こんにちは。今日はちょっと息抜き?の話。結構プライベートの話なので、メンバー限定の鍵付きで書こうと思ったが、まー今回はそのまま公開。完全に個人の偏った?偏見と経験談なんでご了承を。。
ポートランドに移住してから、ずっと不思議に思っていたことがある。それは、ポートランドで出会う日本人たちに『真ん中っこが異常に多い』という現象だ。
少子化もあり、今では真ん中っこは、絶滅危惧種なのに、ポートランドで出会う真ん中っこ率は、異常に多すぎる。ということで、なぜポートランドには、真ん中っこが多いのかを考えてみましたぜ。
ポートランドの七不思議!!移住者『真ん中っこ』が集まる理由。
ということで、何故こんなにもポートランドに『真ん中っこ』が集まるのか?
私が一番思うのは、『真ん中っこ』のマイペースで孤独な世界観が、ポートランドに惹かれる何かを持っているんじゃねーかと思う。
そして、ポートランドの街自体も『真ん中っこ』に合わせてできているような街であり、『おひとりさま』として入れるお店が多かったり、ちょっとズレた世界観にのめり込む『頑固な変態性』を持つ人が多かったり、鬱になりそうなポートランドの気候が好きだという『ネクラ性』が真ん中っこたちをさらに魅了する。
そもそもポートランドは、好きか嫌いかはかなり分かれる街で、ポートランドに移住を決めてやってきても嫌になってすぐ撤退する人も多い中、真ん中っこはポートランドになぜかとどまる。ポートランドの街の気候などのネクラパワーが、真ん中っこたちを引き留めているのかもしれないという疑惑がある(←急な発想)
『真ん中っこ』だらけ!!シェアハウスPDXでの生活は??
そんなうちの『ポートランドのシェアハウス』は、真ん中っこだらけだった。宿泊ゲストが時々入れ替わっても、『なぜか真ん中っこが集まる』というナゾの現象は何度も起こっていた。
うちのシェハウスにあつまる人は、ある日突然でポートランドに来ることを思い立ったような単身渡米の人がほとんどだったのだが、そういう突拍子もない行動ができる人は『自由気ままな性格』な真ん中っこの特徴なのか?と思ったりした。
まーそんなわけで、真ん中っこだらけのシェアハウスだったわけだが、結論から言うと『真ん中っこ』の住人たちとの暮らしは、超絶楽ちんだった。特にトラブルもなく、本当に楽しく平和に過ごせた。
シェアハウスで『真ん中っこ』が、超おすすめの理由。
ポートランドでの真ん中っこ同士のシェアハウスは、過去に苦労したシェアハウス運営の時と比べると、住人同士のトラブルもお金のトラブルもなく、楽ちんで『こんなにも平和でいいのか!?!』と思っていた。
シェアハウスは、価値観が違う住人が多くなればなる程、距離が近すぎたり、自分の主張やらで揉めるのは仕方ないので、テラスハウスのような事件が起こったりもぶっちゃけあった。(自分の管理の能力不足というのが一番大きいが。)その苦労があったからこそ、余計に真ん中っこ住人たちの楽チンさが身に染みていた。☭(;´༎ຶД༎ຶ`)☭
今考えると、うちの住人の真ん中っこたちは、小さい頃から鍛えられた『協調性』で周りの人とうまくやれているような大人な人が多かったと思う。ついでに、人が見えていなところでゴミ出しやら掃除を手伝ってくれる人も多かった。
そして、真ん中っこは、子供の頃から『自分だけのもの』ということに慣れていないことが多く、自分が買ったものでも、お菓子とかみんなと分け与えようとする現象が起こるので、間違って誰かに冷蔵庫で何か使われてもあまり怒ったりしない。
ある日、冷蔵庫ものが少ない真ん中っこ男が『俺の唯一のうどんがなくなった。何で食料の少ない俺から取るんだヨォ。。』と寂しそうに嘆いていた。そして、『誰かが間違って食ったんだろ。』程度で諦めも早かったし、結局それをネタにし、笑いに変えていた特殊能力を持っていた。
また、真ん中っこは協調性がありながらも、人とベタベタするのが苦手な人が多く、どんなに仲良くなっても住人たちと付かず離れずというちょうどいい距離感を保っていたように思える。住人同士で仲良くなりすぎると『親しき中にも礼儀あり』なくなる人もいるので、その距離感は本当に大切だったと思う。
いつか爆発する!?『真ん中っこ』の性格の闇。
うちの住人の真ん中っこたちを客観的にみてわかったことは、常に周りに気を使える人が多くて、聞き役の人が多く、自分の話をしない人が多いなと思った。
まー真ん中っこは、小さい頃からあまり親に気にかけられることが少ないので、自分の話なんか聞きたいのか?という疑問が常にあり、つい聞き役に徹してしまうのだと思うが、真ん中っこは、自分の話どころか、主張をあまりしないので、『その本音、直接本人にいわないの?』と言っても『あの人、何を言っても聞く耳を持ってないから、言っても無駄。』という謎の省エネモードと妥協を蓄えていた人が多かった。
ちなみに、何話しても『自分の話ばっかりする会話泥棒のゲスト』に出会った時は、『あのスキル。すげーな』と、真ん中っこどうしで驚きあっていた。
でも、真ん中っこの主張をしないからこその闇の怖さは、私なりに実はかなりビビっていた。日頃意見を言わない人だからこそ、長年の我慢が爆発した時は、何にもなかったかのように『距離を置いてさようなら。二度と修復なんかできない。永久に。』となりそうで、私は内心ドキドキしていた。
なので、住人が本当に我慢している時には、察知できるよう何気ない会話を常に心がけ、真ん中っこ住人たちの優しさを当たり前にしてはならぬ。常に感謝の姿勢を。と心で復唱していた。(今考えると結局、住人たちの優しさに甘えっぱなしだったわけだが。ありがたき住人。(›´-`‹ ))
ひねくれ者の真ん中っこは『ポートランド』に来きたらいい。
聞くと、真ん中っこは海外進出率が高いのだそう。真ん中っこは、小さい頃から『自分でひとりで生きていかないといけない。』と言う謎の使命感がある人が多いので、すでに小さい頃から海外に出るくらいの度胸はあるんかなと。
そして、真ん中っこは、海外に来たら来たで、ひょうひょうと暮らせることができる人種じゃねーかと思おもう。基本ほっとかれて育つので孤独に強く、ホームシックの感情はほぼ皆無。しかも弟やら妹たちのワガママや理不尽な状況にも慣れているので、人への我慢や妥協を必要とするシェアハウスの暮らしも慣れっこだ。
今まで、アメリカに単身渡米し、時にはボロ雑巾扱いされながらも、あまりストレスを感じないで暮らせているのは『自分だけの特殊能力か!?それとも能天気のバカだからか!?』と思っていたが、多くの真ん中っこと出会いで『あ。これは真ん中っこの特性なのかもしれんな。』と感じることが多くなっていた。
ということで、人に気を使いながら、兄弟の中で揉まれて『人生ちゅーのは、理不尽で不平等だな。。。』と疲れ切っている中間管理職のサラリーマンのような人は、海外に出たら今までの苦労が報われるように『嗚呼、、やっとワタシの時代がやってきた!!!!!』という感じになるのかもしれないのでおすすめです。そして、そん中でも『捻くれ者の変わりもの』はポートランドに来たらいい。待ってるぞ。(←謎の応援。)