私も気付けば『アラフォー』。アメリカで言うと1985年生まれのミレニアル世代(Generation Y)だ。
日本に帰った時、Z世代の姪っ子に金遣いの荒さを注意したところ『考え方が違うのよ!価値観押し付けないで!』と逆ギレされことがトラウマになるくらい、今の若者Z世代とは考え方が違うんかなぁと思う。ただの若気の至りというのもあるが。辛いわー。
しかし、彼女らがこれからの次の時代を作っていくことは事実であり、彼らを知るからこそ、未来の風潮が読めるかもしれん。ということで今日は『z世代のアメリカの若者の特徴』を発表。
Z世代と言えば、マーケティングの中では最重要ターゲットでもあると言う話もあるしな。
アメリカのz世代とは『1990年代半ば生まれ』の25歳以下の若者。
アメリカのZ世代とは、1990年代中から2010年ごろに生まれた世代で、25歳以下の若者ことを指す。
この世代、生まれた時からネットが普及しているという初の注目すべき世代でもあり、『デジタルネイティブ世代』と言われる世代でもある。
1.アメリカのZ世代若者は『環境意識が高い。』
アメリカの若者Z世代は、環境意識が特に高い世代だというのは有名だ。
一説によると、Z世代は気候変動を意識して育ったため『持続可能性』『倫理』『動物福祉』などを考えて商品を購入する傾向にあるという。調べではアメリカの若者Z世代の72% が、社会的活動に貢献している企業から購入する可能性が高いとされる。
環境に配慮した商品が、若者Z世代に特に人気なのである。
2.アルコールをあまり飲まない。
最近、アメリカで『ノンアルコールバー』という店が流行り始めているという記事を書いたが、それもそのはず若い人たちがアルコールを飲まなくなった風潮があるからだ。
今の時代、アルコールの他に楽しむ方法がたくさんあるアルコールを別に飲まなくてもいい。という若者が多くなっているのだ。
調べによると、Z世代は、ミレニアル世代よりも一人当たりのアルコール摂取量が約20パーセント少ないという。
3.不安定になりやすく、精神的に弱い。
Z世代は、他の世代よりも不安を感じている人が多いという。
ミレニアル世代は好況の中で育ち、Z世代は不況の中で育ったという理由だというが、個人的には関係あるのか?と疑問だ。
昔は、ブラック企業の社長にしごかれたり、暴言を吐かれたり、先生に理不尽なことをされてきたり、ちょー不平等な中で泣きながら、カサブタが剥がれるたびに強くなるという感じがあったが、今はブラックな環境が改善しつつあるので、傷つく免疫がなく繊細になってきてる気もする。
それは個人的にはすごいいいことだと思うし、世代なんだろうなぁと思う。ある意味、強くなるということは痛みに鈍感になることでもあるからなぁ。
4.コミニケーションスキルが低すぎる。
Z世代は、他の世代に比べてコミュニケーションスキルがかなり低い。と嘆く上司が多いそうだ。
これは集団よりも個人への時代のつつあるのか。昔のように集団スキルがなくても、リモートワークやらフリーランスで一人で仕事ができる仕事も増えてきたからかもしれない。
確かに、若い世代を見ていると控えめな人が多くて、集団でわちゃわちゃというより、自分で勝手に何かやってる方が好きという人の方が多いのかもな。
5.異常に旅が好き。
アメリカのZ世代若者は、金がない癖にとにかく旅行をしているのだ。
Z世代の習慣が旅行業界を破壊すると言われている程、Z世代が求める旅行も他の世代とは違っているらしい。Z 世代は、旅行の質に重点を置き、柔軟なスケジュールを好み、決まったガチガチに固められている代理店の旅行を使わないというのだ。
6.起業家精神が高い。
今のZ世代の若者は、消極的なのか?と思いきや、アメリカのZ世代は、我々ミレニアル世代よりも起業家精神が高い傾向にあるという調べが出てきている。
今の時代、気軽に起業できる風潮になり、会社に頼らず自分の力で金を稼げることが身近になったからかもしれない。
アメリカはもともと起業家精神が高いが、アメリカのZ生代の若者はさらに起業家精神が高いのが驚きであるが、すごく期待したい。
アメリカの若者Z世代は『デジタルヒッピー』だった。
調べていくうちに、これは『デジタルヒッピー時代』の再到来なのかもしれないということに気づいた。
ベジタリアンでエコな生活を好み、自由に旅を楽しむ。酒よりもマリファナだ。今のアメリカのZ世代は、ピッピー思考と通じるものがある。
昔のヒッピーたちが時代の最先すぎたのか?それとも今の時代が古き時代へと逆行しているのか?それは誰にもわからないが、モノが発達する中で、人間の価値観や文化などは、また古き時代へと向かっているのかもしれない。