ人がすげーくる。
ただ『出会い』のために短期で渡航すると、ギラギラ感が相手に伝わって相手が見つからんし、絶対にやばい奴にひっかかるのでリスクは高い。
4. アメリカにいる日本のエンジェル投資家に会う。
サンフランシスコに住んでいた時に『日本のエンジェル投資家』や『実業家』に出会い、学生ビザから投資ビザ(E-1/E-2/Lビザ)に切り替えてもらい永住していた人が結構いた。
日本投資家と出会うにはコネが必要なので、アメリカ進出しているスタートアップ系のいろんな会に積極的に参加しコネを作ることだ。
特にサンフランシスコには、アメリカに支社があるIT社長が多いので、スタートアップなる会に参加してみるのもいいかもしれん。
5.アメリカ支社がある小さな企業に勤める。
サンフランシスコにいた時に気づいたのだが、誰もが知っている大手企業じゃなくても、小さめの企業でもアメリカに進出していることが多く、むしろ穴場じゃね?と思った。
海外移住を目指している人は、競争率の高い外資系とか大手企業とかに行きがちだが、アメリカに支社ある小さい企業の駐在員さんはかなりいたので、そいう人たちとコネを作るのもいいかもしれない。
そーいう人たちとのコネを作るには、やっぱり一度観光でもいいから渡米して、現地で日本の人たちと積極的に関わるしかないと思う。日本人たちの集まるエンジニア会に行くのもありだ。
6. 2度と帰れぬ覚悟『違法滞在後』に結婚する。
『アメリカに住みたい。もう2度と日本に帰らなくてもいい。』という覚悟がある人は、観光できてそのままアメリカに居座るという方法もある。
アメリカという国は、長年違法で滞在していると、『もう、お前しょーがねーな。』という恩恵措置があって、グリーンカードが貰えたりする国でもある。しかし、恩恵の前に、見つかったら、一発で強制送還で2度とアメリカに入れなくなる。
結論:とりあえず『アメリカ』に来るべし。
いろんな方法を書いたが、結論に『アメリカに来なければ何も始まらない』のだ。
だからこそ、学生ビザでもいいから、とりあえずアメリカに来てみるのがいい。金が心配なら、今はどこにいても働ける『リモートの職』の見つけてから来ることもできる。
アメリカに住んでいる多くの日本人は、最初から住もうとしてたわけではなく、観光やら学生やらでやってきて、自然と人や就職口との出会いがあってアメリカに移住することになった人だ。
そして、今だから言えることはアメリカに長く住みたいと思うなら『金を稼ぐ力』は重要だから、どこにいても働ける完全リモート職を探しておく。のが一番の近道であると思う。
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