モテないアメリカ人男は、私の周りにクソほどいる。
私が考察するに、モテない理由は、個性が強くて気が弱いからだと思う。サンフランシスコで日本人ミートアップを主宰していたときにも、金だけ持っているヤバそうなアジア人好きのアメリカ人男がウジャウジャ来ていた。
その度に私は思っていた。
しかし、調べてみるとアメリカにキャバクラはあるが、日本人客しか来ないのが現状のようだ。なぜなのか?疑問すぎたので、過去にキャバクラで働いた時の経験とともに『アメリカでキャバクラが流行らない理由』をモテない男たちに聞き込み調査してみようじゃないか。
『超合理主義!!』金払ってまで女性と喋りたいと思わない。
日本のキャバクラという店にいきたいか?という質問をモテないアメリカ人たちに聞いたところ、そもそも『キャバクラ』の趣旨が理解できていなかった。擬似恋愛を楽しむという日本特有の文化は、なかなか理解に苦しむらしい。
会社での飲み会がない。プライベートをきっちり分ける文化
キャバクラに勤めていたときに、接待の場で使っている人たちも多くみた。緊張感があるビジネスの間の男同士の会話を和ませるための空間として使う人も多かった。
しかし、アメリカには、付き合いで上司とお酒を遅くまで飲むという習慣がないのだ。
そもそも違法。
アメリカではキャバクラが違法らしいのだ。
ニューヨークに日本人専用のキャバクラがあるそうだが、名前を変えて『ピアノバー』という名でグレーギリギリ?でやっている場所も多いそうだ。
そして、アメリカ人のお客さんが来るというよりは、日本のプロ野球選手や日本の駐在員で賑わっていたそう。。
ちなみに『有名な日本人女性レイプ事件』のきっかけの場所になったのもニューヨークのキャバクラ。
俺が育てたい『教育系?男性』が少ないから。
個人的に思うに、キャバクラに来る男性は『俺がこいつを育ててやった。』ことに価値を見出しお金を注ぎ込む男性が多く出会った『コイツが売れない時から俺は指名してたんだよ。』と誇らしそうに飲んでいる男性をよく見た。
そんなキャバクラでは、女性が男性にいかに甘えれるかで成り立つ職業でもあって、男性を立てるために馬鹿なフリをするのも仕事のうちだった。
そー考えると『おねだり、甘え上手な女』がモテる日本市場ではキャバクラは需要があるが、『何でも自分でやる強い女』が人気のアメリカでは需要がないかもな。
過去に『美女ばかりのレストラン』が炎上して終わったから。
アメリカでも、女性に接待してもらうという意味で、美女ばかりのウェイターを集めた『フーターズ(おっぱい)』というスポーツバーが人気になったことがある。
しかし、日本のようにじっくり接待という感じではなく、『目の保養』的な感じであくまでもウェイターでリップサービスなどはなかった。それでも話題になり人気を集めたが、『女性蔑視』や『見た目の採用』や『セクハラ問題』などのデモ活動の攻撃にあうなど、イメージが悪過ぎて業績不振で、コンセプトを大幅に変えることを余儀なくされているそうだ。
また、日本にも進出したが、すぐに倒産に追い込まれた。日本とアメリカでは、好きな女性像が違うし、この大胆路線は、別の意味で人気出なそうだと思う。
日本人独特の『恋愛駆け引きゲーム』はアメリカ人には理解不能。
キャバクラとは、究極な話『自惚れ男』と『思わせぶりを演じる女』の駆け引きのお店なのだと思う。
アメリカ人にこうした事情を説明すると、『キャバクラは、ロマンス詐欺と何も変わらないじゃないか!』と言われてしまった。しかし、キャバクラ嬢は、『お金のために男と会話し酒を飲んでいる。』という事実は、隠していないし、値段もお互い承知の上なので、その上で客が勘違いしたら、客側の責任。と言ったら、アメリカ人は理解に苦しんでいた。確かに、私も説明していて、そーとー私もやべえ思考じゃねーかとだと思った。