ポートランドに移住をしてきて、早2年!(2018年現在)
今年は、日本人の人たちが気軽に泊まれるお家『はっちんぐゲストハウスPDX』もオープンさせることができ、おかげさまで本当に素敵な出会いがいっぱいあり、ゲストの方とひっきりなしに住人達とワチャワチャといろんな場所を飛び回ることができました。
そこで今回は、シェハウスの仲間たちとの『ポートランド流暮らし方(ライフスタイル)』を今年1年丸ごとお見せします。(´▽`) '`,、'`,、楽しすぎたなぁ。
4月:春ポートランド日本人シェアハウスOPEN!家具の調達っ。
はっちんぐハウスの目の前のこの通りは、実はとっても綺麗な並木通りなのであーる。桜が満開で新生活にぴったり。無駄に散歩する日々。
シェアメイトたちが引越しで忙しい中、なぜか古着さんで見つけたモロッコ産の『キリム絨毯』を背中に背負って運ぶ空気を読めないBOO。(›´-`‹ )
5月:住人たちが畑を耕し始める。
5月は、家の窓から見える大きな木の葉っぱが、風にゆられて、ゆらゆら。優しい光がキラキラ。住人達とコーヒー片手に、できることならずっと家に引きこもりたいと願う日々。
自然が好きな住人たちが、庭にハーブを育て始める。シソやら、バジルやらトマトやらを植えて、庭の様子を毎朝のように報告するのが日課に。日に日に、何かしら追加で植えられていく。(青ジソ、赤ジソ、バジル、ミント、ミニトマト、長ネギ、パクチー、パセリ、タイバジル、オレガノ、タイム etc..)
そして、庭で育てているハーブを早速使って、住人たちみんなで手作りピザ会。納豆ピザとコーンピザが一番うまいとの結論に。いろんな味を試したくなり、何かとリビングに集まれば、夕食は、みんなで試作ピザ会を挑む日々。
6月:宿泊ゲストの人たちとイベントに出歩く日々
ゲストの人たちと市内に出かけたり、ルームメイトの手料理が美味すぎて悶絶する日々。グリーンいっぱいのポートランド市内。家から車で15分程度。夏のポートランドは、イベントが多いので、シェアハウスに来ているゲストたちと毎日市内にでて遊びまくる日々。
[こちらがなぜかたまり場となったフードトラックとそのおじさん。笑。]
いつの間にやら某フードトラック(もっとこのおじさんフードトラックについて知りたい方は、こちら→ フードカートで働いてみた、その実態とは。』)が待ち合わせ場所に変わり、気づくと友達や住人達とのたまり場になる。しまいには、このフードトラックのおじさんに荷物も預け出して、市内を自由に遊ぶ始末。荷物係のおっさん。ありがとう。お腹がすけば、ここで食べ物が食える近所の駄菓子屋みたいなもんだ。
7月:公園でシェアメイトとお誕生日会をする。
7月は、ゲストや住人達と誕生日会パーティーをしたり、ファーマーズマーケットにあちこち出かけたりする日々。天気絶好調!
徒歩10分くらいの近くのスーパーの屋上。心地が良すぎて、こちらもたまり場なる。絵を描いたり、読書をしたり、女子会をしたり。気づくと誰かしらここにいる。宿泊していたゲストのみんなもお気に入りの場所になる。
ここの屋上でひたすら、どーでもいい馬鹿な話をして笑う日もある。天気がいいとなぜか笑えてくるのはなんでだろう?
ダウンタウンの最大のファーマーズマーケットにゲストのみんなと出かける。新鮮でオーガニックの野菜がずら〜と。ポートランドのファーマーズマーケットは、アメリカ全米でも一二を争うくらい大きくて質もいい。
全米のオーガニックのチョコレートの中で金賞を取ったポートランド産『HONEY MAMA(めっちゃ高級)』のチョコの試食中のシェア住人のキャロさん。テンションがめっちゃ上がってここぞとばかりに食べまくる。
ファーマーズマーケットで買った野菜を使った住人お手製の『マスカルポーネになる前の珍しいブリーチーズ(めっちゃフレッシュ)を使ったラザニア』
こちらは、『オーガニックのキャロットとくるみのスープ』
『リコッタチーズと庭のトマトとわさび味のルッコラ』の前菜。どれもフレッシュ野菜で自然の味がして美味しい。
8月:引き続きやりたい放題の日々。
ダウンタウンのフードトラック近くの公園。ここで用もなくコーヒー片手にしゃべりまくる日々。引き続き天気絶好調!!
宿泊していたゲストさんが『自然農法栽培』に興味があるということで、たまたま友人の知り合いがポートランドで最新の水耕栽培を営むイケメンだったので、一緒にハーブ園にお邪魔した時の様子。思った以上にイケメンすぎて、説明そっちのけでゲストとめっちゃテンションが上がる。
9月:商品作り『ポップアップショップ』出店
9月は紅葉の季節。近所の景色が気持ち良すぎて、スノボーをやり始めてどこに行くにもスノボーを持ち歩く日々シェアメイト。
10月の『pop up shop(ポップアップショップ)』に出店するため大急ぎで作品を完成させる必死の我々。残り、あと三日という中でひたすら作業に打ち込む日々。
ポップアップショップ当日。売れるかドキドキだったけど、作品もたくさん売れて満足の結果に終わってほっ。
10月:住人たちと秋のワインの収穫にいく。
10月は住人たちとワインの収穫やストリッパーに行ったり、ポートランド名産の炭酸ドリンク『Kombucha』を自作してみる日々。
友人の友達のKombucha先生も迎え、みんなで教えてもらいながら家でKombuchaを作るが。。結果は、室内の温度設定が悪かったのか、菌がうまくで育てることができなくて失敗に終わる。。。
ストリッパーに行った様子はこちら『絶品肉も食える!ポートランドの『ストリッパークラブ』に行ってきた話。』
11月:夏に植えたバジルでドライハーブを作ったり、土日は紅葉の綺麗な近くの公園にいくのが日課となる。
11月は、近所の街並みがまっ赤な秋に。幻想的な秋の紅葉は、ポートランドならではであーる。ポートランドは夏より秋が断然おすすめであーるヨ。
夏に植えたハーブで、ドライハーブ作り。紐で縛って、家に吊るしたら可愛いインテリアにもなるのでおすすめ。家中に吊るされたドライハーブを見てこれで、ハーブ系の調味料はもう買わないで済むとニタつく日々。
近所には、住人たち行きつけの紅葉の綺麗な公園ある。湖が広がっていて一人で、読書したり瞑想したりするのにぴったりな秋をたしなめる公園であーる。
12月:『日本人meetup』を開催。
周り一面、紅葉の中、近くで紅葉に染まらないグリーンな木を発見。子供のように意味もなく無駄にはしゃぐBOO。犬のよう。30過ぎてこのままでいいのか。(←自問自答中)
住人達とすっかり定番のただ焼くだけ『野菜グリル会』にハマる日々。ポートランドの野菜はなんでこんなに美味しいのか。丸ごと焼いたキノコでこれだけ感動できるとは!毎日食えるぞ。
いまだに、ピザにもハマり中。上は、『カスタードりんご』と『グラタンポテト』のピザ。これは、いつか売れる日々が来るかもしれないと期待中の住人達。秋にワイン作りを手伝いに行った時にもらった赤ワインと共に。
久しぶりに行った日本人のMEETUP。フードトラックが集まるファイヤープレイス(暖炉)でできるのは、ポートランドだからこそであーる。夜になっても暖か。ビール片手にライトアップの紅葉を楽しめるよ。
ポートランドで学んだ人生を最高に楽しむ方法『自然でスローなライフスタイル』
こうやって振り返るとポートランドは本当に四季を楽しめるなーと。特にうちの近所が自然が本当に素晴らしい。
サンフランシスコから引っ越してきてちょうど2年。ポートランドの暮らしは、自然の中に、都会的な洗練されたおしゃれなカフェがひっそりとあるような。ちょうどいい田舎暮らしをしている中にも何かワクワクするような新しいことが起こるような。そんなのがたくさん混じり合った街。自然と人間の作り出す美しさがうまく調和されている絶妙な境界のようなの町だなぁーと本当に思う。いまだに掴めない本当に不思議な感覚なのである。でもそこがすごくカッコイイ。
夜のポートランド大好きだー!#はちゃめちゃ pic.twitter.com/D04J84TAA4
— Boo@編集長 (@Boo_oooooooo) 2018年9月7日
住んでみてわかったのは、『自分の人生を最高に楽しむ方法を知っている』人たちが多くて、素直にお互いを認め合って何も考えず笑いあえる。そんな小さい頃を思い出すような環境が、ポートランドにはあって、本来の自分に戻っていくような2年間でした。
自然と共に人生を楽しめて、素直に笑いあえることがどれくらい素敵なことなのか。そしてこれ以上、BOOは精神年齢が下がり続けたらどうなるのか。不安は隠せないですが、本当に2018年は、本来の姿に戻れた日々。うちのこの宿泊ハウスで一ヶ月ほど泊まってくれていた女の子が、ずっと勤めていた仕事を辞めた後で、思いっきって来てくれたそうで、
と言い残して日本に戻って行ってくれたのが嬉しかったなぁ。