アメリカ人は、躊躇なく引越する。
家族がいても、子供がいても『来週引っ越すわ!』的と日本人には信じられないくらいのフットワークの軽さでやっちまう。
その軽さだからこそ、いざ引越たもののその場所も嫌になって戻ってきたりする人も多いのだ。
ということで、今日は『アメリカ人が最も早く離れている州』ランキングを紹介する。
1位『オクラホマ州』
出て行く人の割合: 49.8%
堂々の一位に輝いたのは、なんと『オクラホマ州』だ。オクラホマ州にすむ半分ぐらいの人たちが街を出るという州になっているのだ。
オクラホマ州は、生活費も高くないし、相続税もかからず、固定資産税も低い。それが魅力で引っ越してくる人も多いらしいのだが、、ただ生活費の低さがネックなのか、すぐにまた他の週に引っ越してしまう人も多いのだとか。
2位『ニューハンプシャー州』
出て行く人の割合: 47.2%
ニューハンプシャー州は、税金面でかなり優遇されているので、節税にもってこいの州だ。
その上、高齢者の健康分野で第 5 位にランクされていると長寿の州。
しかーし、そんなニューハンプシャー州は、引っ越してみると、生活費が高いという壁にぶち当たる。大都市のように仕事もバンバンあるわけでもないが、なぜか家賃や物価が高い。。そういう感じで引っ越しを余儀なくされる人が多いのも事実。また冬の寒さにやられる人も多いという。
3位『コロラド州』
出て行く人の割合: 46.6%第3位は、意外にもコロラドがランクインしてしまった。毎年、住みやすい街ランキングのトップ常連なのにだ。
コロラドは健康ランキング第 4 位で、住めば健康になれる街。だたし、コロラドで家を買うのはマジで大変ら。特に、デンバーの都市では競争率が激しく家探しではかなり苦労する。
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4位『ワシントン州』
出て行く人の割合: 40.5%
ワシントン州は、のんびりとしたライフスタイルは非常に魅力的だが、生活費が米国平均より約20%高く、生活が高すぎて引っ越しを余儀なくされる人も多いらしい。
5位『オレゴン州』
出て行く人の割合: 34.3%
5位になったのは『オレゴン州』で私の住む街だ。オレゴン州も過去に住みたい街に輝いた街でもある。
オレゴン州は、アウトドアアクティビティが盛んで、コロナ以降、それ目当てに引っ越してきた人も多い。しかし、税金が他の州と比べて高いのだ。ポートランドは消費税がない分、所得税が高いの意味がないことに、徐々に気づいてしまう。
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結論:『住みやすいランキング』はあまり当てにならない。
個人的に思うのは、毎年『住みやすい街ランキング』が発表される訳だが、それで金儲けしている人がいるんじゃねーかと思うほどに当てにならないことに気づいた。
いろんな場所に引っ越してみて思うのは、自分には『呼ばれない土地』と『呼ばれる土地』があって、合う合わないというよりはそれに身をまかせるしかないのかなと思う。
昔、『人をあまり寄せ付けない土地がある。』というのを地元の寺で聞いたことがある。どんなに気候が良かろうが、どんなに発展してようが、どこか人を寄せ付けない街。そんな街があるというのは今になって、なんとなく分かってきた気もするので、『住みやすい街ランキング』よりかは『引っ越してく人が多い街ランキング』の方が参考になるんじゃないかなと思う。