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ドバイでも成功!!アメリカの『人工降雨ドローン』新テクノロジーは世界を救うのか。

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  ポートランドは、もう6月下旬なのに、連日、雨、雨、雨。ずっと雨。今年がポートランド史上、一番雨が多いんだそう。

BOO
タネを巻くタイミング、雨すぎて完全に逃しましてん。‎( ꒪⌓꒪)

いろんな議論があるが、温暖化が進むと『暑いところは暑く、寒いところはより寒く、雨ばかりのところはますます雨が降り洪水がおこる。』という説があり、本当かもなと実感する。しかし、元々、雨の多いポートランドが雨だけの街になるのは嫌すぎる。

最も水不足が深刻な州は『アリゾナ』


この『People In Arizona Are About To Face The West’s First Major Water Crisis』記事によると、アメリカの中で『アリゾナ』が一番最初に水を失う州だそうだ。

というのも、アリゾナ州は、『コロラド川』が最大の再生可能水源であり、毎年その供給量の36%を供給され、このほとんど(70%)は農業に使用されているそうだが、ここ近年、気温が高く、積雪量が予測しにくく、土壌水分が少ないため、コロラド州は驚くべき速さで枯渇していて、その減少は今世紀末までに35%から50%に達する可能性があると言われている。

BOO
コロラド川の水不足の深刻さは以前記事で取り上げて衝撃を受けたな。そーいや。

そして、アリゾナに続く、水不足の深刻なの上位の州は、『テキサス』『オクラホマ』『アリゾナ』『カンザス』『ニューメキシコ』『ネバダ』だ。

BOO
一方で、アメリカの中で一番水資源が豊かな州は『ハワイ州』『アラスカ州』だそうだ。



『コロラド川』が深刻!!供給も危険なほど低いレベル

以前、UCLAの学生が『カリフォルニアの干ばつ』の深刻さを記事にしたが、その中で特に『コロラド川の』が深刻でみてわかるほどヤバかった。


コロラド川は、アリゾナだけではなく、カリフォルニア州全体に量の水を供給していたが、このコロラド川の枯渇で、貯水量は激減。水の供給が難しくなったのが『カリフォルニアの水不足』の大きな原因とも言われているのだ。

『2040年まで』に完全に水がなくなるという懸念。


『2040年までに完全に水がなくなる』という深刻さを語るカウントダウンサイトを見つけた。それがこちら『theworldcounts』というサイト。

このサイトによると、水の需要は、2050年までに400%増加すると予想されていて、『私たちが今日していることを続ければ、2040年までに水はなくなるでしょう。』とのこと。

BOO
調べてみると、アメリカで結構ガチでいわれていることだった。。ショック。



水不足が深刻でカリフォルニアから『金持ち』が離れている!!大量の人口流出が始まる。


Who’s Leaving California—and Who’s Moving In?』の記事の『カリフォルニアからの移動者のグラフ』よると、2010年以降、約750万人がカリフォルニアから他の州に移住、他の地域からカリフォルニアに移住したのはわずか580万人。財務省の推定によると、州は2001年以来、毎年他の州に居住者を失っているとのこと。

また、金持ちたちが『カリフォルニアの水不足の深刻さ』の現状を見て、他州に引っ越しを決める人も多いのだ。

BOO
そーいや、コロナ以降、リモートになった人たちのカリフォルニア大量の人口流出があったな。

ちなみに、日本のニュースでも去年『カリフォルニアの水不足の深刻さ』を取り上げていた動画↓

カリフォルニアで『雨を降らせる人工雨』を実施。


そんな中、『干ばつ』の救世主として、ドバイで『ドローンを使って雲にレーザー光線を照射し、人工雨を降らせる』というのが実施され、注目を浴びていて、効果のほどは、ありすぎちゃったらしく、『人工降雨』一部洪水になってしまい、上の動画では飛行機が陥没して飛行中止するということになったそう。(詳しくは上の動画)

BOO
ドバイ、ドローンで人工降雨を降らせたが、効き目ありすぎて洪水になるという。。

この『人工降雨』は、ドバイとやり方は違うが、今年の2022年3月、カリフォルニアのセントラルバレーでも行われていて、サクラメント周辺で2か月以上ぶりに雨が降ったそうだ。『kcra(以下動画)』のローカルニュース記事によると、この時はドローンではなく、飛行機だったのだが、この『人工降雨』は「クラウドシード」と呼ばれ、1940年代以降、主に軍隊によって何度も使用されてたそうだ。

そもそも水不足だって言ってるのに、雨を降らすことできるのか?と思うかもしれんが、この『クラウドシード』というやり方は、実際の水を使わず、ドライアイス(二酸化炭素)やヨウ化銀を使って反応をおこさせて水を降らせるというもので、雨や雪を生成する雲の生産性を高めることができる気象修正の一種だという。(詳しくは下の動画。)


この方法で、近年、通常の積雪量をはるかに下回っている現状を打破できるかもと期待されていて、実際に、過去の人工降雨の試みにより、地域の積雪の含水量が平均3〜10%増加したそうだ。

BOO
カリフォルニアの水の多くは融雪から来てるということなので『人工雨』はかなり効果てきめんなんじゃ。

しかし、『人工雨』は問題点もある。『人工降雨』ができる条件は、かなりぶ厚い低レベルの雲がすでに存在しているかつ、大気の中間レベルに十分な冷気がなければできないという厳しい条件があるので、カリフォルニアの干ばつの解決として『人工降雨』は完全にあてにできないのが現状だ。

BOO
いつでもどこでも『人工雨』ができるわけではないというのが『人工雨』の今後の課題点。



カリフォルニア海に浮かぶ『45億リットルの飲料水を生む』装置のアイディアは実現可能か?


過去に、サンタモニカの海上で海水を飲料水に変えるプロジェクトのアイディア案もあったようだ。

このアイディアが画期的なのは、『海水を飲料水に変える技術』は今までにもあったが、高コストがネックだったのだが、海上の日照をうまく利用した太陽光パネルを使い、課題をクリアできるというもの。この装置では45億リットルの飲料水を産むことが可能だそうな。


しかも、建物の中は観光地になっていて、見学することができるという画期的なアイディア。

しかし、このアイディアにも問題点がある『海水から飲料水に変える時に排出される大量の濃縮された塩水』は、海には流せば環境の被害も出る。これをどうするかなど課題点も山積みのようだ。

BOO
やっぱり、課題点が多くて、実装は無理か。。。

現状『干ばつ』は解決策はない!!新しいテクノロジーが出てくるのか期待するしかない。


はっきりいうと、今の現状は『干ばつ』の解決策はないというのが厳しい現状だ。水は地球の70%を占めいるのに、私たちが飲める淡水は3%しかなく、それが近年気候の変動や人口増加によって深刻になっている。

場所によっては、『オレゴンのように雨が降って嫌だ。』というところもあれば、『雨が降らなくてヤバい。』というカリフォルニアのような場所もある。温暖化の現象はいろいろと議論されているが、どんな理由であれ、間違いなく『今までになかった気候の変動』は起きていて、今以上に『干ばつ』は深刻になっていくだろうなと思っている。

そんな中で、今『水不足を必ず解決できる新しいテクノロジー』を目指して、アメリカ各取り組みが行われいるのだ。私もなんとか、超微力ながらも、新しい技術を追って、世界を救うようなテクノロジーを開発するアメリカ株を買って応援したいと思う。そして、お風呂どころか、シャワーを浴びていない。(これはただのズボラ癖。)

BOO
今んとこ私が考えた『水の節約方法』は、トイレの水は海水で。しかし塩害で設備が劣化するがそこは新技術で。ちなみに香港のトイレを流す水は海水を利用してるところもあるようだ。
これを書いた人
boo
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