最近、ポートランドに住む友達の引っ越しを手伝いました。いやー、やはり今年は何もかも八方塞がりで呪われている。というのも、わざわざ引っ越しの『当日』に友達のちょうど友人家の前の道で早朝からBLMの過激なデモ活動が始まり、早朝から何台もパトカーが通り、パトカーからなぜか漫画のような『手裏剣(パトカーの車をパンクさせる為の手作りの鉄骨?)』みたいなのが友人へ飛んでくる。なんで??どうして?
そしてその後、新しい新居にってみると、そこで火事騒ぎが。。( ꒪⌓꒪)( ꒪⌓꒪) 何台もの消防車が新居の周りを取り囲み、ついでに住人が外に追い出され中に入れず。物が運べず。その後、気を取り直して、引越し用に借りていた大型レンタルカー『U-haul』を借りようとしたら、予約を確認するレシ?機械が故障し始めて、レジのおねいさんがアタフタ。アタフタ。ついでに私もアタフタ。友人死ぬほどアタフタ。
さすがの友人も
笑いながら言っていた。いやー、私は流石にそこまで開き直れん。アメリカ人てどこまでもボジティブ過ぎて、時に恐ろしい生き物である。何度もアメリカ人の『なんとかなるさ。』根性になんとも『なんともならねーんだよっ!』と言いながら、一所懸命に怪獣たちの尻拭いしてきた過去。。。(思い出すだけで涙がちょちょぎれる)
ちなみにこちら↓の写真が引っ越し当日にBLMによって道を封鎖された様子の家の前の『ミシシッピ』通り。朝早くから家の前のこの道を覆面パトカーやら攻撃を受けたパトカーやらが通っていって、何も知らない私たちは、引っ越し中のこの道に爆弾が仕掛けられてるのかもしれん!って本気で心配していた。
実際、日本とアメリカ、オーストラリアを含めて引っ越し回数30回を超え『引越しならワシを呼べ』のスローガンを掲げる私でも、流石に今回の引越しは波乱万丈だった。しかし、そんな嵐の中でも先にやっておいたことが命拾いしたこともあったのでその中の神行為を紹介したいと思います。
1.荷台(ドリー)を買っておくべし。
今回、一番買っていてよかったなー。まじで命を救ってくれたのがコイツ。英語でドリーという名の荷台。今回の引越しメンバーはコロナもあって男手が足りないというのと、エレベーターがなく階段があるところからの引っ越しだったので、アメリカのホームセンターで$50くらいで売っていたのを私が友人をそそのかして購入してもらう。その行為がまじで神行為となる。友人そそのかした自分神。そそのかされた友人も『さすが引越しの神の言うことは聞いていて損はなかったわー』と満足。
30キロ近い重ーいテーブルも、ドリー(荷台)でこの通り楽勝っ!
重ーいソファの階段の上り下りもこの楽勝っ!
ちなみに、引越し用に借りていた大型レンタルカー『U-haul』でも当日予約しておけば借りられるのだが、1日レンタルで$10くらいするので買った方がいい。置き場所に困るかな?クローゼットの中かさばるかな?と思っていただが、意外とかさばらず、荷台の上に使わない段ボールも置けたり、ちょっとした何か重いものを運んだりできるので、日常的に常住しておけば結構安心だよ。特に引っ越しが多い一人暮らしの女の人におすすめ。
また、ドリー(荷台)にも色々種類があって、先っぽが長いものは折れやすくなるので、ソファーなど重いものを運びたい人は、ちょっと高いけど私が使った下のような先っぽが短いドリーがおすすめ。安いものはそれなりの軽いものしか運べないので注意。
重いソファーやテーブルなどもしっかり楽に運べるよ。一生使えるし、当日引越し屋さんを雇うよりも安上がりで文句も言わないし、気も使わない上に、クローゼットで密かに出番を待っててくれるドリーは有り難い。
BOOが今回使った(ドリー)はコレっ!2.早朝から『U-HAUL』を予約しておくべし。パーキング問題の解決の鍵になる。
今回、ラッキーだったのは、引越し当日にアパートのすぐ前の駐車スペースに泊まられたこと。駐車スペースが見つからずに、遠くに引越し用のトラックを駐車しないといけなくなると完全に人を一人殺せるくらいの労働が追加される。完全に命取りになる。しかも、大型引越し用トラックの駐車スペースを見つけるのは容易なことではなーい。
しかーし、自称、引越しの神様こと私はポジティブ怪獣たちの不満の声を押し切って『引越しは早朝(7半時)にするぞ!。』と言っておいた為、早朝は、まだ駐車スペースもガラ空きで引越し用のトラックも家の前に駐車できてた、たすかった。まじで。
案の定、当日はBLMのデモ隊に道を封鎖されたのもあり、昼頃には近くの駐車スペースは全て埋まっていて、家の前の駐車スペースは見つからなかった。ほ。
3.引越しの車は、予想よりも大きなトラックを借りとくべし。
ポジティブ怪獣たちの家具の大きさの見積もりが甘かったので、当日『U-haul』借りたトラックの大きさでは全ては入りきらず、結局、2往復するはめになった。もう一回り大きサイズだと、20−30ドルくらい高くなるのだが、当日の手間を考えれば、やっぱり一回で終わらせた方が楽。
4.車のトランクは空っぽにしておくべし。
引越し用のトラックを借りていても、万が一のために自分の車のトランクは空っぽにしておくべし。
ちなみに引越しの本人こと、ポジティブ怪獣のトランクはキャンプ用やらでグッズで満タンだったので、引越しの別の友人の車を借りて、壊れれやすい液晶テレビや、冷蔵庫の中身をクーラーボックスに入れたものを運んでいたよ。めっちゃ神でござーる。
5.引越し日は1、2日かぶった方がいい。
ポジティブ怪獣は、本当にまいるくらいポジティブなので、引越しは1日でできるもの楽ショー!て考えていたのだが、引越しの神的には引越しは1日では絶対きつい。
引越し先のお家を早めに借りれるのだったら、1.2日くらいかぶっても、新しいお家を早めに入居できるようにしておくのをおすすめするよ。
ちなみに、引越しのトラックともに当日に新しい引越し先に行ってみると、なんと火事ボヤ騒ぎがあり、中に入れなくまじで困った。。。前日に家に入れていれば。。。楽だったのに。。
6.パッキングと掃除は引っ越し当日にするな。
ポジティブ怪獣は荷物が多いのに、当日にパッキングと掃除をしようとしてて、引越しの神は『神様を殺す気か。当日は運ぶ以外何もできないんだから、引越し前までにはパッキングを終わらせとけよな。』と助言しておいたのだが、コレは本当に良かった。
当日は、パッキングを全て終わらしておいて、掃除もちょっと終わらせておいたのだが、それでも6時間くらいかかったので、コレでパッキング終わらせなかったと思うと、ゾッとした絶対夜中というか終わらなかった。ポジティブ怪獣の思考は本当に恐ろしい。
どうでしたでしょうか?ポジティブ怪獣の恐ろしさ、いや引越しの怖さをわかっていただけましたでしょうか?引越しというものは、早めに早めにやっておかないと、いろんなことが同時で起こり、早めにやっていてもやはり結構な時間がかかりました。汗。。私が要領が悪いのかもしれないが。。特にアメリカは、『U-HAUL』予約をしたのに当日になぜかトラックが借りられなかった(予約のレジがぶっ壊れたり←私)という話をよく聞くので、まじで準備万端にしていても予想外のことがあって、怖いので自分ができることをポジティブではなくネガティブに考えて、全てやってやっておくのが吉となるのだ。