今の大学生が11年後に就くであろう仕事の85% は、まだ発明されていないという。
これはアメリカの新たなトレンドと社会の影響を研究している団体『 Institute For The Future (IFTF) 』というが叩き出した数字だ。
2030年、私たちは、人工アシスタント(AI)がほぼすべてのタスクやってくれる世界に住んでいる可能性が高く、今までのスキルが通用しなくなる恐れもある。
ということで、以下のサイトが発表している『未来の職業』を発表しよう。実際は、もうすでに募集もかけている大手企業もあるので未来ともいえなくなっているかも。
1. 人工知能の親玉!!『AI倫理学者(AI Ethicist)』
現在採用中: Microsoft、Apple、Google
『AI倫理学者』とは、工知能の設計と結果について助言する人だ。
ざっくりいえば、人工知能が暴走しないように設計する人のことで、いわば『AIの知能の教育者』か、親玉。
ハーバード大学の発表では、AIがより大きな意思決定の役割を担うようになるにつれて、倫理的な懸念が高まっていき、これから『AI倫理学者』が需要が問われ始めるだろうとのことだ。
また、最近ではグーグルが、倫理的AI(人工知能)の研究チームのリーダーを解雇したというニュースもあったし、去年12月にも有名なAI倫理学者『ティムニット・ゲブル』の解雇で話題になっていた。
2. ITに強いメカおじさん!!『自動運転車のメカニック(self-driving car mechanic)』
現在採用中: テスラ、ポルシェ、ウーバー。
最近、自動運転車のテスラ車の事故が多発しているようだが、今後『自動運転車を操れるメカ技術者』は、需要を増していくのだ。
『自動運転車のメカ技術者』に求められるのは、電気、機械、システムおよび産業工学、ロボット工学、または関連分野の学士号または修士号を取得していることプラス、プラグラミング言語のLinux、Python や C++ にも習熟していることが必須になる。
3. 授業もできるITオタクな先生!!『ヒューマンテクノロジー統合専門家』
現在採用中: オーストラリアのすべての学校。
『ヒューマン テクノロジー インテグレーション スペシャリスト(Human-technology integration specialist)』とは、教師と学生の求める勉強方法を理解しながら、それに合うソフトウェア、Web アプリを提案していくという人のことだ。
今でもそんな人はいると思うが、『テクノロジー インテグレーション スペシャリスト』は、教育の現場をわかりつつも、新しいテクノロジーをいかに授業の中に組み込めるか、提案し続けなければいけない。
4. リモートで手術をする医者!!『遠隔外科医(telesurgeon)』
現在募集中: 病院 – 特に地方の病院。
遠隔外科医(telesurgeon)とは、ロボットを操って手術をする医者のことをいう。実際にその場にいなくても手術ができるので『リモート医者』とも呼べるだろう。
リモートで手術ができる医者に必要なのは、今までの医療技術に加えて、高解像度の3Dー360 度ビューカメラを操りながら、ロボットアームを動かし手術をする技能が求められる。
5. 怪しすぎるが需要がある!!『個人データブローカー(pasonal data broker)』
募集中:一般的にフリーランスの人が雇う場合が多い。
『データブローカー』は、消費者に関する個人情報を収集し、企業に販売するという『え?それ違法じゃねーの?』思われそうな職業である。
しかし、実はこの『データ売買』は、 Instagram、Facebookなど大手企業でもよく使われるやり方で、普通に取引されているのは、多くの人に知られていない。
これから問題になりそうな職業だが、今んところは禁止している法律はなく『データを制するものは、世界を制する』とも言われている世の中だ。
6. 手を汚さず料理を開発!!『3Dプリントを操る料理人(3D printed chef)』
現在募集中:ハインツ、キャドバリー、ケロッグ
3Dプリンターは、立体物を完全再現できるというものだ。そして、この3Dプリンターを使って料理を開発していく人が、これからの新しい料理人の形になる。
ちなみに、ミシュラン獲得シェフが3Dプリンティングで作った料理を披露して、BBCニュースで取り上げられていたな。
実際3Dプリンターは、料理の開発と相性がよく、すでに大手食品企業では採用されているのだ。
7. 空の旅を超えていく機長さん!!『宇宙パイロット(commercial space pilot)』
現在募集中:カンタス航空、ヴァージン航空、アメリカン航空。
今は、もう空の旅を超えて宇宙に行く時代だ。
金持ちが宇宙体験を楽しむ今、我らのような一般人も宇宙を気軽に楽しむ時代がまもなくやってくる。そんな時に必要なのは、宇宙へ運転できる機長さんだ。しかし、意外にも『宇宙飛行士のような厳しい訓練』スキルは求められないという。
アメリカの大手航空会社『Virgin Galactic (バージンエアー)』では、テスト飛行を実施したいと発表しており、今後『SpaceShipOne』『WhiteKnightTwo』という2機で実装される予定だ。
8. 想像力をどこまで発揮できるのか!!『ゴミデザイナー(garbage designer)』
採用中: トヨタ、ASOS、Ray-Ban
今以上に、ゴミをどこまで再利用するか、アイディアが求められる時代がやってくる。世界の大量の廃棄物問題をなんとかしなければいけないのだ。
最近よく聞く『アップサイクル』とは、役に立たない廃棄物を利用してより質のいいアイテムを生み出すかというもの。それが『ゴミデザイナー』という仕事になる。
結論:2030年『専門知識+ITスキル』のどちらも求められる時代になる。
こうして、未来の職業を見てみると、今のほとんどの専門の職業は、ロボットに奪われる。今後、専門知識を持ちつつもITの知識がなければ、就職も難しい時代にきてるんだろうと思う。
将来、どんな就職先につきたいか迷っている学生は、プログラミングスクールの無料相談を使って、今の新しいプログラミング業種を教えてもらうのも幅が広がると思う。(ちなみにAI、データサイエンスは、アメリカでもすでに高収入で将来性のある業種。)
学校にいる就職相談先生に相談するよりも、よっぽどいい。(過去の自分に言いたい。)
プログラマー現役者がいて、AI、データサイエンスのコースもあって無料相談が丁寧だと評判があるところ↓