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アメリカの『ブラック企業を暴露!!』元従業員たちの密告掲示板。

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  アメリカにも『ブラック企業』は山ほどある。日本ともちょっと違うレベルだが、自分の住むポートランドには、元従業員たちが『匿名で密告する闇のインスタ』があるので、今日はそれを紹介しよう。

BOO
アメリカ企業のブラックさは『いろんな意味で結構やべーな。』と見るたびにビビっている。

ポートランド住人『闇の密告掲示板!!』匿名のためメモ帳で投稿される。



↑が実際のポートランド住民が働いたことがある『従業員の扱いがヤバすぎる店』を暴露する掲示板だ。投稿した人が特定されないように『メモ帳』の画像が投稿されるのが、ガチっぽい。


BOO
メモ帳というアナログなところに、リアルさを感じる。2ちゃんでもここまでの匿名はない。



密告ケース1. 有名アイス『salt & straw』は寄付をくすねていた!?


ポートランドにある有名アイス屋『salt & straw(ソルトアンドストロー)』。夏になると観光客で店の外に長ーい行列ができるほどの人気店だ。メディアにもしょっ中取り上げられていて、珍しいフレーバーが食えるとマーケティングばっちりで、儲かりに儲かっている。

BOO
店の前を通るたびに、『この店の従業員、、この長い列を捌かないといけないのか。。大変だわー。』と心配していた。


記事内の翻訳:『salt & straw(ソルトアンドストロー)』は、内側から腐っている。法外な値段の高級アイスクリームで十分なお金を稼いだにもかかわらず、彼らは『Black LIves matter運動(人権運動)』の寄付を一切しませんでした。

この件について質問されたオーナーは、店は「非営利団体」として機能しているが、寄付をする余裕がなかったと答えた。(売上数が減少しているため)

また、店の人種的多様性の欠如を追及されたとき、LGBTや従業員の数が多いことを主張したが、実際には、白人男性は不適切な行動しても、優秀で長い間働いている女性や有色人種の従業員よりも白人男性たちが優先され昇進をしている。

『え?salt & strawって非営利団体だったの?』という衝撃でHPをみると、『salt & straw(ソルトアンドストロー)は、地元の非営利団体と協力して、マイノリティ、移民の雇用を支援するために、雇用を拡大してきました。』と書いてあるので、非営利団体と協力しているということだろうか。

この密告内容からしたら、『マイノリティー活動』を訴えているのにも関わらず『人種差別主義者』で『Black LIves matter運動(人権運動)』もしてなかったという密告だろう。『それは本当のことではない』というコメントもあるようだが、どっちを信じればいいんじゃろう。

BOO
そーいや、この店のレジ前に『Black LIves matter運動』の募金箱があったような。。それを寄付せずにくすねていたというのか?それなら悪質すぎる。

ちなみに別の密告投稿では、『salt & straw(ソルトアンドストロー)』の労働環境問題について言及されていた。毎日、何百ポンドもの重量を持ち上げる作業にも関わらず、怪我をした時の対策が何もないと。

BOO
うーん。個人的にあまりポートランド住民からは評判は良くないのは知っていたが。。良くも悪くも観光マーケがうまい店という印象だな。

密告ケース2. 有名コーヒー屋『スタンプタウン』のヤバいエリアの労働条環境が過酷すぎる。。




『スタンプタウンコーヒー』もポートランドを代表する人気店だ。連日、観光客で多く賑わっていて、個人的にもコーヒーの味が好きでよく買ってたりする。




私は、スタンプタウンの3rd店で働いてました。そこでは常に身の危険を感じていました。経営陣にも何度も相談したが、従業員を守ってくれる体制は作ってくれませんでした。

近所にナタをもった男がいて、たまに店にやってくるのですが、マネージャーは私に彼を追い出すようにと言ってきました。働いているとき、一度も安全を感じることはなかった。

そして、同僚は定期的に客から顔を殴られていて、手が血だらけの男に殴にも殴られていたことも。

しかし、そのような事態があっても、スタンプタウンは何もしてくれませんでした。従業員の安全のために同僚が解決策を提案しましたが、それは全く実行されませんでした。

これは、危険な地域にある『スタンプタウンコーヒー』の店舗で頻繁に暴力事件があったり、ヤバい奴がきていたのにも関わらず、店側が何も対策をとってくれなかったということだ。ポートランドの市内は本当に危険な場所が多いのだ。

BOO
従業員が殺されかねないので、さっさと、この店早めた方がいいだろうと思う。金より命だ。

コメント欄↓にも密告が書かれていた。
私は2月に「職場におけるネガティブさ」を理由にStumptownをクビにされました。7:00にシフトに入り、7:01には、無職になっていました。彼らが言っていた “ネガティブ “とは?私は、経営陣からの精神的虐待や性的操作について、1年以上にわたって人事部と一貫して連絡を取り合ってきたのです。この会社とは縁を切ります。



密告ケース3.有名ドーナッツ屋さん『ブルースター』は差別や嫌がらせを見て見ぬふり!?




こちらもまた、ポートランドで有名なドーナッツ屋さん『ブルースタードーナッツ』だ。過去、日本にも出店していた勢いがあった知名度抜群のドーナッツ屋さんだ。

BOO
日本人のマネージャーさんがいるのを何度か見かけたことがあるので、日本的で厳しそうだな。。とは思っていた。




一部本文訳:私はブルースタードーナツで働いていて、個人的に虐待や差別を受けたことはありませんが、多くの従業員たちが嫌がらせや差別を受けていた。

その人たちの名前を出すことは、匿名希望の人たちもいるので伏せておくが、ブルースタードーナッツの経営者は、金に貪欲で、二面性のある共犯者です。

経営陣は、従業員が特別でユニークだと感じられるようにすることを説き、たくさんのパーティーを開いて、ごまかし事実を隠そうとします。そこでは、従業員の誰もが消耗品だった。

この密告は、ブルースターの職場で日常的な『差別』『嫌がらせ』があったにも関わらず、経営者は見て見ぬふりをしていたということだ。なんかこの密告は信憑性があり、想像するよりヤバそうな匂いがぷんぷんする。というのも、いいところばかりに目を向けて、ヤバい時は知らんぷりする。それがいかにもアメリカ人らしい2面性が妙にリアルだからだ。

BOO
この感じ、アメリカのレストランでいっぱいありそう。

ポートランドで働く前に見ていた方がいいかもしれん。




こうしてアメリカのブラック企業を見てみると、日本のブラック企業の問題とは若干違うなと。

アメリカのブラック企業は『人種差別』『危険なエリアなどの労働環境』『二面性』というアメリカならではの問題が浮き彫りになっている。中には、マネージャーのセクハラ、パワハラ密告もあったが、やっぱり『差別系』が多いなと。差別される対象者の私(黄色人種)からしたら怖すぎる。

ちなみに、ブラック企業で言えば、歴史的クソ暑い時に従業員を働かせて、来ないやつはクビにしたという『ブードゥードーナッツ』の過去一番のブラックさは、まだ超えてられない。

BOO
もちろん店側も言い分はあるだろうが、、密告が多い店は何かしら、必ず改善しないといけない問題があるのだ。酷ければ、『ブードゥードーナッツ』のように敗訴する。

これを書いた人
boo
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