最近、『観光行ったけど、アメリカが地獄だった。』というTwitterをいくつか見かけた。
コロナ以降、アメリカの治安が悪くなり街にドラック中読者やらゴミとかゾンビとか💩が色々とウヨウヨ状態。という声がある。
確かにコロナ以降治安は悪くなっているが、Twitterを見る限り、私は一体『どんな地獄に住んでいると思われているんだろう?』という逆に心配になってきた。
『アメリカの地獄化がやばい!!』という声。
梅宮アンナがあれだけ好きなアメリカが悲惨な状況に変わってしまった。という心情を書いていたのがツイッターで取り上げられていた。
梅宮アンナ曰く、LAやサンフランシスコの街がゴミとジャンキーに街で、車上荒らしもやばかったという。
コロナ以降、特に『サンフランシスコの市内がヤバい!』と言っているのは梅宮アンナだけではなく、サンフランシスコの治安は悪化しているのは紛れもない事実のようだ。
アメリカ🇺🇸しっかりしてくれよ。
「梅宮アンナ、50日滞在してわかった「大好きだったアメリカ」の悲惨な現状。育児にベストな国ってどこなんでしょうね」https://t.co/BbuGWKj8uy pic.twitter.com/Q7vEDi54fg
— コート (@court_ossan_bot) October 15, 2023
コロナ以降、都心の一部が地獄化しているのは事実。
過去に私もポートランドの市内の治安がやばくなっているという記事も書いた。
しかし、地獄化は一部の都心だけで、アメリカ全土がやばいと誤解されちゃっているのでモヤつくところでもある。最近『戦争になったら帰って来るんだよ!』と戦地に行くかのように送り出された記憶が蘇る。
観光客が見る『サンフランシスコの治安』は衝撃に違いない。
まー確かに、アメリカは日本に比べるとかなり治安が悪いし、日本の治安が普通だと思うとかなり衝撃だと思う。
アメリカの都心部には、必ずホームレスやドラック中毒者はウヨウヨいるし。それはコロナ前でも普通の光景なので、そこまで大きく治安が変わったとも思えない。
治安が悪くなった街としてポートランド市内も取り上げられたが、『天国から地獄に変わった』という感じよりは『都心部のゾンビが更に増加』という感覚に近いかもしれん。
ちなみに最近は、治安の悪い市内より郊外の方が不動産が高くなり、私の近所では謎の郊外バブルが起こりつつある。
都心の一部が地獄なだけで『郊外はそこまで変わってない。』
結局、今私はTwitterで言われるような地獄のアメリカに住んでいるのか?と聞かれたらNOである。とばーちゃんに強く言いたいし、モヤついている原因も過剰に心配されていることなんじゃないかと思う。
確かに、都心部の治安は悪くなったのは感じるが、だからといっても私の住む郊外(市内から車で15分)は別にコロナ前とあまり変わらない光景が広がっていて、秋になれば紅葉になり天気のいい日は鼻歌を歌いながら一人でウロウロしている。
結論:『自分の目で見るしかない。』
『うちの近所は紅葉がキレイだよ。』言いつつも、道にはホームレスの人が爆睡しているのもアメリカだ。
情報発信している身としてこんなことを言うのもアレだが、人の言葉には主観が入るし、一部だけを見ていてアメリカ全体と決めつけるのもなんか違う気がする。
綺麗なところだけを取り上げることも、闇だけを取り上げることもできるからこそ、どちらか一方の側面だけで、決めつけられないのはどの国も同じだよなと思う。
また、地獄だけの面を見て、その国を地獄と決めつけてしまうのも簡単だけど、自分で経験してみないとわからないこともいっぱいある。だから、人の言葉に惑わされないで『自分の感性で確かめてみる』と言うことも自分の人生の可能性を広げるということなんじゃねと思う。
『人の言葉でわかった気になるのが一番よくない。』と言い聞かせながらSNSをやっているが、なかなか難しいよなぁと思う。出不精だし。心配性だし。
でも、SNSの声だけ信じていたら、体験するべき自分の可能性を失っていることにもなるのが一番怖いところじゃないかと思うのだ。