今までカリフォルニアやらポートランドで、シェアハウスを長年運営して来て、アメリカ人に対して未だにカルチャーショックを受けることがある。それは『金銭感覚の違い』だ。今日は、今まで90%確率でアメリカ人たちに『家賃滞納』されて来た私が『アメリカ人の闇』を伝えようと思う。
アメリカ人住人4人中3人に『家賃滞納』されてわかった『貯金ゼロ&借金だらけ』の事実!!
アメリカ人は貯金ゼロの人が多いので、家賃の決まった日が来てもちゃんと払う人は結構稀だ。催促して払ってくれればマシな方だが、催促しても『以下のような言い訳』で払ってくれない。
結局は、貯金ゼロでクレジットの支払いしてしまうと家賃を支払えなくなってしまうのだ。
『家賃滞納』の言い訳-住人マイケルの場合
彼は、レストランで働いていて、モノが多い住人だ。しっかりしてそうな好青年で入居をOKしたものの、やはり家賃が遅れて催促したら、クレジットの支払いがあって待ってくれ。というメッセージがきた。
彼のパターンは払うつもりだが、催促した日にお金がなくて困っている感じだった。まー、家賃払う日この日までにしてねと伝えておいたのだが。。。催促した日に、自分の持っている有り金を全部振り込んで、お金が入り次第、残りの払えなかったお金『$65(日本円で6500円)くらい』をその日にうちに支払ってくれたが、彼は『貯金ゼロ』なのがわかってしまった。もし彼に貯金があれば、家賃の数万円(7−8万)くらいは、余裕で払えるのだよ。
『家賃滞納』の言い訳-住人ニッキの場合
彼女は、先生をやっていて、毎日忙しそうに働いている。ちょっと楽観的な性格で私生活はちょっとだらしないのが気になっていた。案の定『家賃催促』をしたら銀行に金がないので待ってくれメール。そして、病欠気味でいつまでに払ってくれるかは誤魔化される。結構たち悪い。
クレジットカードで『借金生活』でいつもギリギリ。
家賃を払えない理由は、家賃を滞納する彼女たちの支払いはいつも『クレジットカード』で支払っているため、自分がどれくらい使っているのかを把握せずに借金まみれのいつもギリギリの生活をしているのだ。しかも多額の奨学金の借金も払っている人が多い。なので家賃どころか、車が故障したなどの急な出費などは絶対に払えないのだ。ある意味、今日でしか生きていない。
お金がないのに『金遣いが荒い』アメリカ人たち。
お金がないのにアメリカ人たちはよく物を買う。人にもすぐに奢ったり、買い食いはしょっ中だし、Amazonからは毎週のようにモノが届く。日本人のように節約という概念があまりない。
一番個人的に引いたエピソードは、ヤリ友がポートランドに来るから、その彼のために『渡航日、ホテル代』を全部支払ってあげた末、その後私に『彼にお金使いすぎたから家賃今払えない。』と平気でいって来た。お金ないくせに、ヒモのために金使うなやっ!
『奨学金』など借金している額がヤバイ。
アメリカ人の借金で一番多いのが、クレジットカードの支払いもあるが、多額の大学の『奨学金』を支払っている場合が多い。なので、基本はクレジットカードの支払いと奨学金でお金が消えてしまっているようだ。
どんなにお金を持ってそうでも、どんなにいい会社に勤めていても貯金がゼロというアメリカ人の多いのが借金大国アメリカの罠でアール。
アメリカ人は借金当たり前!!『借金大国』は本当だった。
日本人の我々は『借金』してまで物を買いたいくないと思うのだが、アメリカは『クレジット支払い』が多いので借金して買うことにもなんの抵抗もない。そして、家計簿をつけるというマメさも持ち合わせてないためどんどん借金が膨れ上がっていって、本当に払わないといけない毎月の支払い家賃も払えなくなるのだ。
アメリカ人のお金の価値観と日本との違い。
今まで、日本人の住人たちも10人以上いるが、誰1人送れることなく期限通りにしっかり払ってくれた。日本人はアメリカ人より、貯金が多いというのはほんとだと思う。
そして、今まで出会ったアメリカ人の住人4人に3人は『普通にお金が今なくて家賃払えないこと』を恥ずかしめもなく私に伝えてくる。ちなみに唯一しっかり払ってくれたアメリカ人の住人は、職業を転々としていたけど、黒人の綺麗なおねいさんはいつもしっかり家賃を納めてくれたただ1人の住人だったなぁ。今思うとかなり稀な人種だと思った。
まー、これは私の個人的な体験談なので、アメリカ人もしっかりと貯金をしている人がいるかもしれないが、日本人に比べると圧倒的に少なく、三十路過ぎて貯金ゼロの人がいてもあまり驚かなくなってしまったということだ。あー、アメリカ人てそうだよね。って感じになりつつある。