今日は、久々に日本のテレビを見て、『こんなに面白くなかったけ?』とビビりながらにも、1ヶ月以上、日本のTV廃人生活を続けた結果をお伝えしたいと思う。
結論的に、世界のニュースからビビるくらい置き去りにされたが、そのかわりグルメにちょー詳しくなった。そして、興味の対象がなくなり、ネタがなくなり、さらなる暇人化とした。

『世界情勢のニュース』よりも『料理番組』の方が多い日本のテレビ。
日本のテレビで、圧倒的に困ったのは、『謎に食べ物系の番組が多くて、番組の選択肢がすくない』ということだ。
ニュースを見ていたはずが、各局で『同じ内容のニュース』を垂れ流した後、料理番組が始まっていく。バライティーでも、ニュース番組でも、基本的に『どこそこの何が美味しいだとか』で話が終わっていく。私からしたら、レストランの紹介より、もっと詳しくニュースを報道してくれや。と思った。

各局で『ニュース報道が同じすぎる!!』薄っぺらい内容を繰り返し放送している。
日本のニュース番組でショックを受けたのは、報道内容の薄さだった。
滞在中は、ちょうど『アメリカの選挙』をやっていていたのだが、どの局もバカみたいに同じそればっかりを報道していた。しかも、日本だけの報道を信じて、『赤い津波が来ていて、トランプが優勢だと聞いたが?』とアメリカ人に連絡したら、『はぁ?お前は何をトンチンカンなことをいっているのだ?』と世界情勢オンチとされてしまった。

タレントや評論家が『無難な答え』がどーでもいい。
また、日本のニュースの薄っぺらさに拍車をかけていたののが、どうでもいい知識をさらけ出すだけの得体の知れない評論家の存在や、当たり障りのないコメントしか言わないタレントの存在だった。
評論家の日本人特有のふんわりした言い方が、逆に何を言いたいのかわからんくて、イラつきを倍増させた。

『もったいぶりCM』が多すぎる。無駄に話が長い。
普段、youtubeぐらいで、テレビを見ないからか、日本のテレビのもったいぶりCMの挟み方にイライラをした。
『答えはCMのあとで』と言われた瞬間には、もう興味を失っていた。そういうCMの挟み方で、面白かったことがないし、せっかちの私からしたら、CMどころか、タレントのしゃべる場面も本当にカットしてくれくれや。と感じた。

結論:どの局も『同じような内容』で、結果的に無関心になる。
日本のテレビを見続けてわかったことは、びっくりするくらい『世界情勢オンチ』になるということだ。
幸いにも、私にはネットという手段あって、ツイッターやらネットやらで、世界情勢など触れられるし、いろんな意見を聞けるので、日本のテレビだけに執着する必要もない。
しかし、恐ろしいことにネットを扱えない『ばーちゃん』や『かーちゃん』は、日本のテレビだけの薄い報道一本だけを信じ込み、そもそも同じ内容ばかりで、面白くないので無関心にもなっていく。
そして、これからますます、TVの面白くなさに内容が拍車がかかり、『ステマ番組』みたいな局が増えていき、報道としてのTVの役目も需要がなくなっていくんじゃないだろうかという気がした。
