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アメリカ『33人を殺害したピエロ!!』ジョンゲイシー最後の言葉と幼少期の闇。

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  アメリカの史上最悪のシリアルキラーといえば『ジョン・ウェイン・ゲイシー』だ。

1978年に起きたこの事件、ピエロの格好して子供たちを楽しませていた男の性犯罪とサディズムの混じった頭のおかしい連続殺人だ。

BOO
ピエロが嫌いという人もいるが、これがトラウマじゃないかと思うくらいの有名事件。

アメリカ中を震撼させた『少年を餌食にする殺人ピエロ』とは。


[ 殺人鬼『ジョン・ウェイン・ゲイシー』の妹がインタビューで語る彼の人生。 ]

史上最悪の『連続強姦殺人鬼』のジョン・ウェイン・ゲイシーは、イリノイ州 シカゴで生まれた。

犯行がバレるまでは、彼は模範的な人生を生きていて、子供たちを集めたチャリティーなどにも積極的で周りの評判はすこぶる良かった。

彼の妹もインタビューで『過去に自分の子供たちとも一緒にいたりするのをなん度も見たけど、本当に子供を愛してたと思うわ。邪悪な姿を見たことがなかった。でも彼の家に初めて行った時、家中がカビ臭かったを覚えているわ。』と答えている。

特に、彼はピエロの格好して子供たちを喜ばせるのが好きだったのだが、その裏には『彼の異常さ』が隠されていて、出会う少年たちをレイプ&殺害していくことになるのだ。

BOO
子供好きないい人な顔と殺人ピエロの裏の顔。この2面性は一体どこからきてるのか。



妹が語る『殺人ピエロ』の子供時代とは。


殺人鬼ピエロはどのような幼少期を送ったのか?彼の妹は、共に過ごした幼少期時代を語っている。


[ 殺人鬼『ジョン・ウェイン・ゲイシー』の妹がインタビューで語る少年時代。 ]

『彼は周りを笑わせるようなおもしろい少年だったけど、真面目な少年でもあったわ。そして、家の中はいつも静かだった。それは父親が怒りっぽく厳しかったので、私たちは口を閉じて大人しくしているようにしていたから。特別に父親の怒りをかいやすかったのは彼。父親はアルコール中毒でもあったし、よく体罰を目にしていたのよ。』

気性が激しい父親は、姉妹の真ん中に生まれた彼を男に育てようと日常的に体罰を行っていたようだ。そして彼は17歳の時についに、父親と大喧嘩をして家を出ていったという。

BOO
厳しすぎる父親と少年時代の葛藤があったようだ。

彼は『フライド・チキン(KFC)』で働く優秀なマネージャーになった。




ラスベガスに家出した後の彼は、色んな仕事で働くことになる。最初に働いたのは『葬儀屋』のバイトで死体に防腐処置をする仕事なども行なっていたのだ。

彼は、どんな仕事でも真面目に働いていたので、最終的にはKFC3店舗も任せられる高給取りのマネージャーにものぼりつめて地域活動も積極的に行い『眠らない男』とされるほど充実した生活を送り、私生活でも既婚の二児の父となっていた。

BOO
高級取りで周りからも慕われ、二人の子供にも恵まれた人生を送っていたのになぜだ。。。



$50で若者を誘うために『地下室を改造』していた。




しかし、真面目で人望が厚い彼には誰にも知られたくない裏の欲望があり、家の改装した地下室でひっそりと実行されていた。

そこの部屋では『少年たちを酒で私を酔わせてからオーラルセックスを強要する』という日常が繰り返されていたのだ。

それは徐々にエスカレートしていき、セックスの対価として50ドルを払ったり、脅迫なども行なっていたという。

BOO
$50(約5千円)で少年たちに強要していたとは。。というか、、妻は気づかんのか?

出所後に目覚めた『殺人の瞬間』




結局、彼は少年への性行為の犯行がバレて『少年への性的虐待の罪』で服役することになったのだ。

しかし、刑務所の中でも模範囚になった彼は懲役10年の判決にもかかわらず、わずか16ヶ月で出所することになる。

BOO
彼の人生は『真面目な態度』と『抑えられない欲求』が行き来している。

出所後、青年を間違って殺してしまったが、、快楽に襲われる。




模範囚として『刑務所』から出た後は、パーティーに明け暮れ、青年たちとやりまくっていた。

そんなある日、一夜を共にした青年が朝食を作ったのだが、料理に使っていたナイフだけを見て『自分を殺そうとしているんじゃないか』という妄想に取り憑かれて、その青年を間違って殺してしまうことになる。これ以降、殺人が習慣となっていくのだった。

BOO
間違って人を殺してしまったことが病みつきになってしまった瞬間。殺人鬼あるあるなのかもしれない。



死刑の直前の最後のメシ『フライドチキン』だった。




結局、彼は殺人もエスカレートし『33人の少年を殺害した罪』で死刑となる。

彼の連続殺人の手口は、『ポルノを観ないか?』と少年たちを家に誘って強姦したあとに殺害し、死体は床下に埋葬していたのだ。そこには、9歳から20歳までの少年の遺体があり、アメリカ中を震撼させた。

事件後、多重人格を主張する彼に『脳障害(幼少期のトラウマや妄想症)』も認められつつあったが、住民らの『早く死刑にしろ。』という声が多くデモにまで発展。

そんな中、刑務所内にいる彼は、またもや少年を『人殺しをした本当の理由を教えてあげる』として誘き出し、刑務所内で殺そうとしたことが決定打となり死刑となる。

彼が最後の食事として依頼したメニューは『KFC チキン、エビフライ、フライドポテト、イチゴ』、最後の言葉は『Kiss my ass(クソ喰らえ。)』だった。

BOO
看守抜きでの面会で、少年を殺そうとしたというのがヤバい。

死後、彼の脳みそは『ジッブロック』で保存。




彼の処刑以来、彼の脳みそは、縮小しスライスされた状態でジップロックの袋に入れられて保存されている。

生前行った知能検査は彼はIQが高く正常な脳だったとされるが、135人の連続殺人犯をインタビュー、検視し研究した博士は『彼らにとって殺人は単なる行為だ。動機がない。だた連続殺人者に共通するのは、思春期が始まるときに脳内のホルモンによって作用される電気システムの何かであること。わかるのはそれだけだ。』と話している。

喰い殺人鬼『ジェフリーマー』も同じだったように、サイコ的な連続殺人鬼によくあるのが『人を殺した瞬間が忘れられない欲望』と『幼少期の虐待(暴力、ネグレクト)』だ。

幼少期のトラウマと共にギリギリの理性で抑えられている人間は、きっかけさえあれば簡単に『殺人鬼』になるのがおろしい。

BOO
殺人鬼たちは、金、名声、家族、どんな幸せを手に入れても『思春期の始まりの記憶』が生み出した歪んだ欲望に囚われ続けているのかもしれない。


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boo
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