最近、アメリカ人友達がアパートの隣人の騒音に悩まされていると悶々と悩んでいて、その友人はゴツイ見た目の割にちょーがつくお人好し&いい人でビジネス取引は全くダメ。むしろ言いくるめられる&舐められるタイプでオロオロ怯えていたので、『こう言う苦情は私に任せろぅ!!』と言うことで友人に代弁して『騒音問題』と戦ってきました!まかせろぅー!!(´▽`) '`,、'`,、
そして見事『騒音に勝利!』を収めましたので、もしアパートとかコンドに住んでいて、毎日騒音にぶるぶる怯えているアナタ、参考にしてみてね。
アパートの上から『足音往復ドタバタ』の重低音が毎日響き渡る。
友人の家は、4回建てのマンションで、最近ちょうど上の部屋に新しい隣人が引っ越してきて、騒音にも最初は『引越しで大変だな。そのうち終わるだろう。』ぐらいに思っていたらしいが、ドタバタの重低音が1−3時間連続でずっと響き渡り、それが毎日3回くらいの程度で毎日続き、どんどん騒音が大きくなってて、我慢できなくなったらしい。
騒音の原因は筋肉オタクによる『トレーニング音』と判明。( ´˂˃` )
私もその騒音を聞いたところ。確かにひどい。何回も往復する『ドタドタ往復音』の足音が休みなくズーーーーーーーーーと聞こえてくる。2−3時間、部屋でマラソンしているかのような音だ。
『朝、昼、晩に2−3時間ずつ、部屋ん中を走れるのってすげーな。おい。(º﹃º)』と感心していたんだが、よくよく耳をすませると『ギィギィィ。』と言う足音の中に混じって、機械の音もしてくるので、上に住む隣人は『トレーニング筋肉オタクのマッチョ』だと言うことに決定した。
『なんでそこまで家ん中を走る必要があるのだろうか?』とちょっと意味不明だったのだが、『トレーニング筋肉オタク』だったら納得だ₍₍ ( ‾꒫‾ ) ₎₎。でも部屋にいると確かに騒音でイライラしてくる。と言うことで、これは予想以上にやばかったので『筋肉オタクの騒音』と闘うことに決定っ!
【レベル1】アパート管理会社の社員にメールで報告する。
まずはマンションの管理会社の社員にメールをすることにした。友人のマンションは、個人の家主ではなくポートランドに何個もマンションがあるいわゆる大手の会社が経営するマンションなので、1階の受け付けフロアにはそこの毎日社員がいるので、直接いいにいくことも出来るが、めんどくさいのでメールで『上の人がうるさいのでなんとかしてくれ。』的な簡単なメールを送った。
そして5日後くらいに『騒音だったらちゃんと録音をして証拠見せて』と言われたので、騒音が1番やばい時に友人が録音したものをすぐ様メールで送った。
その後、友人の録音した音が騒音だと言うことが認定?され、社員Jから『録音ありがとう。注意しておく。』と素っ気ないメールが届いたが注意してくれたと言うことで、一応様子を見てみることにした。
【レベル2】アパート管理会社の社員と直接話し合うことに。
そして、数日間は様子を見ていたのに『あの社員は本当に注意したのか?』と疑うくらい全くもって騒音は改善されず、逆に酷くなっていた。もうこれは、レベル2に格上げだ。と言うことで社員Jを呼び出すことに。
メールで『ちょっと話がしたい。』を簡単な素っ気ないメールを送る。
友人は、もっとなんのことを話したいか。メールに書くべきだと言っていたが、私的には、相手を呼び出すときはこれくらいシンプルに言った方が勝手な妄想をし始めてビビる。しかも向こうが怠けていると言うやましい気持ちがあればある程、勝手にビビってくれる。でシンプルにメールしてみてと言ったら、案の定、ビビった怠け者の管理会社の社員が、翌日すぐに連絡をくれたそう。今までメールを送っても5日後くらいにしか返事こなかったのを考えると効き目はバッチリだ。
で、メールをした後すぐに1階の受付のオフィスに行って、その管理会社の社員と騒音問題について話し合うことに。英語もまちまちだが、態度だけはでかい私も同席。案の定、弱気な友人は、口だけがうまい社員に言いくるめられそうになっていた。なんて弱すぎるんだ( TДT)
この発言で私は悟った。『あ、コイツ、騒音の重大性があまり感じてねー。注意してねーな。』と。
と友人は弱気な姿勢になっていて、見せられたもっと家賃が値段が高い部屋になっていたので、
奴は本当にトリッキーな奴だ。問題は騒音なのに、すっかり問題をすり替えられて、高くて新しい部屋を勧められている。これはうっかりすると友人は言いくるめられて高い部屋にうつされた挙句、どさくさに紛れて、1年契約させられる事になってかもしれん。ちょっと話にならないので、この社員をすっ飛ばして、この上司に相談したい気持ちになったがそれを抑えて、
と言っておいてその場を終了した。『軽い気持ちで違う部屋に誘ったのに、逆に他の会社のマンションの移動』を考えさせるきっかけを作ってしまった的な感じでちょっと社員がオロオロしていたのでヨシとしよう。これでちゃんと仕事はしてくれるはず。
【レベル3】天井を突いて『ファーーーーーーく!!!!』叫ぶ
話し合いから数日後、ちょっとは静かになったがそれも1週間だけ。あっという間にやっぱり騒音は同じレベルに達していた。で、次の対処法は、相手に『うるさくて、めっちゃ頭にきてること。』を知ってもらおうじゃないか!ということで、あまりにもうるさくて止まらない場合は、掃除棒を2−3回天井を突いて『ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーック(このクソ野郎!!)』と叫んだだら一瞬止まった。これは結構効き目があったな。そして心も軽くなった。笑。友人はビビっていたけど、私の爽快な顔を見て真似してやっていたら、病みつきになって止まらなくなっていて、
『おいおい、やりすぎはダメだよ』と私が慌ててとめる羽目になった。やはり友人は私以上に見えないストレスを抱えていたらしい。普段、大人しくてあまり怒らない人が怒ると、加減がわからなくてヤバイ。ということを垣間見た気がする。
あまりにもうるさすぎる時は効き目があるけど、何度もはやめたほうがいい。一度やって変わらんかったら相手は変わらないし、逆ギレしてくる場合もあるのでな。
アメリカ騒音の法律は?騒音で通報できるか?
実は騒音で警察を呼べたりもする。アメリカの法律では『夜の10時から朝の7時までは静かにしなければならない。』という騒音条例の決まりがあって、それを守っていない人がいたら、警察を呼べるのだ。しかし、緊急『911』ではないので専門の番号があるのでそこにかけてね。ちなみに今回は弱気な友人は、警察にも怯えていて、通報させてくれなかった。そして、ビミョーな時間だったことが多かったしな。
No excessive noise is allowed in the City of Portland between the hours of 10:00pm and 7:00am. To report noise during these hours, call 503-823-3333 and select 2. To report noise outside these hours, or for more information, contact the Noise Officer at 503-823-7350 or fill out a noise complaint form..(ポートランド の警察ホームページより引用)
レベルMAX:最終警告『もうすぐ出ていく。お前の上司と話し合う。』とメールで通知。
で、次は最終勧告。もうね。『ファック!(クソ野郎)』と毎日天井を突くだけでは何も変わらないのだ。もっとあの社員にもっとしっかり動いてもらうために、『危機感』という爆弾を投下する。『お前が対応していないせいで騒音で退去すると上司にちくる。』ことを丁寧に優しく、ちょーーーーーーーーーーー遠回しに伝える。
今度は対面ではなくメールで一方的に伝えることがポイント。すでに対面で『騒音がやばい』ことははっきり言ってあるので、今度は社員がどう対処してくれているか記憶するためのメール。また、話が上手い人だと相手の都合の良いように『問題』をすり替えられて、一方的に話されてしまうことがあったりするので、対面だと弱気になっちゃう人や英語のトークが苦手な人おすすめだよ。
で、以下の文面が実際に送ったメール↓↓↓↓↓
こんにちは、社員名前さん。残念ながら2階の隣人の騒音がまたうるさくなりました。騒音は、普通の足音の音でないのでこの部屋に住むのは他の人でも無理だと思います。騒音の元は、多分エクササイズによる踏みつける音だと思います。
The noises start early in the morning around 7–8am, then again around lunch time for a couple hours, then at night from 9–11pm, everyday. It is impossible to ignore, especially when the ceiling and walls are shaking. New file attached.
騒音は、朝の7–8amの間、昼の2−3時間、夜の9–11pmの間、毎日です。特に壁や天井が揺れるので騒音を無視するのは非常に難しいです。
Can you please talk to them one more time?
もう一度、彼らに話(注意)をしてもらえますか?
If it doesn’t get any better this time around, I have decided to move soon and will need to talk to the property manager about our contract. Thanks again for your help.
もし、今回の注意で何も変わらなかったら私はすぐにでも退去することに決めました。そして、私は、プロパティーマネージャー(アパートの社員の上司)に契約(早期退去の違約金がどうなるか)について話し合う必要があります。対応してくれありがとうございます。
↑この文面を送って、何があっても一切責任を取れないが、もし参考なる部分があったら一部コピペして使ってみてね。
そして、上の文面を送ったその翌日すぐにその社員からメールが来て、
という人が変わったようなメッセージを貰ってからは、あんなに毎日騒音が激しかったのにピタッっととまったのだ。多分『上司にちくられる。やべ』と思ってやっとことの重大さに気がついた社員が騒音マッチョに、やっとキツーく注意したの思う。
『最初から、100%の力を発揮しておけよ!』と思うが、アメリカ人は怠け者なので、自分への危機を感じないとなかなか行動してくれないのだ。なので危機感を与えるコツとしては相手の弱みを攻めていくのが1番効き目があるよ。あくまでも、弱みは丁寧に遠回しに伝えないとアメリカ人はプライドが高いので、ふてくされて逆ギレされる場合があるので、ギリギリを攻めていくのが良いよ。イメージとしては金玉を握るくらいの絶妙な力加減で( ´ー`)(←急に下ネタかよ。)
幸い友人のマンションは、入居者率をかなり気にしている会社で、コロナになってから入居者が激減し1、2ヶ月家賃無料をしてまで入居率を維持しようとしてたので、その弱み『退去』という言葉を使ったが、個人の大家さんとかで、入居率気にしないとか、何もしなくても入居者がすぐに決まるところに『退去』を匂わせる方法はむしろ逆効果なので注意だよ。『退去』を匂わせても、『あっそ。じゃでてけば?』的な感じになるので、弱みはそれぞれなのでこのやり方は全ての家主さんに聞かないので注意だよ。そして、社員の直接な弱みは『上司にちくる』といもうひとつの爆弾で、最終兵器爆弾の完成だ。( ´˂˃` )
海外でアパートの『騒音は日常茶飯事』ひどい場合は退去しかない。
アパートやマンションによっては、1階にトレーニングルームが付いているとことがあり、アメリカの家の壁は薄いことが多いので、部屋でトレーニング器具を使うことを禁止している場合があるのだが、友人のマンションは、トレーニングルームを付いていても、部屋で機会を使うことは禁止されてなかったみたいだ。
そして、管理会社の社員も行っていたように逆に『夜10時から朝7時以外の時間帯』は、騒音出しても違法でないので法律ではなんともしようがなく、そこからは家主さんとの契約の話になる。もし管理会社が『不快な行動などによって退去してもらう』という契約を結んでいた場合、騒音とかで退去宣告を出すのは可能だと思うが、州にもよるが、実際ポートランドは『借りる側』の立場が強いため、借りる人が家賃を滞納した場合でも『借りている人の立場を尊重される』のですぐには追い出すことが不可能というかできないの事が多いのだ。あり得ないと思うが、それくらいポートランドでは、借りる人の方が立場が強くなる。
私も毎回、家賃を滞納されることが多く、追い出すこともできずドキドキしながらこの法律はマジでどうかしていると思っている。家賃が回収できないのにずっと家に居座られる場合は泣き寝入りしないといけない場合がある。
今回の場合は、筋肉騒音はちゃんと注意を聞いてくれたからよかったものの、法律的には筋肉騒音を追い出せず、逆に管理会社がルールを決めていても『夜10時から朝7時以外の時間帯』の騒音で『筋肉騒音』を追い出せば、訴えられる恐れもあるし、騒音に負けた側が退去しないといけない時も十分ありうるのだ。
アメリカ人は怠け者!最初から動いてくれないのでキンタマを握れ。やり方次第でちゃんと動いてくれる。
今回はうまく弱みという『キンタマ』を握れたが、アメリカ人は怠け者なので基本的に最初からきちんとこう言う面倒くさい問題に向き合ってくれることは稀だ。しかし諦めずにちゃんと丁寧に意見を言い続ければ、対応してくれるようになる。で方法としては、1番やっちゃいけないのは感情的になることだ。感情的になると、逆にクレーマーだと思われて相手してくれなくなる。
キンタマ。キンタマ。と書きすぎてなんの記事か一体分からなくなってしまったが、ポイントは、丁寧にいい人ぶりながら、そっと『爆弾』を流し込むことが大切だよ。
今回の騒音の被害者の会のアメリカ人の友人は、ちょっと世間知らずのおぼっちゃま的な性格なので英語がネイティブでも、こういうことには慣れていないので逆に感動された。英語が喋れなくても、いろんな泥道を歩んできたので、こいう交渉は私の方ができるという。
移民としてアメリカ滞在してこいうことだけは、無駄にうまくなった自分がなんか悲しい。アメリカで生き延びるためには英語力ではない。交渉力だということが実証されたとおもう。夢は、謙虚な可愛いおばあちゃんなることになのに、アメリカに住んでる『気だけがめっちゃ強いおばちゃん』になりそうで怖いわ。気をつけないと。( ఠ‿ఠ )