最近『クリぼっち』というクリスマスを1人で過ごす若者が増えているという。
個人的には、『クリスマスだから、みんなと過ごさないとといけない同調圧力』が、年々嫌になってきて、クリスマスは、普通にスルーしたいタイプだ。
最近アメリカ人でも、この手のタイプが増えてきているのだという。
アメリカこそ、クリスマスには『家族と過ごさないといけない。』という暗黙の了解あって、日本よりも圧がすごいのだ。実際、それに疲れてきているという若者も多いらしい。
コロナで急増!?アメリカでも『クリぼっち率』は意外に多かった。
アメリカのクリスマスは、日本でいうお正月的な感じで、アメリカ人はクリスマスに家族と過ごすために帰省する。
しかし、過去にシェアハウスに住んでいたアメリカ人の中には、『家族と仲が良くない』『実家に帰るのがめんどー。』と言う理由で、クリスマスを何もしていなかったアメリカ人も結構いた。
当時は、『アメリカ人にしては、珍しいな。』と思っていたんだが、Twitterとかにあえて、発信されていないだけで、『ぶっちゃけ、この手のアメリカの若者はかなり多いじゃ、、、』と気がついた時でもあった。
いつも通り自宅で過ごす若者も増加している。
そして、時はコロナ。コロナがきっかけで、やむを得ず『クリぼっち』になった人もいるが、そんな中で『あれ?クリスマス何もしないの、めっちゃ気軽じゃん。』という気づく若者も多いという。
また、アメリカの出会い系アプリが調査した結果としては、全体の独身者の34% は、クリスマスに『いつも通り自宅で過ごす』と答えていいて、表にでないだけで、実は、意外と『くりぼっち率』は多いらしい。
また、日本でも、クリスマスでもいつも通りに過ごす割合は、62%で、コロナ以降『クリスマスに何にもしない』層が多くなっているのである。
おっせっかい親戚から回避!!『クリぼっち』が支持される理由。
ぶっちゃけ、パーティー大好きのアメリカ人でも『家族』の集まりは疲れるらしい。
ある調査によると、『おせっかいな親戚からの不快な質問に答えるがすげー嫌。』というアメリカ人たちが多かったと言う結果もある。
そんな仲で、わざわざ自分の貴重な休日を『どーでもいい親戚』に気を遣う時間は、結構な拷問タイムである。そんなシーンがたしか『ブリジットジョーンズの日記』の映画でも登場していたな。
クリスマスに働くと給料2倍!!あえて選ぶ若者。
アメリカでは、クリスマスに働くと時給が2倍以上になるのだ。クリスマスに働きたがらない人が多い中で、クリスマスどーでもいい独身者は、その日だけで、2倍以上の時給をもらえるなら!!と目を輝かせて、あえて働く若者も多いと言う。しかもクリスマスは、たいてい暇だそう。
クリスマス前で別れるカップルも多い。
カップルの中で『クリスマスの圧』に負けて別れてしまうカップルもいるのも多いらしい。
クリスマスまで関係を維持することを好む人も多いが、クリスマス為に計画立てたりしているうちに、喧嘩になって別れるカップルは多いそうだ。クリスマスだから一緒に過ごさなければならないプレッシャーが、逆にカップルを苦しめるのだ。
クリスマスを一人で過ごすのに最適な場所がある。
それは、中華料理屋だ。
というか、クリスマスの日に、基本的に空いているところは『中華料理屋』しかない。
昔、クリスマスに開いていた中華料理は、ガラガラな印象だったのだが、今年、クリスマスに中華屋の目の前を通ったら、めちゃくちゃ混んでいてビビったのだ。
行列まではいかないが、駐車場はパンパン。中国人のおっちゃんウハウハだなと中を覗くと、20代若者よりも、30-40代が多かったのは印象深かった。独り身が多いポートランドだからと言う土地柄もあるだろうが、『クリスマスを特に祝わないし、自炊しない層』は、どこも開いていないから、中華料理屋にいくしかない。
実際に、アメリカ人にかかわらず、クリスマスって、SNS上では『キラキラしているように見える』が、実は、このクリスマスに何かしなきゃいけないプレッシャーで、心も体も疲れ切っている人も多いんじゃね?と感じる。
まー、子供がいたら喜ばせるためにクリスマスやろう。という感じにはなるだろうが、独身者としては、『クッソ寒いし、コロナだし、わざわざ、クリスマスをやる必要があるのか?』という感じになってきてるんだろうな。個人的にはそれしかない。