アメリカ

『カリフォルニアはアメリカじゃない!!』と言われる理由。

『カリフォルニアはアメリカではない。』という人がいる。

初渡米がロサンゼルスだった私にとって『カリフォルニアこそが、アメリカだ。』と反発していた。

しかし、今いろんな街に住んでみてようやくその意味わかった。

BOO
カリフォルニアがアメリカだと思ってしまうと、他の州に行ったときの違和感が半端ない。

カリフォルニアは多くの移民が住む。

初留学でロサンゼルスに行き着いた私だが、そのアジア人の多さに腰を抜かした。

道を歩けば、アジア人が多くいて差別は全然なかったし『アメリカってすげー!さすが自由の国だ』と勝手に思い込んでいた。

しかし、他の州に行ったときに『え?白人しかいないじゃん。。』という状況が続いて差別だってあった。この辺りで『アメリカって場所によって全然違うじゃん?』とアメリカに対しての印象がどんどん変わっていった。

BOO
カリフォルニアが移民の多い州。他の田舎の州とは全く違う。

最高の気候『やしの木と青い空』は特別だった。

カリフォルニアにある青い空とヤシの木は、アメリカ全土にあると思い込んでいた。

しかし、どこの州に行ってもこの青い空とヤシの木はなく、カリフォルニアの特有のものだと気づく。今住んでいるオレゴン州でも、ロードトリップで巡った地域(コロラド、ミゾーリ、ユタ、アイダホ)もどちらかといえば、日本で見慣れたような木が多かった。

BOO
アメリカ映画で出る景色はカリフォルニアの景色が多い。しかし、そんな場所は限られている。

日本に興味がある『アメリカ人』は実は少ない。

カリフォルニアにいると日本に興味あるアメリカ人に多く出会う。

日本を知らない人はまずいないし、日本人すら知らないようなことまで知っている日本ファンのアメリカ人も結構いる。

しかし、田舎の州に行けば日本と中国の違いもわからない人もザラにいて、そのギャップに驚くことになる。

BOO
パスポートを持ってないアメリカ人の方が多い。

カリフォルニアは『アメリカの闇』が見えにくい。

最後に、私のようにリベラル都市のような州だけをみて『アメリカ』だと決めつけてしまうのは、かなり軽率だと思う。

アメリカ=『綺麗な青空、差別がない、暮らしやすい』と思っていた自分はなんて幼稚だったのだろう。

アメリカのリベラル都市にいれば、日本人も多いし暮らしやすいのでアメリカの本当の闇が見えずらい。それがカリフォルニアはアメリカじゃないと言われる理由なんじゃないかと思う。

BOO
リベラル都市=アメリカという印象が強いが、他の州に行くとそのギャップに自爆するので注意。

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