私の知り合いに3人ぐらいは無職ニート(平均30歳前後)がいる。いや、探せばもっといる。
日本では、ニートと言うと『え!お前ニートなの!?その歳で??』と冷たい目線を浴びせられるが、ポートランドでは、『今、ニートか!じゃーいま遊べるな!』と逆に金持ち層にいるような気分になれる。

今日は、ポートランドにきてニートへの価値観が変わり、自身もクソニートを体験して思ったことを書いていこうと思う。
日本での『無職ニート』は肩身が狭い!!精神が崩壊しそうだった過去。

日本で一度、一年ほど無職引きこもりニートになったことがある。
みんなが働き盛りの25歳前後でひきこもったので本当に辛かった。というか精神が崩壊しそうだった。
何が一番辛かったって、周りの目だった。家族は何も言わずに家に置いてくれたが、『アイツ、、引きこもって何しているの?』という目線が辛かった。
その時を振り返ると自分が一番自分を責めていたのかもしれない。家族ともうまく喋れなくなってどんどん社会から孤立していくような感覚に陥っていた。

ポートランドでニートが多いのは『やりたくない仕事をやらないから』

そんな日本でのニートと対照的にポートランドはニート率が非常に高い。
彼らがニートでいる理由は、自分のやりたい仕事以外は意地でもやらないからである。彼は経験もないのにデザイン系だの、音楽系だの、そもそもが入るのが難しく職業を選んでいるので、クソニートのままなのだ。言うなれば『夢を追いかけるクソニート』が多いのだ。

私も見栄を全部捨てて、好きな仕事しかしないことにした。

そして私も気づけば、ポートランダーのようにフルタイムの仕事を辞めて、好きな仕事しかやらなくなっていった。
金のことよりも自分がその仕事を好きで働けているか?ということに重点を置くようにした。嫌だなと思ったらすぐ辞めた。
最初はやはり自分から滲み出るクソニート臭に苦しめられていたが、どんどん慣れていく。今では、日本で正社員だった頃の自分は見栄ばかり張って化粧代、服代やらもすごかったし、ストレスで金を散財していた。ほとんど『見栄』のために働いていたようなもんだなと思えてきた。

そして、ニートにイラつく『元ニート』が爆誕した。

しかし、クソニートとして3年ほど経った今でも、やはり気質は日本人だ。
今でもうっかり、日本人の気質が出てしまいクソニートにイラつく自分が怖かったりするが、『働かなければならない』の洗脳ってなかなか抜けない。

どんなに役職についていても、70過ぎたら何もなくなる人生を見て悟ったこと。

5年前、うちの父さんが亡くなったのも自分的にある時の分岐点だった。
父さんは40年以上、同じ会社で正社員で頑張ってきたのに、定年退職は本当にあっけないものだった。あんなに会社に尽くし、会社のストレスのために体を壊したのに、辞める時は一瞬で肩書きも何もかもなくなるんだなとショックだった。
どんな有名企業で長年働いていても、会社を辞めれば役職なんて一瞬で消える。人生の最後は、みんなニートに戻る。その現実を受け入れられない人は老害になる。
そんなことを思ってからは、すでに自分の好きなことを見つけ人生を謳歌しながらしぶとく生きているクソニートは結構老後に強い人種なのかもしれないと最近思うし、会社以外に自分の楽しむ方法を作っておくことも大切なことだと感じている。





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