かつて、ポートランドは『全米一、住みやすい街』に選ばれ、観光客で賑わう活気あるイケてる場所だった。そう。コロナ前までは。
今では、すっかり『薬中のホームレスが事件を起こしただの。』『市長がホームレス問題をどーするか?』のニュースばかり放送されていて、観光客がすっかり減ってしまった現状がある。
今日は、『薬物中毒者の天国の街』として有名になりつつあるポートランドがかつての栄光を取り戻せるのか考えてみようじゃないか。

ポートランドは、コロナ以降、シェルターを増やしたりとホームレス問題には本腰を入れて取り掛かってるようだが、ぶっちゃけ、あまり成果につながっていない。
そもそも、ホームレスの人は、薬物がやりたくてホームレスになっている人が多いので、厳しいシェルターなんかには入らない。シェルターを増やしたところで、根本的な解決になっていないという話だ。
また、数年前からポートランド(オレゴン州)は、アメリカ初の『ハードドラック』の非犯罪化というものをやり、予想どおり、依存症の危機は改善されるどころか、さらに悪化した。

Multiple buildings that were currently under construction burn to the ground in NE Portland early this morning. Construction sites are regular targets of thefts and fires for homeless individuals. https://t.co/Z8eTuvhs0B
— PDX Real (@PDXReal1) May 18, 2023
妄想ガチな市長!!『無駄な高級ホテル』が強行突破。
ポートランド市内には、何件もの『フードトラック(屋台)』が立ち並ぶ有名なエリアがあった。そこは、現地の人や観光客で賑わいを見せていたのだが、2020年の直前後ごろに高級ホテル『ザ・リッツ・カールトン』が立つことになり、そこにあったフードトラックは、立ち退きすることになった。
以前記事にした、その場所にあった『フードトラック』のおっさんの一日↓
https://hatchstudioinc.com/archives/20816
最後まで、現地人は、『高級ホテルなんかいらない!! 昔から親しまれているフードトラックを守るべきだ!』という声の方が圧倒的だったのだが、『ザ・リッツ・カールトン』という力に負けて、2020年に惜しくも無くなっていた。
そして今、かつて賑わっていたそこの屋台エリア周辺は、治安の悪化でテナントの空室率に苦労している。その中で、強行突破な場違いなリッツホテルは、一泊何十万とのことで、誰が泊まるんだろうか??という声が多いのだ。立ち退きさせた『屋台の呪い』とでも言おう。

『リッツホテル』は、ポートランドの復活に期待をかけているようだが、現地の人は、完全に冷ややかな声で、ポートランドに住む人たちは、NYとかLAのようなビルが立ち並ぶ高級な感じは求めていないのが『リッツホテル』には届かんらしい。

↓ポートランド住民の冷ややかな声。
The mayor really thinks that once this 5-star Ritz-Carlton hotel opens, it will solve all of downtown Portland’s problems & everyone will want to come back. How delusional. pic.twitter.com/w4g9eg11Ii
— Friedrich ☭ (@FriedrichE49) October 4, 2022
Most of the interesting & affordable places to visit in downtown Portland were plowed under by greedhead developers (including a popular food cart court leveled for a Ritz/Carlton) who demanded that the streets be so aggressively policed that no one feels comfortable walking them https://t.co/bRxyK1F7nA
— Jeffrey St. Clair, CounterPunch (@JeffreyStClair3) February 16, 2022
Went downtown as I do every couple of weeks. That stupid Ritz-Carlton bldg that put dozens of food-cart vendors out of business is still under construction. That did a lot more to kill Portland than protests.
— Lisa Wright (she/her) (@writingweb) February 10, 2021
何度も破られる窓!!セキュリティー上の問題で閉店。
ポートランドでは、儲かっていたのにもかからわらず、安全上の都合で、閉店を余儀なくされた店も多い。人気があっても、泣く泣く安全上の理由から閉店せざるおえない状況というのが、今のポートランド市内のヤバさを表しているんだろう。

ポートランドは引っ越して出て行く人が多い町。
住みやすい街として選ばれたが、元々ポートランドは、前も書いたように住みにくい街なのだろうと思う。
https://hatchstudioinc.com/archives/23786
メディアの過大評価が一人歩きし、良いところばかり取り上げられたのだが『ポートランド』という街に、夢を抱きながら、サンフランシスコから移住を決めて引っ越してきて3ヶ月も経たないうちに、戻ったシェアメイトもいるし、私も何度もポートランドの厳しい洗礼を受け何度も嫌気がさした。
少なくとも、NYとかLAとかの大都市にあるような夢と希望の町ではないということだけは言っておきたいし、そもそも『住みたい町NO.1』に選ばれたのが間違いで、元のポートランドに戻っただけの気がする。

もう、ダウンタウンは前のようには戻らないと言われる。
現在も、夢見がちなポートランド市長が『なんとかコロナ前の栄えていたポートランドに戻したい。』と希望を抱いているようだが、人によっては、ポートランド市内が前のような活気を取り戻るのも10年ぐらいはかかるだろう。という人もいる。
個人的には、そもそも『住やすい町』というのが間違いで、ポートランドは地味な町で、頭がおかしい薬中のホームレス達となんとか折り合いをつけて、お互い頭のおかしいことを地味にコチョコチョやっているのが魅力の町なんだと思う。
