前回、アメリカの最新旅客機『オーバーチュア』の記事を書いたが、次は『電子荷物タグ』が登場するそうだ。
2022年の冬にはフライト変更により、行方がわからなくなったバックが山積みのシーンがニュースで報じていたが、『電子荷物タグ』をつければなくなるのだ。
荷物預け&チェックインが完全無人に!!最新電子タグ『BAGTAG』
アラスカ航空は、2022年11月30日より、『一部のエリート会員』限定で、2,500枚の電子荷物タグを無料で配布開始している。アメリカ航空会社としては初の取り組みということで注目が集まる。
アラスカ航空が配布している『電子荷物タグ』とは、荷物レーンに電子タグ付きの荷物を乗せれば、無人でも荷物を預けれられるというもの。空港で、シール状の荷物タグを発行してもらう手間が省ける仕組みだ。
しかも、電子ペーパーが搭乗便の情報も表示していて、チェックインの作業がすべて完了できる。操作は24時間前からできて、荷物トラッカーの役割もあり、荷物がどこにあるのかも確認できるようだ。
2023年からアラスカ航空の全旅客が利用可能!! 70ドルぐらい
現在のところ、アラスカ航空が『BAGTAG 』を無料配布し、サービスを提供しているのは、エリートステータスメンバーの中で、過去 12 か月以内に旅行した選ばれし客のみだが、来年 2023 年には、一般の人でも購入可能になり、アラスカ航空、ホライゾン エア、スカイウェスト航空が運航するアラスカ航空のすべてのフライトで『BAGTAG 』の利用が可能になる。
空港混雑が解消できる!!空港で過ごす時間を40%削減へ。
アラスカ航空によると、電子荷物タグ を導入することにより、客が空港ロビーで過ごす時間を40%削減できると発表しているが、航空会社としても人員削減や作業の効率の面でメリットしかなくて、今後できることは全て自動化になっていくだろうと思う。
『電子荷物タグ』の使い方のレビューと評価は?
現在、アラスカ航空では限定会員しか『BAGTAG』のシステムを使うことができないが、『BAGTAG』 という電子荷物タグ製品自体はオランダの会社のもので、『BAGTAG』はHPで気軽に購入できる。
アメリカ国外の航空会社では、ルフトハンザ、KLM、中国南方航空がすでに電子荷物タグ技術を使用していて、利用可能でもある。
ちなみに『BAGTAG 』デバイスは、充電したり、電池を交換する必要はなく、デバイスの耐久性もテスト済みとHPに書かれている。