最近、超オタクな友人が運営しているらしい『ゲームショー in ポートランド』に行ってきました。
彼はゲームショーの準備をするために1週間会社を休んだという筋金入りのオタクである。しかもゲーム好きに関係なく、私を含めた友人たちにタダ券を配りまくっていた。
しかしこのチケット、、なんと1日券で65ドルもするということが判明したので潜入することに。
『いざ、潜入!!』人が並んでいるじゃないか。
ぶっちゃけ、こんな高額な『ゲームショー』なんか誰が行くんだ?と行ってみたら、入り口から人が並んでいてビックリだった。
会場に入ってみると、コスプレをしている人も結構いて『あ、これはマジなやつだ。』と一瞬で悟り、私も一生懸命ゲーム好きになろうと頑張ることにした。
昔のゲームを遊びまくるおっさんたちの光景が。。
会場の中には珍しい古いゲーム機がやり放題で私と同年齢くらいだろうおっさんたちが夢中になっていた。私はというと、コントロールがベタベタしていて触れずにいた。うーん。。手が硬直して触れない。
他にもアメリカの卓上ゲームとか日本のゲームが置いてあって、一緒に来た友人の2人は隠れオタクだったらしくマジで浮かれていて、勝手にどっかに行ってしまった。
私は、一人時間を持て余してしまったので、誰かがやっている後ろからマリオのゲームを凝視していた。
マリオのゲームを眺めていた後に、奇跡のマリオのコラボの瞬間を目撃してしまった。しかも、マリオ兄弟は悪の仲間入りしてグレたんじゃねーか心配するレベルのパンキーさが気になった。ルイジは目ん玉持ってたし。
意味もなく並んでみる。
開始30分で暇になってしまったので、ワケもわからず行列に並んでみることにした。
行列の先には、『日本のゲーム』が買えるお店があった。これに私も『懐かひー。』と心躍る。歳がバレるじゃねーかと思うが、このパッケージに見覚えがある人は結構いるんじゃないだろうか。
やっぱり任天堂はアメリカでも一番人気だ。近くには任天堂の原画ブースがあってすげー賑わっていた。
裏を除くと『深山尚』という名前があった。
なんか、急に返し忘れた気分になって『早く持ち主に返したい。』という気分になったので、『あ!これ俺のだ!!』という人がいたらメッセージを送ってください。買ってはないけど、代わりにコーヒー豆を送ります。
さらにびっくりしたのが、昔懐かしゲームボーイが倍近くの値段で売られていた。うちにもあったけど、もー捨てたよなぁ。。カーちゃんが。。いや!家のどっかにあるはずだ!!思い出すんだ!!
驚きを隠せないまま、『うちのゲームボーイ、、マジで家のどっかにあるんじゃねーか』考えながらウロウロしていると、『これ、俺が作ったんだよ!』という胡散臭いお兄さんに声をかけられた。
『(嘘つくなよ。私でも売り物だってわかるわ!!)』と心の中で思いながら愛想良くしていると、色々説明してくれた。私は『実家のゲームボーイの置き場所』に気を取られてそれどころではなかったが、要するに『日本とアメリカのソフト』を同時に使えるようにしたゲーム機だという。
日本のUFOキャッチャー『ふざけたピクルス』にハマる。
次にウロウロと上の空で向かったのは『日本のUFOキャッチャーコーナー』だ。
この『ふざけたピクルス』が無性に欲しくなった所で、見かねた店のおにーちゃんが1回タダのカードをくれた。
しかし、札を入れるところにカードを入れようとして、周りのオタクたちに『違う!!そこじゃないよっ!!!』と慌てて止めてくれた。実にいい奴たちだ。
ちなみに、ふざけたピクルスは取れずに『ケロケロケロッピ』を残念賞でもらえることになった。
ゲームの実況中継でアウェイになる。
奥の方に行くと、さらに熱気で包まれた『ゲームの実況中継ゾーン』があって、テトリスのゲームを対戦していたのだが全く面白さが分からず、前に座っていた女性2たりの会話の方をずっと聞いていた。
日本のゲームオタクが集まるイベントで3日間過ごす。
ぶっちゃけ、私は3日間入れるチケットをもらっていたのだが、1時間で飽きてしまっていた。
ちなみに友人2人は、最初『ゲームショーなんか興味ねー』とか言いながらグダグダ来てたのだが、ハマりにハマったらしくて、ゲームショーの3日間、朝から夜まで入り浸っていたらしい。
わかるのはアメリカ人たちが日本人以上にゲーム熱がすごいし、任天堂が凄すぎる。ということだけだ。
なんか、日本のものが世界で受け入れてるの見ると嬉しくなっちゃうなと思うし、ここでラーメン屋をブースで開いたらかなり受けるんじゃねーかと一人で金儲けを企んでしまったが、結構コアなイベントすぎて、今はオタク以外にしか知られていないところがポテンシャルを感じる。