クリスマスのSNSキラキラ具合が、『超絶に疲れる。』という記事を先日書いたが、私だけではなかったらしい。
というのも、今、最高に映えないSNS『BeReal(ビーリアル)』が次世代のSNSとして注目を浴びていて、アメリカの若者を中心に爆発的に人気が出ている記事を発見した。
『BeReal』の特徴は、インスタグラムやtiktokと違って、キラキラアピールができない点だ。映えで疲れた若者が、このSNSに乗り移っているのだ。
最高に映えない!!地味すぎるリアルな日常をシェア『BeReal』
今、若者に人気SNS『Be Real』は、2020年にフランスでリリースされて以来、ダウンロード数が一気に増加している新しいSNSアプリだ。
そもそも、InstagramやTikTokは『映える為のようなアプリ』だが、『BeReal』は、『映えるフィルターや加工』もなければ、『映える瞬間』すら選べない。徹底的に映えるの禁止。
なにも準備されていない日常のひと時をシェアすることが前提のため、『BeReal』が投稿やシャッターチャンスの瞬間を自分で選べない。
1日1回、『BeReal』から『今、写真を撮って、シェアしろ!』の通知がきたら、うんこ中でも、2分以内に写真を内カメラ、外カメラと両方の写真を撮って、シェアしなければならない。
ちなみに、↓『best bereals』は、基本的に『Be Real』のアプリをTwitter上での投稿を開始したアカウントで、現在フォロワー100万人以上にもなっている。その中では、まさにリアルな日常を見ることができる。
— best bereals (@bestbereals) December 20, 2022
— best bereals (@bestbereals) December 7, 2022
brotherly bonding ❤️ pic.twitter.com/p8heuUaapY
— best bereals (@bestbereals) December 3, 2022
— best bereals (@bestbereals) November 26, 2022
爆発的に人気になったのは、若者の『ヤラセSNS疲れ』なのか?
よく、若者のSNS疲れが広がっているとわれるが、『Be Real』が爆発的に支持されているのを見ると、『SNS』に疲れてるのではなく、『日常のヤラセ感』に疲れている若者が多い結果なのだろうと思う。
もう、他人に評価してもらいたいが為に『キラキラした日常』を演じるのは、うんざりなのだ。そんな若者が、『うんこ中でも撮れ。』と無茶振りの指示がくる『Be Real』を支持している理由なのかもしれない。
準備できないリアルの瞬間を取る仕組み!『取り直し&削除できない』
#bereal Christmas edition 🎄🧦 pic.twitter.com/OREACc6Atf
— Mister G ☾ (@MisterG1991) December 25, 2022
従来のSNSでは、他人に評価してもらう為だけに、あらゆるフィルターを使い、綺麗に映る一瞬のタイミングの為に何度も取り直す。しかし『Be Real』は、それが全てできないような仕組みになっている。
そもそも、『Be Real』は、1日1回通知が来た時の2分以内のみでしか、写真を投稿できないし、加工不可。また、投稿した写真を削除すは1日1回までしかできないので、徹底的に映えれない。
BOOランダムに通知が来てから2分以内に写真を撮って投稿しないといけん。ヤラセでは無理!!『奇跡的な瞬間』も投稿され始める。
いつ投稿できるかわからないからこその仕組みが、『ガチのリアルな瞬間』を引き立てる。そして、そ偶然が重なり、衝撃的な瞬間が撮れた時には、マジでビビるだろう。というか、写真を撮っている場合じゃないと思うが、人は驚く瞬間ほど共有したいのかもしれん。
『本物か偽物か』見分けるのが難しくなってしまった時代に、突如登場した『Be Real』というアプリ。もしかしたら、特別感のある加工した幸せよりも、どーってことない何気ない日常の方が、本当は幸せな瞬間なんだということを気づかさせてくれるアプリだからこそ、人気が出てるのかもしれないな。
BOO本当に幸せの瞬間は人はシェアしない。何気ない日常が本当の幸せだったりするから。BY『Be Real』