アメリカでは、基本何着てもジャッジされない。
どんだけパー子だろうが、ケツが出てようが、パジャマだろうが、別に気にしやーしねー。
しかし、どーでも万歳なアメリカだが『ドン引きされる服を着る人たち』も存在する。
今日は女を捨てたやべー格好している私でさえも、着ないようにしている服を発表しようと思う。

1. ナチスを連想させる卍マークがある服を着てる人
『卍』のマークは、アメリカではナチスを連想させるマークでもある。
軍服マニアの服とか、日本のアニメのシャツあったりする『卍』のマークの入った服は、アメリカ人たちにとっては、ドン引き対象だ。
私の住む街、アメリカのポートランドで『卍』が入った服を着ていたら、『かなりヤベェ人がいる』と避けられるか、運悪ければ、絡まれて叫ばれたりするかもしれないので気をつけてくだせー。

2.『ハイブランドで固めた服』でバスに乗る人。
前にも書いたが、アメリカでハイブランドを着ているのは、金持ちエリアにいる『マジ金持ち』というイメージだ。
若めの人がハイブランドで固めてその辺ウロウロしていたら、売春婦かやべー仕事をしている人という認識になり、かなり浮く。
そして治安が悪いバスに『ハイブランドの格好』て乗ってくるというのも、アメリカに来たばかり何も知らないアジア人か、偽物のハイブランドをよく身につけている黒人さんに多い傾向がある。

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3.マジの『毛皮のコート』を着ている人。
動物愛護の意識が高い、アメリカの都心では『毛皮のコート』は完全にアウトになりつつある。
ちなみに、ポートランドでウロウロした日には、通りすがりの人に説教されてしまうかもしれんレベル。

4.ミニスカで足を出しながら、キョロキョロしている人
ミニスカートでもショーパン系のカジュアルなものならいいが、ヒラヒラしていているセクシーな奴を着て、ヤバいエリアに迷い込んでしまった日には、完全なる売春婦になる。
そんな日には、勘違いしたヤバめの変態たちがどんどん声をかけてくるだろう。

5. 誰もが知っている『悪名ブランド』を着ている人
まーこれは、ポートランドだけかもしれないが、悪名高きブランドの服装は『あ、あいつ、あのブランド着ているよ。何も知らんのかな。』という風に心の中でジャッジされている可能性がある。
今の若い子が逆にそいうのに敏感なのもあり、何も知らない大人が、悪名高きブランドで身を固めてたら、『年取り過ぎてそーいうの疎いんかな。ダセーな。』と思われている可能性もある。

6.バイトの面接に『スーツ』で来てしまう人。
これもポートランドに限る話かもしれんが、ただのアルバイトでスーツ姿で面接で決めてきた人がいたら、それはただの痛い人である。
ガッチリのスーツでバイトの面接行ったら、絶対に面白くない人認定され『100ぱー落とされる』とも言われている。

7.知らずに『やばい英語意味』のTシャツを着ている人。
アメリカ人たちは、Tシャツのロゴや文字とか、見てないようでかなり見ているのだ。
いいシャツを着ていたら、『お前のシャツ、クールだぜ!』とか知らない人同士でも声をかけあったりするので、英語で書かれた文字があからさまな『差別用語』だったりした日には、もしかしたら、、、サービスを受けられないという逆の差別まで受けてしまう恐れがある。

結論:アメリカとって服は『自分の個性』を表すものである。
日本と違い、アメリカ人は『自分の個性』に合う服を重視して服を着ている事が多い。
それがクソダサいデザインかろうが、自分がその団体に所属して愛しているのであれば堂々と着てまうため、自分の通う大学名がデカデカと入ったパーカーを着ている人にもよく遭遇するし、逆にどんなにカッコいいデザインでも自分が好きじゃない団体でなければ、絶対に着ないというアメリカ人が多いのだ。

日本人にとって服は『自分の価値を上げてくれるもの』で、アメリカ人にとっては『自分の個性(アイデンティティー)』を表してくれるもの』という服の価値観の違いじゃないかと思う。
