アメリカ都心部に住んでいると，多国籍の食べ物が多いので、なかなか『アメリカの料理』を食う機会がない。ということで、わざわざ『ミズーリ州』の田舎に行って、普段、現地の人たちが食べている『Theアメリカな食べ物』を食いまくってきたので、私、馬鹿舌が評価してみまっせ。
BOO
バカ舌が『アメリカ田舎（中西部）』の料理をくいまくる。
アメリカ人の夕食の定番『食べ放題ピザの店』
最初に連れてこられたのは、『ピザ』のバッフェのお店だ。やっぱり、アメリカ人といえば『ピザ』だ。それも、イタリア人も驚くレベルに『アメリカナイズされたピザ』なので、もはや伝統料理といってもいいかもしれない。
この店は、一人15ドルくらいで食い放題。カウンターに並べられた好きなピザを取りまくれる。しかも無制限だ。
BOO
アメリカ人向けに進化を遂げたピザが並んでいる。。
ということで、好きなピザとってみることにするが、『マカロニチーズピザ』とか変わり種のバリエーションがある。
BOO
変わり種多いが、なんか美味そうだ。
私が選んだのは、『ほうれん草のピザと』『パイナップルとハムのピザ』だ。私の好きな薄い生地で、見た目と違ってあっさりで食べやすくて、めちゃくちゃ美味かった。これなら何枚でも食える。
BOO
あれ？いつも食っているピザと違って美味いぞ。と考えを改め始めるぐらい美味かった。
こちらは、変わり種の『シナモンメープルピザ』デザート感覚だろうか？結構美味い。現地の人もいっぱいいて、アメリカの高校生とか1日ここでタムロするに絶好の場所じゃないか。ゲーム機があるし。
と言うことで、1日目にくった田舎料理は『薄生地ピザ』でかなり美味かった。これは窯焼きピザレベル。
BOO
毎日食ってもいいくらい美味かったし、安かったし、種類が多くて飽きない。
この店は『cicis pizza』というチェーン店だが、主に南部やら中西部くらいでしか展開していない。田舎に行った時に寄ってほしいと思う。アメリカのピザの評価が変わる。
cicis pizza
現地の人が通う『老舗のフライドチキン』
BOO
ここは、現地の人しかわからんような、くっそ田舎にぽつんとある。
店内は、ほぼ満室。こんな田舎でどこから人がやってくるのだ？と言うレベルの賑わい。
BOO
店員さんが、かなり忙しそうに動きまくっていた。
サイドメニューの『フライドオニオン』
普通の『フライドオニオン』に比べると、細かく薄く切ってありカリカリ度が増している。
BOO
この『オニオンリング』うっめー！！
アメリカ田舎料理といえばの『コースロー』と『マッシュポテト』
シンプルながらに、かなり美味しかった。やっぱり、田舎でアメリカ料理は一味違って、うめーな。
BOO
今まで食ってきた『コースロー』『マッシュポテト』とは全く別物で、一番美味かった。
これは、見た目からして無いだろう。と思って食ってみると、普通よりも美味かったが、アメリカのパスタはやっぱりブヨブヨがデフォルトのようだ。私の中でこのスパゲッティはナシだな。
BOO
でた！アメリカ名物『茹ですぎスパゲッティー』
で、メインのチキンが到着。でかいし、この量で5ドルぐらいとは安すぎる。
BOO
田舎はなんでも安いな。特に肉。
食ってみると、これが絶品だった。外はカリカリで中はジューシー。アメリカのチキンは『パサパサ』という概念が覆された。味付けも程よくスパイシーで美味かった。アメリカKFCの１００倍美味い。
BOO
これが田舎料理の実力か。私も太りそうだ。
カンザスシティーのちょうど堺にあるこのお店。周りには畑しかないが、暇でチキン好きなら行ってみる価値はある。余談によるとこの店は、1934年に創業。なんと88年も変わらず、お袋の味を受け継ぐお店だった。
Chicken Annie's
田舎料理といえば『BBQ』人気のレストラン
で、最終日にやってきたのは、『アメリカンBBQ』が食べられると評判のお店。
BOO
アメリカ田舎料理といえば『BBQ』でしかない！
友人が頼んだこちらの『ナマズのフライ』のプレートだ。なんだか、主役が目立つ隙もないほど、脇役たちで混み合っている。脇役たちで腹一杯になりそうな一皿だ。
BOO
この一皿に、アメリカの田舎料理すべてが詰まっている。
日本では馴染みのない『ナマズのフライ』は、アメリカの田舎ではよく食べられる名物だ。味はと言うと、白身よりも水っぽいかんじ。友人はバクバク食っていた。
BOO
個人的に、『ナマズ独特』の匂いのかび臭さが苦手。
サイドについてきた『フライドオクラ』だ。これもアメリカの田舎を代表する料理。
BOO
フライドオクラ、普通に美味い。
で、こちらが私が頼んだ『チキンとポーク』のプレート。『焼きとうもろこし』と『グレービービスケット』がサイドでついてきた。
BOO
チキンが、フアフアでめちゃくちゃ美味い。
このソースをつけて食べるだが、個人的には『焼肉のタレ』をつけて食いたかった。
ここのお店は、田舎料理を一気に食べれるのでおすすめ。現地の人はスペシャルな日に来るそうだ。
Red Hot & Blue
現地の人の憩い場『アイスクリーム』
BBQのプレートを食べた後、私は『腹がパツパツ』なのにも関わらず、アメリカ人たちはデザートを食いたいと言い出し寄った店が『アイスクリームショップ』
BOO
嗚呼、嫌な予感しかしねぇ。
で、『BOO！ここはMaltを頼むべきだよ！』と言われたので、言われるがままに頼んだら普通に『チョコレートミルクシェイク』ぽいものが来た。味はクッソ甘いし、普通の日本人なら全部は絶対に飲み干せんレベル。
ちなみに『Malt(モルト)』とは、アメリカの田舎で飲まれる『シェイク』みたいなもんだ。
BOO
しまった。うっかり日本感覚でMサイズを頼んでしまったら、普通にLサイズの量が来た。しかもクソ甘ぇ。
結論『アメリカ中西部の田舎料理』はレベルが高かった。
ということで、今回、現地の人行きつけの店に連れて行ってもらったのだが、かなり美味いものを食っていることが判明した。しかもかなり安く。
アメリカ料理は『まずい』と言われがちだが、都心の観光地で食うボッタクリ飯はまずいんだが、田舎のアメリカ人たちが通う店は本当に美味いものが多い。特にチキンとか。肉が絶品。
BOO
アメリカの田舎で美味いものを食うには、畑しかねー場所にひっそりと展開するチェーン店やらローカルの店に行ったら結構美味いものが食える。
今だに、田舎で展開する『CICISピザ屋（最初の店）』ポートランドにも来てくれねーかな。と思う反面、私がピザやフライド嫌いになったのは、アメリカ都心部で展開する『ドミノピザ』とか『ピザハット』やら『KFC』が不味すぎたのだ。と今更ながらに気づいた。
