アメリカ

アメリカ『生き残る職業&将来なくなる仕事』ランキング5選。

10月 20, 2022

アメリカのマッキンゼーの報告書で『2030年までに自動化によって、世界で8億もの雇用と4億7,500万もの従業員が混乱する可能性がある。』との統計が出たという。(以下の記事より)

2030年までに自動化で、多くの人が職を失うというのか。。なんという恐ろしい報告書だ。

最近でも『サンフランシスコでの無人タクシー開始』を書いたし、自動化の風潮はもう止められないのかもな。ということで、予想されるアメリカで『2030年までなくなる仕事』と『生き延びる仕事』を記事から紹介。

BOO
人間の労働力の崩壊の時代がやってくるのか。
生き残る仕事

生き残る.1位『弁護士』


生き残る仕事1位は、なんと『弁護士』

法的分析や裁判の準備は、どんどん自動化されていくが、弁護士の仕事は、人間と関わる仕事で、案件もさまざまで、自動化はかなり難しい仕事のようだ。弁護する案件をデータやアルゴリズムに頼るのは限界があり、弁護士は、交渉の段階で社会的関係を築き、議論を重ねていくことが必要なので、それをAIをするのは現実味がないという。

BOO
ロボットが、人間を弁護し、ジャッジしてくのは、なかなかのSF映画でも難しい気がするな。

生き残る.2位『人事の役割』


次に生き残るのは『人事部』だ。やはり、人と人との関わりあいが必要な仕事は、いくらロボットが発達しても限界があるのかもしれない。人間のビミョーな仕草を読み取ったり、意図を汲み取ったりして、人事部は人を雇ったりしていくのだ。

ただ、人事の書類系の仕事、給与計算や応募者のフィルタリングなどは、AIでもできるのだが、最終的なところは必ず人を挟まなければならない仕事だ。

BOO
人間との関わり合いの仕事は、人間が必須。

生き残る.3位『配管工や電気技師』


前に3Dプリンターで家が作られ始めているという記事を書いたが、『配管や電気工事』は3Dプリンターでは不可能なのだ。建築の部分では、ロボットがレンガを積み上げ、人間とは比べものにならないスピードで作業をこなしていくことになるが、技術をともなう作業は、今の所、ロボットでは限界があるのだ。

BOO
建築関係者は3Dプリンターの登場で、仕事がなくなるかもしれないが、技術を持った人(配管工や電気技師)は、生き残る。

生き残る.4位『ITシステムアナリスト』


『ITシステム』を自動化する方法はできても、そのシムテムが正しいかどうかを確認するためには、人間が分析と管理を行う必要があるのだ。自動化されたシステムが、自分で管理することは絶対許されてはいけない分野なのだそうだ。なので、システムを管理する『システム・アナリスト』のような役割がなくなることはないという。

BOO
速い話が、ドラえもんを修理していた『ミニドラ』は、現代ではあり得ない話だというのか。

生き残る.5位『医療関係者』

医療の手術の分野でもAIが使われ始めていて、人間が手術するより正確性があると聞いたことがあるが、人命を救う面でそう簡単にはロボットだけでの自動化は進められないのだ。AIロボットが人間と協力して機能することができても、必ず人間がいなくてはならない分野だ。

BOO
看護婦さんが、AIロボットだったら落ち込むしなぁ。。。
消滅する仕事

消滅.1位『旅行代理店』


1位に輝いてしまったのは、『旅行代理店』の仕事だ。記事によると、現在もまだ『旅行代理店』が存在していることが不思議なくらい、この業界はすでにオンラインで完結できる仕事なのだという。

今後、旅行業界は、ますます人材を削除していく業界になると言われている。

BOO
というか、コロナでの『旅行業界』の閉店ラッシュは目を見張るくらいすごかった。

消滅.2位『 タクシー運転手』

将来なくなる仕事の2位は『タクシー運転手』だ。

すでに『タクシー運転手』はウーバーに仕事を取られている。そして、今度は『ウーバー』が、サンフラシスコで始まった『自動運転配車サービス』に仕事を奪われてしまうのは、もう時間の問題だということを記事で書いたな。そーいや。

BOO
自動運転が、普及したら『トラックの運転手』も危ういよね。

消滅.3位『店舗レジ係』


もうすでに『セルフレジ』が普及しているが、今後は、完全無人のデジタル店舗の『アマゾンGO』のように、そもそもレジでお会計しなくてもそのまま支払いが済むようなシステムになっていくという。

ただ、個人的に思うのは、アメリカは、人との関わりあいをレジ係に求めていることも多いから、一定の店であえて『レジ係』を使う需要もあると思う。しかし、レジ係と交流がすくない日本の都会のスーパーとかは『完全無人の店』として、すぐに普及しそうな気がする。特にコンビニとか。人手不足だし。

BOO
アメリカよりも日本の都心の方が、完全無人の店が増えそうな気がする。

消滅.4位『ファーストフードの料理人』


そもそも、アメリカでは『ファーストフード』の人手不足がかなり深刻だ。(2020.10現在)

しかも人材費たけーし。ということで、ファーストフードは、今、必死で人間の労働力への依存度を下げようとしているのだ。

既に、注文時にセルフサービス端末にすでに変更されているし、キッチンもロボット技術を利用してハンバーガーをひっくり返したり、サンドイッチを組み立てたりしていく未来は近そうだ。ファーストフードは、作業がマニュアル化されているので、むしろ人間がやらなくてもいい。

BOO
アメリカのファーストフード店には、そもそも店員が少ない。

消滅.5位『法務の管理業務』


第5位に消滅する仕事は、『法務の管理業務』だ。

法務の管理業務とは、書類の作成や契約書の分析という仕事をしているのだが、今後、デジタル化し、人がこなすよりも効率良くできてしまうらしい。

BOO
そう考えると、法務の管理業務だけじゃなくて、書類整理の仕事とかの役所もAIによって自動化できるよな。公務員でも首を切られる時代がくるのか。。

消える仕事と残る仕事の共通点とは?


ということで、消滅する仕事の共通点は、反復性があり、自動化が簡単で、需要が変動的な仕事(客が来たり、来なかったり予想できない仕事)ということだ。

逆に、幼稚園の先生などの人との触れ合いが絶対不可欠な仕事は、行き残るんじゃないかなと思う。

BOO
将来、仕事が消滅しないにしても、AIによる人件費削減で職を失う人はいっぱいいるだろうなぁ。。そんな時こそ『ベーシックインカム』が登場してくれることを期待したい。

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