今日は、日本でもあまり取り上げられない、ポートランドの超ローカルな話題。
去年の2021年の夏、ポートランドにある超人気のドーナツ屋さん『ブードゥードーナツ』が、記録的な猛暑だったのに従業員働かせ、休んだ従業員をクビにして、ストライキで告発されたという超ブラックな話。
ポートランドにある『ブードゥードーナツ』は日本進出のうわさが出たくらい人気の店で、たったのドーナッツなのに、ディスニーランド並の観光スポット化していて、連日行列が耐えない店だった。
変なオヤジたちが開発した『ブードゥードーナツ』の人気の謎。
元々『ブードゥードーナツ』は、親友同士だった変わり者のおっさん2人組が、ポートランドで面白いドーナッツ屋を作りたい。てなことで、ナイトクラブの後に『夜から早朝までオープンする奇抜なドーナッツ屋』を立ち上げた。その変態さが話題になり、変人の街ポートランドを象徴する観光スポットになったのだった。
ちなみに、『ブードゥー教』という宗教が本当に実在していて、名前の由来てきにそこからきているらしい。怪しすぎるぞ。
『ブードゥー・ドーナツ』はお店も奇抜だが、ドーナッツも奇抜。変なドーナッツが満載だ。すべて、毒りんご並みに体に悪そうだ。 (º言º)
歴史的なくっそ暑い日に労働させ、従業員がストライキ。
で、肝心の本題。『ブードゥードーナツが従業員に違法解雇した。』として、元従業員たちがストライキをしているニュースが取り上げられていた。
↓の動画のニュースによると、11人の従業員たちが『ブードゥードーナツ』に対してのストライキを決めたという。
ストライキは、『クッソ暑い店内のヤバい労働環境へのストライキ』で、動画の途中から、クビになった太っちょの男の人がインタビューに答えている。彼がとった職場の店内の写真には、『35.1度(95.3°F)』だったという体温計の証拠写真が。
ツイッターにも『ブードゥードーナツ』に反する怒りのツイートが↓。
Voodoo workers are on strike! Support them and don’t go to Voodoo Doughnut pic.twitter.com/n7XcxPpUVr
— Dr. Annab (@wifeface99) June 28, 2021
“Voodoo Doughnut illegally fired seven of their employees who went on strike during Oregon’s record breaking heatwave in June, the National Labor Relations Board (NLRB) found this week.”
By @isabellaaliciaa:https://t.co/9ETWGMrhMe
— Melissa Lewis (@iff_or) October 8, 2021
猛暑で休んだ従業員をクビに!!『ブードゥードーナツ側が違法的な仕返し』
ここのサイトのニュース『Labor Board Finds Voodoo Doughnut Illegally Retaliated Against Striking Workers』によると、
ブードゥードーナツ(オールドタウン店)で働く10数名の従業員は、オレゴンの最高記録『45、46度』にも達した6月27日、28日に働くのを拒否。店の中には弱いエアコンがあったが、記録的な猛暑的で全く効き目がないと、マネージャーに訴えかけても、措置を取ってくれなかったという。
その上でしかたなく猛暑で休んだ従業員たちが、気温が落ち着いた後にお店に戻ると、ブードゥードーナツ側は戻った従業員たちを解雇したという。
しかし、これに対して、ブードゥーの経営陣は反論。『従業員と顧客の安全は優先しているつもりだ。調業時間を調整したりしていた。』の主張している。
労働委員会は『ブードゥー』に対し、従業員への解雇取り消し&休んだ分の給料の支払いを求める。
結論的に、労働委員会は『ブードゥー』側に対し、解雇は違法だとして、従業員への解雇取り消し&休んだ分の給料の支払いを求める形になったのだ。『ブードゥー』は、『従業員がクビにされた日にち分の給料』と従業員たちが『猛暑で休んだ日の給料』も支払わないといけなくなったという。