コロナでレストランもあまり空いていない、平日のなぜか雨がシトシト降る冬のさーむーい日に、どうしても『タコス』が食べたくなってウロウロしていたら、掘建て小屋の外だか中だかよくわらかん『タコス料理』を発見しました。
そーと中に入ってみると、そこはメキシコのなんだか懐かしい空間が広がっておりました。
そこにはちょっぴり小太りのメキシカンのお父さんがひとりで働いていました。いい匂いがする。.o.。クンクン(´_¨`)~~~
よし、腹ペコだ。よし、太っちょのおじさんからタコスを頼もうじゃないか。。しかし、問題が。。所狭しと書かれているメニューがよく見るとスパニッシュ。読めない。く、くいたいのに、、読めない。
とりあえず、チキンとポークを頼んだが、後から帰ったらやっぱりあの店のメニューが気になる。なんか読めなかったのが悔しすぎるのでこの際に全て解説しようと思います!!!
carne árabes(カルネ アラベス)
『カルネ』とはスパニッシュで肉と意味で、『carne arabes(カルネ アラベス)』は、ケバブのように串にさした豚肉を回転させながらバーナーで焼いたものをスライスしたお肉を使ったタコスこのと。こんがり焼けた豚肉とフルーティーな味わいが特徴らしい。
アル・パストール (al pastor)
これもケバブのように焼いた豚肉を具にしたバージョン。特徴はマリネにした豚肉使われて、パイナップルが入っていて、マリネのソースは唐辛子などのスパイスがきいいたの強い味付けらしい。『カルネ アラベス』は豚肉のみのスライス肉が使われるが『アル・パストール 』は、豚肉や牛肉のブロック肉が使われるってよ。
carnitas(カルニータス)
carnitas(カルニータスは、「ラード(豚脂)で低温調理した豚肉」のことらしく、プルドポーク(ほぐし豚肉)と使うので見た目は、ささみに似た繊維質のような豚肉がタコスに乗ってくる。ラードであげるので、ちょっとカリカリとした食感も美味しい。香ばしいのにジュー氏でさっぱりとした味付け。
barbacoa(バルバコア)
barbacoa は「バーベキュー」といった意味あるが、調理法は蒸し焼きで主にビーフが使われるらしい。
tripas(トリパス)
こちらは、お店のメニューになかったのだが、ぜひ個人的に挑戦したいタコスで牛の内臓のモツを素揚げしたものを入れたタコスらしい。コリコリカリカリでうまそう。
COCHINITA PIBIL(コチニタ ビビル)
豚肉を葉っぱで、赤いソースに絡めて蒸したものらしい。カニータと見た目は似ているが、こちらは葉っぱで包んで柔らかく煮ていて味がしっかりついているバージョンと覚えよう。葉っぱで蒸し焼きした柔らかくしっとりした食感で味もしっかりついていて美味しいそう。
chorizo papa (チョリソ パパ)
ムーミンのキャラにいそうなこのメニューは、みじん切りしたソーセージとじゃがいもの炒め物が入ったタコス。イメージもできないので、調べなければ一生わからなかったメニューである。
Lengua (リングア)
牛肉の舌であーる。メキシコ人も牛タンを食べるのか!!とビビったのだが、こちらはメニューにある通り牛タンのタコスである。今度出会った時は、絶対試したい。
いやー、調べてみるとめちゃくちゃ奥が深いじゃないか。そして、タコスって、豚肉が主流なんだなーとメニューを研究して今更気づいた。豚肉が主流で、調理の仕方が色々あってのタコスなんだと。いざ、注文した時に、覚えられる気がしないが、今までこんな美味しそうなメニューを横に何も知らないで『チキンタコス、プリーズ』と呑気に長年注文して自分は本当に今まで損して来たんじゃないのかと悔やみきれん。
そして、このふと立ち寄ったおっちゃんのタコスも凄まじく美味しかったし、ここのお店のメニューは他のタコス屋さんよりも本格的でメニューが多い気がしたなぁ。普通は、牛のタンのタコスってあまり見ないよなぁ。(私がメニューを読めなかっただけかも知れないが。)
いつも通り頼んでしまった『ストリートタコス、チキンとポーク』どのメニューから来たんかはわからんが、『ポークでも色々あるんだよ。ねーちゃんや。』なんて文句を言わずに、おっちゃんが察しして、適当に豚肉の上のどれかをくれたに違いない。英語が話せない優しいメキシコのおっちゃんありがとう。