ずっと気になっていた謎の物体。
それが、トレジョの隅にあった『ポレンタ』だ。ずっと居座り続ける商品自体がトレジョでは稀な存在なのに、このポレンタだけは、もう10年くらいトレジョで、確固たるポジションを構えているかなりの大御所だ。
『この大御所、そこそこ美味いに違いない。』ということで、食の保守派が決死の思いでレポしようと思う。
謎のポレンタは本当にまずいのか検証。
この『ポレンタ』という食い物は、コーンミールをグダグダにして固めたイタリアの食べ物らしい。サイドのジャガイモ的な感覚で食いもんで、アメリカ人なら、ポレンタ食ったことがある人が多い。
原料は、コーミールと水ぐらいだ。味つけは、塩のみ。
陽気に登場!!『ポレンタ』
皮というパッケージを剥くと、ポレンタが陽気に顔を出した。
断面図はこちら。切っても陽気さは変わらず。コーンミールの粒々とプリプリの肌質。
ちょっと気に触るので『スライス』
イタリア人のポレンタ、若干ウザくなってきたところで、切断。
ここでちょっと食ってみようと、食ったらそーとー不味かった。
『ポレンタ』焼いてみる。
オリーブオイルを敷きまして、プライパンにイン。油がくそはねる。
『溶けてしまっている。。』
ポレンタ、油を撒きしらした後、油に溶けて、心配増加。『おい、おい、大丈夫か?お前たち、ちゃんと生き残れるのか?』と心の中は気が気ではなかった。
結論:ポレンタは『ただのコーンミールの塊。』
なんとか、ポレンタたちは生き残ったので、フライ『ポレンタ』を試食することができた。
奴らは、見た目どうり『コーンミールを固めた味(薄味)』でしかなかった。慌ててチーズという助っ人を乗っけて食ったが、全然うまくコラボしようとしてくれなかったし。変なボソボソ食感も好きではない。目をつぶれば、ジャガイモという気質もあるが、、それならジャガイモでいい。
ジャガイモ並みに協調性があり、周りを助けてくれるサイドとして期待してたのに、周りを盛り上げようともせずに地味に手がかかるやつでしかなかった。こーいう、かまってちゃんが飲み会にいると、周りは本当に気を使う。
私の登場のさせ方が間違っていたのかもれんが、彼らの片割れの残りの半分はきっと一生冷蔵庫で待機することになるだろう。