アメリカ

アメリカ言いがかり裁判『馬鹿すぎる訴訟社会!!』BEST7選。

2月 6, 2023

アメリカは、すぐに訴える国だ。

だからなのか?アメリカ人の口から出るのは『ごめん』ではなくて『いい訳』が多い。すぐに謝ってしまうと、訴訟される可能性があると聞いたことがあるが、悪いと思ったら『ごめん』って謝れるのって大事だよなぁ。とアメリカ来てからしみじみ思う。

BOO
『なんですぐ、謝るんだ!』と見知らぬアメリカ人から怒られたことがある私が、頭おかしいアメリカの訴訟を紹介。

1.ビール飲んだのに『なんで俺に彼女ができないんだ!』

アメリカのビールで有名な『バドワイザー』がセクシーな女性を出したCMを放送していたところ、何を勘違いしたのか『バドワイザーのビールを飲めばセクシーな女性もゲットできる!!』と思った孤独なアメリカ人が、『ビール飲んでもセクシーな女性をゲットできないじゃないか!!!』と訴えた頭がおかしい訴訟。

BOO
このアメリカ人は、女性をゲットできなかった精神的苦痛で10,000 ドルで訴えたが、訴訟は、もちろん却下。

2.先生に訴訟!!『わたしの成績が低すぎるじゃない!』

先生がテストをC+ と評価したことが、ある生徒の癇に障って『成績低すぎるだろう!!』と先生を訴えた事件。

BOO
ちなみに、『C+』 は、平凡な成績でそこまで低くもない。

この生徒の言い分は、『先生の気まぐれでC+ の成績をつけたことで、セラピストになる資格を奪い、130万ドルの収入が失われた!』のことだが、先生側は『この生徒の学ぶ態度がよくなかった。』と言っている。

もちろんこの訴訟も却下されることになる。

3.マクドナルドの『ナゲットに骨が入っている!!』

[ 実際の骨 by Alexei Stolfat ]

マクドナルドで『コーヒーが熱すぎて訴えて勝訴した話』のは有名だが、今度は、マックナゲットに骨が入っていて訴えた話だ。

2020年5月、フロリダに住む男性がマクドナルドのチキンナゲットを食ったところ、中に長さ 1 インチ弱の骨があり、それで歯に微小のヒビが入った許せん!ということで訴訟に発展した。

彼は、マクドナルドに 110 万ドルで訴えたが、現在(2023.2.6)まだ判決はでてないようだ。

4.集団訴訟5億円!『スタバのアイスが多すぎる』


世界のスターバックスが、アメリカ人たちの集団訴訟に5億円もの金額で訴えられていたのだ。

アメリカ人たちがキレているのは『ドリンクの氷が多すぎて、こりゃ詐欺だろ!!』ということだ。宣伝されているよりも 25% 少ない液体を提供していると文句を言っている。

BOO
なんか少し気持ちはわかるが、、訴えるまでいくのがすごい。

それに対し、スタバ側は『どんな飲み物にも氷は必要だ。』と主張。


スタバ公式ツイッタより:氷の量は調節できます。

5. 請求8億3200万ドル!!『マイケル・ジョーダンに顔が似ている!!!』


2006年、アメリカのポートランドに住むアレン・ヘッカードという男が『マイケル・ジョーダンに似ていて苦痛すぎる。』という訴訟を起こした。その訴訟額、8億3200万ドル!!日本円で1000億円以上。

その後、彼は、マイケル・ジョーダンに著作権に盗まれたとして訴え、同じ金額でマイケル・ジョーダンを人気者にした罪としてナイキを訴えている。

BOO
彼としたら、マイケルジョーダンが俺の真似をしているということか。

この頭が完全におかしい訴訟にマイケルジョーダン側は、以下のツイッターで述べている。

有名人に似ているという理由だけで訴訟を起こしても彼の思い通りにはいきません。また、彼はマイケル・ジョーダンが自分の肖像を盗んだとして、4億1600万ドルで訴えました。そして、ナイキがマイケル・ジョーダンを第1位にしたとして、同額でナイキを訴えました。
BOO
有名になりすぎると、こういう金目当てのメチャクチャな奴が現れるんだな。かなり同情。

その後、訴えていた彼は、マイケル・ジョーダンに対する訴訟を取り下げたそうだ。

6.高校生が授業中に起こされて訴える!!


2008年、コネチカット州に住む 16歳の高校生が授業中に寝ていたところ、数学の教師が机を叩き自分を起こしたそう。それに対して、『左耳の鼓膜に重傷を負った』として、その生徒は教育員会を訴えたのだ。

この事件はのちに却下されたが、この件で生徒は仲間からバカにされてしまったそうな。

BOO
ここまで来ると、ダチョウ倶楽部のコントにしか思えん。

7.『サンドイッチのツナが胡散臭い。』

アメリカでは誰でも知っている有名なサンドイッチの店『サブウェイ』。今度は、この店のツナが嘘すぎるという理由で訴えられた。

今回、訴えた生物学部の学生たちは『学内の研究室でサブウェイのツナの鑑定をしたところ、100%マグロではなく、鶏・豚・牛のDNAを含んでいる結果だ。これは食品偽装だ!!』ということで訴訟に至った。

この訴訟について、サブウェイは猛反発。以下の『ウチのツナは本物だサイト』まで作ってしまう。(以下参照)

[ 訴訟を受けて作った『サブウェイのツナは本物だ。』の特設サイト ]

両者の意見は一歩も譲らず。見かねた『ニューヨークタイムズ』があらためてサブウェイのツナを独自で調べたところ、『サンプルにはマグロのDNAは含まれていなかった』との報告が。。。どっちなんだ。。

BOO
馬鹿げたと思われる訴訟から、マジのヤバい奴だったと発覚することあるから目が離せない。

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