アメリカでは『マッチングアプリ』の中で造語が続々と誕生している。
特に『マッチングアプリ』を使ったデートは、今まで考え付かなかった男女の闇が見え隠れしているので、一見意味のわからない概念の言葉も誕生しているのだ。ある意味トレンドだ。
プロフィールに何も書かない退屈な男に警告!!『beige flag (ベージュ旗)』とは?
そして、またまた最近のトレンド造語『beige flag (ベージュ旗)』というのもある。
『beige flag (ベージュ旗)』の意味は、マッチングアプリのプロフィールにあまり力を入れていなくて『信じられないほど退屈な人』を示す言葉である。ちなみに『red flag(赤い旗)』という言葉もあり『ヤバい奴』を表す警告サインである。
『beige flag (ベージュ旗)』の人のプロフィールでは、無難な当たり障りないことを言って、特徴がないつまらない人のことを言い、デーティングアプリ界の中では、『かなり退屈な人であるに間違いない。』ということで警戒されている。
TikTokの中でハッシュタグ『#BeigeFlags』は、240万回以上の視聴回数を記録しており完全なる若者の流行語化しているのだ。
マッチングアプリの闇を暴く番組で誕生!!『Catfishing(ナマズ釣り)』とは?
アメリカのマッチングアプリ内で使われる言葉『Catfishing(ナマズ釣り)』は、本当にナマズを釣るわけでもないし、ナマズのような男を釣るわけでもない。
『Catfish(ナマズ釣り)』は、マッチングアプリの闇を暴いていく番組名で、2010年に番組でアプリで知り合った19歳の美女が、中年女性だったということを暴いたことから、なりすましの意味で『Catfishing』として使われるようになった。
『Catfishing(ナマズ釣り)』は、金が絡むビジネス的な『なりすまし詐欺』とは違って、自分に自信がないが注目されたい。気を引いてネットの中だけで恋愛したい。という気持ちから、自分とは別なプロフィールを使って異性を誘惑するのだ。
派生したNEW造語『kittenfishing(子猫釣り)』とは?
最近では、『Catfishing(ナマズ釣り)』に続く造語『kittenfishing(子猫釣り)』という言葉がトレンドだ。ナマズより猫の方が可愛いと思うが、意味を知ると全く可愛くない。
2017年に出会い系アプリの『Hinge』が使ったこと始まった造語で、『kittenfishing(子猫釣り)』は、『Catfishing(ナマズ釣り)』のようなわかりやすい『別人なりすまし』ではなく、本人には間違いないが、身長や年齢を詐称したり、自分の自信がない場所を隠したり、ハゲている男性は、全部の写真で帽子をかぶって誤魔化すなど場合に使われるのだ。
『Catfishing(ナマズ釣り)』は、完全に別人のプロフィールであることに対して、『kittenfishing(子猫釣り)』は本人であるが、フィルターで盛られすぎて同一人物とは思えないことを表す。
アメリカの若者マッチングアプリ利用率は『半数以上』と高め。
アメリカのマッチングアプリの利用率は、30 歳未満の若者の統計では、 53% が出会い系サイトまたはアプリを使用したことがあるという結果になっている。
また、30歳から49 歳では37%、50歳から64 歳では 20%、65 歳以上では 13% の利用率だった。
個人的に、若い人の方がマッチングアプリを使わなくても出会いはいくらでもありそうな感じだが、中年層よりも若者方が利用率は高かった。やはり年配になる程、出会い系アプリは抵抗がある人が多いようだ。
また、アメリカで人気のマッチングアプリの中で、『Tinder』の利用率が約 46% が占めて1位、次に『OkCupid』、『eharmony』、『Hinge』と続いている。