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『アメリカンマーダー事件』クリスワッツが殺害を決めた映像がヤバい件。

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  実際に起きた事件『アメリカン・マーダー: 一家殺害事件』がネットフリックスにて公開された。

この事件は、まるで絵に描いたような理想の一家の主人が妻子を殺した残虐な事件で、なぜこんな結末を迎えたのか。と世間を驚かせた実話である。

BOO
この事件は、当時の実際の映像がたくさん残っていて生々しい。

『マーダー一家殺害事件』妊娠中の妻と娘2人が行方不明に。


家族は、ノースカロライナ州からアメリカのコロラド州に移り住む。当時、夫のクリス ワッツは、油田のオペレーターとして働き、妻は減量製品(マルチ)を販売し、幼い2人の娘の世話して暮らしていた。

近所でも『優しいイケメン旦那』として評判で、妻も旦那を絶賛しており、美男美女の理想の一家として羨ましがられるほどだったのだ。

BOO
SNSを見る限り、どこからどー見ても幸せそうな家族である。

しかし、2018 年の夏、妻が仕事の研修でアリゾナから帰ってきたきり、妻子ともに行方不明として警察とメディアに訴えていた夫のクリス ワッツの姿が映し出され、瞬く間にニュースになる。

[ 当時、妻子が行方不明だとしてメディアに訴えかけていた夫のクリス ワッツ ]

BOO
一見、穏やかな口調でちょー優しそうな旦那に見えるのに、実はサイコパスだったという衝撃。



妻の妊娠報告を喜ぶ優しくでイケメンの夫。しかし殺害をきめた瞬間でもあった。

[ 妻から夫にサプライズで妊娠報告した時の実際の様子。 ]

実際に妻が投稿していた『妊娠報告サプライズ』の様子からは、素直に妊娠に喜ぶ旦那の様子がSNS投稿されていた。↑の動画で妻が『おっと、私たちはまたやったよ!(oops.. We did it agin)』Tシャツをきていて、すぐにそれが妊娠報告だということに気づき夫は『素晴らしい!』と喜んでいる様子だ。

しかし、のちの犯行の動機で彼は『妊娠報告』で殺人を決めた一つのきっかけでもあったと話しているのだ。

BOO
彼の本音は『こりゃ、、やべえことになったぞ。。』と。

夫には『本気で入れ込んだ不倫相手』がいた。

[ 幸せな瞬間を投稿していたSNSとホームビデオ ]

なぜ彼は、妻の妊娠を喜べなかったのか?それは、彼の職場には、他に愛する不倫相手がいたからだ。

その上、この一家は、豪華な40 万ドル相当の家を購入した後に自己破産を申請していて、彼らの残高が3.51ドル(約400円)と 6.00 ドル(約650円)しかお互いの口座に入ってない状況だったと記録されている。

BOO
豪邸に住む家族の口座が『10ドル未満(約千円以下)』。。ぶっちゃけこんなアメリカ人は少なくないんだろうなと思う。その上、、不倫までしていたら、妊娠報告は地獄。


実際、妻のSNSの幸せそうな投稿と違って、すでにこの夫婦仲は冷え切っていたのだ。妻の方は何度も関係修復をしようとするが、彼の方は『もう愛していない』と伝えていたそうだ。

そんな事実は虚しく、妻はマーケの仕事の一環でもあった『理想の家族』をSNSに投稿しなければならないという意識から、SNS上ではそんな悩みを一切感じさせない『理想の家族』を演じきっていたのだ。

BOO
SNSからは想像がつかない悩み、誰が想像できたというのか。



事件から発覚した残忍な犯行!!遺体を原油タンクに投棄。


妻子の行方を心配している夫の仮面が剥がれていく瞬間を防犯カメラで捉えていた。彼は、深夜にこっそり遺体を乗せようと車を停める姿を隣人の防犯カメラに写っていたのだ。

当初は、無罪を主張していたが、証拠もあり、ウソ発見器にかけられ、妻子を殺害したことを自供。

彼の自白によると、彼は、妻をオイルタンク貯蔵施設の近くの浅い墓に埋葬し、子供たちの遺体を原油タンクに投棄したと話したという。殺害の犯行は、最初に妻を自宅にて殺害、その後、車で子供たちの首を絞めて殺害したという。

BOO
長女は、殺害された母を目撃して『お母さん具合悪いの?』と心配していたそう。

裁判では有罪判決に。しかし、浮気相手とはまだ連絡を取り合っていた。


妻子殺しの犯行の動機として、彼は『不倫相手と一緒にいたかったから。』と自白し、殺人罪で終身刑を宣告され、48 年の懲役に服役中だ。



彼の浮気相手だった32 歳の女性は、彼が逮捕された後、名前を変えて引っ越ししていた。しかし、刑務所内で浮気相手に手紙を書いているクリス ワッツの姿が目撃されている。

BOO
今でも浮気相手の偽名も場所を知っているのは、お互いまだ繋がっているからだろうな。



一瞬の幸せの瞬間よりも『SNSで見せない闇』の方が日常だ。


[ クリス・ワッツと浮気相手とされるニコル・ケシンガー ]

この事件を見ていると、『いい家族』とか『いい人』あえて偽ったりすればするほど、自分が苦しくなっていくんだろうなぁと思った。サイコパスな旦那は、周りからの評判もよく、決し感情的な部分を見せない温厚ないい人だったという。

しかし、彼はいい旦那を演じすぎて、最終的には嘘で固めた姑息すぎる手段しか考え付かなかったのだろう。最初から、もっと自分のクソな感情を見せることができたらこんなことにはならなかったのかもしれない。生粋のサイコパスだったかもしれんが。

そして、妻も理想と欠け離れる現実に苦しめられていたからこそ、なかなか現実を受け入れられなかったのかもしれない。

幸せの瞬間はあっても、誰しもが『SNSで見せない闇』は日常に持っているのだ。見る側も、見られる側も、SNSの幸せな瞬間ばかりを求め信じ込んでいれば、理想と現実がわからくなり、そのギャップで辛くなる。

BOO
本当の幸せな瞬間なんて、SNSに映らないほど地味なものだったりする。理想と現実を一緒にしてしまうと演じ続けなければいけない本人が一番辛くなる。
これを書いた人
boo
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