最近、AIの進歩が人間の想定をはるかに超えてしまい、制御不能になりつつあるとしてAIの開発者たち一旦止めるよう声をあげた。というニュースはアメリカで大きな話題になった。
個人的に、SF映画のような展開にかなりドキドキしているので、世界を動かしたテック技術者たちが『AI』についてどう思っているかをインタビューから集めてみよう。
アップルの生みの親『ウォズニアック』がインタビューで語るAIの危険性。
アップルコンピューター技術の生みの親で第一人者として知られる『ウォズニアック』がAIについてニュースで語っていた。
最新のAI技術を開発を進めていた技術者(ウォズニアックもその一人)たちが今『AIの開発をやめろ』と言っていいるがどういうこと?とインタビューワーが聞くと、
イーロンをディスる!!『殺人AIを見たければ、テスラを買えばいい』という恐怖ワード。
さらにウォズニアックは、イーロンマスク(テスラ創業者)をディスっている。
うーん。ここまで言ってのけるとは。。ウォズニアックはイーロンマスクがどんなふうに開発を進めているか知っているようなディスリようだ。金ばかり集めて先を急ぐイーロンマスクは嘘ばっかり。という感じにも取れる。
AIの生みの親が『制御不可能なヤバい状態』に異例の警告。
アメリカで知る人ぞ知る、AI人工知能技術の生みの親『ゴッドファーザー』と知られているジェフリー・ヒントンが、今のAI開発の恐ろしさを語るためにグーグルの仕事を辞めたことが話題になった。
インタビューを見てみると、AIは核爆弾のよう人類にとって脅威となる危険性を持っているのにも関わらず、今のところ解決策が見つけられないまま開発だけが進められる。ということに警告を出しているようだ。
開発者に秩序がなければ『殺人テック』が生み出される日も近いだろう。
日本で『宮崎駿が、CG技術を見せた川上さんを叱った』という動画がよく出回っているが、今ならそのヤバさがわかる気がする。開発技術の進歩だけに夢中になって、本来人間が忘れてはいけない理念が置き去りになっていることを宮崎駿は懸念していたんじゃないかと。
宮崎駿は過去に『人工知能というものをもてはやすと、やっぱり馬鹿げた事が起こるんだなって。川上さんみたいにアナーキー(無秩序)な人は歯止めを持っていないんだ。』と警告をしていた。
今回のAIの生みの親が警告する内容もまさにこれと同じで、開発だけに気を取られ無秩序のまま進められていくことの恐ろしさを第一人者の開発者たちは強く感じているんだと思う。
人を助けるロボットを作るか、殺人ロボットが作るかは、開発者の技術力じゃなくて人間力にかかっているんじゃないかと思う。