ずっと行きたかった街がある。それはテキサス州にある『オースティン(Austin)』という街だ。
毎年、全米の住みたい街ランキングのトップ3には入っていて、最近では、アップルが第2本社の場所を『オースティン』に選んだのを皮切りに、カリフォルニアにいる金持ちの人たちが『オースティン』に家を買ったり、テック系の企業が続々とオースティンに移転しているという。この6,7年で、凄まじい街の変化しているという街だ。
また、オースティンは雇用が増えてきているが、まだ家賃があまり高くないということで、コロナでリモート勤務になりどこにいても働けるようになった人たちが、家賃が高いニューヨークやサンフランシスコなどの都市から、家賃が安くて住みやすい『オースティン』に移住してくる人が多いそうな。
アメリカ国内旅行者で激混み状態でイザ、フライト!
ワッシの住む街、オレゴン州のポートランド空港から、いざテキサス州『オースティン』に向かう。ポートランド空港に行ってみると、コロナの中で国内旅行者が多くなってるそうで、激混み。コロナでチケット代が安くなっているのと暇を持て余したリモート勤務の人たちがここぞとばかりに旅行に行く。自分も同じなので同族だ。
ポートランド発のオースティンに向かう飛行機の中はギュウギュウだ。飛行機の中は全部満席。
飛行中は、飲み物とスナックを貰って暇なのでバクバク食う。スナックはよく見たら飛行機型のプリッセル。しょっぱいし、喉乾く食い物だった。
飛ぶこと4時間『オースティン』空港に到着っ!
で、オレゴン州ポートランド空港から4時間ほどでテキサス州『オースティン・バーグストロム国際空港』に到着。オースティンは、音楽の街と言われているらしいので、荷物受け取り口にギターがモチーフのアイテム。ちなみに何も考えず、荷物受け取り口にきたが、私は預けていた荷物はなかったワ。( °꒳° )
今回のフライトは立ったの4時間なのに、結構長く感じた。というのも時差があって、オースティンに着くと2時間くらい早く進んでいて、、体の体内時計がこの時点で狂いはじめる。
早速、オースティンの空港をぶらぶらすることに。やっぱりどこの空港も混んでるな。
そして、早速『オースティンのビールが飲みたい。』ということで、オースティン空港の中のバーでビールを飲むことに。
それにしても、このバー儲かりまくりである。一人の店員さんだけで途切れない長い行列をさばいていた。
で、10分くらい並んで、ビールをゲット。名前はわすれたが、オースティンの地ビールだ。
それにしても、このビール1杯15ドル(約1600円くらい)する。たけすぎる。y( º◊º)y
ポートランドは、消費税がないから消費税がかかるのをすっかり忘れていたが、それにしても、オースティンのビール高すぎじゃねーか。。。ポートランドだと、ビール1杯6ドルぐらいなのに。。それにしても、15ドルのビールで行列ができているとは、このバー、、どんだけ儲かってんだ。味は普通だ。
バスで『オースティン』市内へに行ってみる。
オースティンのビールの値段の高さに驚きをかくせないまま、、もしかしたら、物価がハワイより高い、金持ちしかこれない土地に迷い込んでしまったのか。。と思いながら、空港を出てるとすぐにバス停があったのでバスで市内に行くことにする。よ、よかった。バスがあって。。
オースティンの交通機関の便利さはこちらの記事をみてね↓
ほうほう。『Route 20』って言うのが、市内に行くバスのようだ。しかも15分おきに出ている。でバス代が安っ!1回$1.25で、1日乗り放題で$2.50だ。バス代、安すぎやーしませんかね。儲からんだろう。
お!バスがきたきたっ!20ばんっ!これが、オースティン市内に行くバスだっ。
ちょっと不安だったので、市内に行くバスなのか?と聞くと、陽気なこのおっちゃんが『そうだよっ!のりこみなっ!』と笑顔で教えてくれた。このおっちゃんなら、間違えて乗り込んでも好きな場所どこでも連れてってくれそうだ。バス代安いのに。ホロリ。
で、バスの中に乗り込むと、ポートランドのバスの中と瓜二つでビビる。一瞬ポートランドに戻ってきたような気分になる。そして乗り込む人は私以外誰もいない。ディズニーのおっちゃんのバス貸し切り状態だ。ワーイ。
『オースティン』の街並みをぶらぶらしてみる。
で、おっちゃんのバスに揺られること30分、オースティンの市内に到着。着いた瞬間、気温は30度超え。しかもポートランド と違って蒸し暑い。やばい。こんな蒸し暑いとは。汗だくでそのままホテルに直行することにした。
しかし、歩いているとちょっとは慣れてくる。しかし、背中は汗びっしょり。オースティンの人たちは慣れているようで、ふつうに路上でパフォーマンスしたり、涼しい顔してみんなひょうひょうと歩いている。おっちゃんの裸率が高いがな。
ホテルに向かう途中、見つけたフードトラック(屋台)なんか、ポートランドの街並みとそっくりだ。気候以外は。(º﹃º)
オースティン市内には、工事中の建物がいっぱいだった。なるほど、オースティン市内はこれからますます土地代が上がる気がするな。
オースティンの街中で汗だくになりながら思ったことがある。15歩歩けば、レンタル『電動スクーター』にぶち当たる。『電動スクーター』すげー多くね?それが今のところのオースティンの第一印象だ。
こんなにあってどうすんの?(º﹃º) のと思ったが、街中でこのレンタル『電動スクーター』でウロチョロしている人たちをよく見かけるので、ポートランドよりもこの『電動スクーター』普及率は断然高いから、『電動スクーター』ぶち当たるんだろう。
で、ホテルにチェックインすると、もうすでに8時!調べてみると、オースティンのお店は、夜9時ごろに閉まるお店が多いようで、慌てて近くにあったタコス屋さんで飯を食うことに。このタコスのお店は、現地で人気のタコス屋さんみたいだったよ。←ホテルフロントの陽気なお兄ちゃんに聞いた。
ここのお店は、空港と違って、ビールも8ドルくらいでリーズナブルなお店。ほっ。タコスは一個5ドルぐらいだけど、すごい大きい。パンキーなお兄ちゃんのおすすめの『ビーガン用のタコス』と『ビーフタコス』を食う。
このお店の潜入記事はこちらを見てね↓
ちなみに次の日『オースティンの日本食居酒屋』にも行ったよ↓
夜の街並みの『オースティン』をブラついてみる。
腹もいっぱいになったし、外に出てみると、すっかり夜の街。オースティンの街は昼の顔と違って、ライトアップされた綺麗な街が広がっていた。奥に見える建物は『フクロウタワー』と言われる建物がライトアップされてそびえ立っていた。
夜になって気温も下がってきたので、オースティンの夜の街をぶらぶらしてみる。オースティンの街は、私の住む街『ポートランド』と街並みが似ているが、断然、オースティンの街の方がホームレスの人たちが少なく、安全のような気がする。夜ポートランド市内を歩くのはすげー怖いし歩きたくない雰囲気プンプンだが、オースティン市内を夜歩いても全然怖いと感じなかったよ。
市内から、ちょっと外れたところをブラブラ歩いているとチャリ族に出会う。夜の街を楽しむチャリ族だ。多分、この道は夜になると歩行者天国になって、可愛いバーやらお店やらがごちゃごちゃあって、夜遊びにぴったりな通りになるのだ。そして、どことなく夜の風にのって、JAZZの音楽がきこえてくる。ほろ酔いだったら間違いなく、踊り出していたかもしれん。あぶねーあぶねー。
オースティン の町は、緑とビルのライトアップが調合された景色の中に、どことなく聞こえてくる音楽に包まれて、サンフランシスコと違う、ポートランドとも違う、住みやすい町ということはこういうことかな。と思ったりした。湿気がすごいけど。
オースティンの夜の街をぶらついた話はこちら↓
裏技を使ってゲットした川辺の『高級ホテル』に泊まる。
ホテルに帰る途中、ホテルの近くはウォーターフロントといわれる川沿いだったので、ちょっと寄り道で川沿いを散歩。今回たまたま見つけた裏技↓でこんなに立地のいい高級ホテルに泊まれるは。そんなに期待してなかったけど、かなりラッキーだ。ありがたき。エアビーじゃなくてよかったと思う。
ホテルの近くの川を夜ぶらぶら。オースティン市内が見える。すげー綺麗だけど、夜の川って少し怖いな。
翌日、『川沿い』でカフェして散歩しながら、ボートで水遊び。
次の日もクソ暑いので、朝にホテルのプールで泳いだ後に、川の付近を散歩しながら、川辺のカフェに入ってコーヒータイム。川のそばは、結構涼しい。もう動きたくないレベル。
ここの川辺のカフェの話はこちら↓
川辺のウォーターフロントを適当に歩く。木の陰で結構、涼しくて気持ちス。ウォーキングする人とすれ違ったり、リストすれ違ったり、ウサギが私を凝視していたり。
お、ボート置き場を発見!暇なんで乗ってみようじゃないか!泳げないけども。超絶ヒマなんでね。
ボート人生、初乗りでございます。1時間で1人乗りで15ドル、2人乗りで20ドル、3人乗りで$25ドル。全部セーフティージャケットもタダで借れたので、溺れても方向音痴でも心配なしだぜ。
ボートは初乗りだったが、川辺がキラキラ光ってとっても気持ちい。川からオースティンの市内が見渡せる。テキサス州にいるとは思えない光景だ。でも、やっぱり水の上でもクソ暑い。乗って30分くらいでもういいかな感がすごいので帰ることにする。(←飽き性でインドアあるある)
橋の下には、コウモリのイラストが。オースティン名物?『コウモリ』も夜にはここの橋にとまるらしい。昔、家にコウモリが入ってきて,発狂しながらかーちゃんが追い出したことを思い出す。
ボートに乗った詳しい話はこちらの記事で↓
最後にテキサス名物『BBQステーキ』を食う!
その後水辺で遊んで、お腹が空いたので、テキサスといえば、肉っ!ということで、肉を食おうじゃないかということで、近くの本格テキサスバーベキューが食えるレストランに行ってみる。適当に探した店だが、中に入ってみると、お客さんが肉をかぶりついていた。
で注文した、写真の左がポークリブとビーフブリスケット(肩ばら肉)他にもチキンとか部位の肉のバーベキューを選べるよ。で、食べてみると、今まで全く食べたことない味。しかし、アメリカ人からいわせたら、これが本場のバーベキューのお肉らしいのだ。すげー柔らかったが、味は薄味でさっぱりしていて、もっと濃い味期待していたのにガッカシだった。
トイレに行く途中に見つけたお店の中に何気なく飾ってあった写真。アメリカを代表するロック、カントリーやウエスタンの歌手『ジョニー・キャッシュ』や『クリス・クリストファーソン』や『マール・ハガード』が写真に収まっていた。すげぇ。この人たちがここに来たというのか。いったいここは、ただのバーベキューレストランではなさそうだが、謎すぎる。誰か調べて。
この有名BBQお店の記事はこちら↓
『オースティン』は、自然に囲まれた都会的で平和な街だった(湿気がすごいけど。)
てなわけで今回『オースティン』観光で気づいたことは、『オースティン』という街は、テキサス州なのにすげー自然が多く、リベラルな都会的な街だったということだ。ワッシの住むポートランドと似ている雰囲気もたくさんあって、馴染みやすかったなぁ。
オースティンの街がいいなと思ったのは、『人が懐っこくて優しい人が多い』『まちが綺麗で安全』『都会の便利さと自然のバランスがちょうどいい』ということ。ただ、一つだけ気になったのは、『気候が蒸し暑い』&『ポートランドに比べると物価がちょい高め』ということだ。
また、オースティンに住む人々がポートランドよりを上回るくらい幸せそうで、オースティンの方が幸せエネルギーが高い気がしたな。ワタシの住むポートランドも安全だと言われるが、最近特に『若い人の怒りのエネルギー』を感じることが度々あるので、それに比べると、オースティン市内はなんか綺麗だし、平和でいいなぁ。と思うことが度々あった。
『オースティン旅行』でビビったことをまとめた記事は↓