アメリカ『アムウェイ信者』との出会い!! 勧誘されなかった不思議な話。

　 アメリカで『アムウェイ信者』に出会ったことがある。

彼は２０後半ぐらいの黒人さんだったのだが、私にとっては驚く話ではなかった。

というのも日本にいる知り合いが、アムウェイを盲信しすぎて旦那に離婚を突きつけられたという話も聞いていたので、私のとって『アムウェイ』は身近でもある。気づけばアムウェイがそばにいる。という感じだろう。

勧誘は全くされず、飲み友達になった。

アムウェイ信者の彼とは、友達のつながりで出会った。

彼は、何個もバイトを掛け持ちしながらも毎日充実している希望に溢れた目をしていた。働き者の彼にクソニートの私。共通点がない二人だが、『わけわかんねことをよくしゃべりまくる。』ということだけが一致して会えば何時間も話していた。

そして、何度お茶してもアムウェイの話は出てこず、今思えば、彼にとっては無駄な時間でしかなかっただろう。と少し悔やまれる。

『商品を売ることには熱心!!』意気投合してしまう。

アムウェイの彼とは、主に『商売の話』で盛り上がっていた。

これを売ったら儲かるとか、将来何をやりたいのか？とか、私はその時やりたいことが多すぎて血迷いすぎて収拾つかなくなっていたので、全てを彼に吐き出して喋ることで満足感を得ていた。

彼も彼で『今ね、化粧品を売るサイトを作っているんだ！！』という話をしていたが、今思うとそれがアムウェイ商品を売るためのサイトだったことを友達づたえで知ることになる。

彼とは30回以上お茶をしまくったが、アムウェイの勧誘も愛の告白すらされず、私がハワイに引っ越す騒動のタイミングで疎遠になってしまった。

日本と違うのか？アメリカでのアムウェイの評判は？

アメリカだと『アムウェイ』は勧誘されないのだろうか？

アメリカ版２ちゃんの声を聞いてみると、やはり『アムウェイはネズミ講』というイメージが大半だった。

誰ともなく近づいてきて『早期リタイアしたいのか？』とお金を稼ぎたいのかという話を持ちかけられるそうである。最初の会議は無料で、その後製品の月額料金に加えて、会議ごとに7ドル、売り上げを目標を達成するための方法を教えようとするようだ。

アムウェイは事業継続のために『多額の罰金』を払い続けている。

アムウェイは過去にアメリカで『ネズミ講だろう！』という集団訴訟を起こされている。

その訴訟でアムウェイは5600万ドルもの金を支払うハメになっていて、アメリカでもアムウェイ＝ネズミ講というイメージを抱く人が多い。

インドでもアムウェイのCEOが金融詐欺の容疑で逮捕され2006年以来オフィスが閉鎖された事件もある。

結論：アメリカでもアムウェイは『評判が悪すぎる』

結論としては『アメリカでもアムウェイの評判が悪すぎる。』が事実ようだ。

しかし、いくら評判が悪くなろうが、アムウェイが今だにやり方を変えないのは、商品を売るだけでは儲けられない仕組みができているのだろうと思わずにいられない。

今思うと私の出会ったアムウェイの信者たちは、すぐに人を信じそうないい奴たちだったなぁと思う。そして、そこまでお金に困っていないようだったが、『簡単に金を儲ける方法』に飛びつきそうなフットワークの軽さを持ていた。

共通して２人とも勧誘の話はしてこなかったので、誰でも勧誘しろ！というのはないんだろうが、目先の金ばかりに囚われすぎて、逆に金に追われている感じがしていた。