アメリカでは、外食率が高いことで有名だ。アメリカ人たちと暮らしていて、
と思うことがしょっちゅうある。ということで、今日は、アメリカ人の外食の高さから『ファーストフード』がなぜ流行るのか?を調べてみました。まーはっきり言って、アメリカ人って、めんどくさがりの料理しないタイプが多いのが原因じゃねーかと。その上、節約という言葉を知らない。
ランチは、屋台かどっかのファーストフードが多め。(平均15ドルくらい)
私がアメリカ人たちを観察してわかったのは、ランチは、ほぼ毎日どっかのファーストフードか、屋台かだ。
日本のようにコンビニ行っても、凝った飯がないし、凝った弁当をつくるマメさも持ち合わせてない。これは私が見てきた、30-40の独身のアメリカ人全員、どっかでランチを食っている。ちなみにポートランドのランチ大体の平均は、チップ入れて15ドルー18ドル (約1800円)くらい。
ディナーは、2日に1回、かならず外食。
まー人にもよるんだが、私の周囲のアメリカ人たちは、週に2、3回はかならず、ディナーはどっかのレストランか、ファーストフードだ。
ちなみに、ディナーでレストランで食うと、ポートランドだと1人、安くても30ドル(チップ込み)くらいはかかるんでな。アメリカ人が金ないのも納得。
アメリカ人の90%は料理嫌い!自炊は『完全にオーブンにぶち込む系。』
こちらの記事『https://www.cnbc.com/2017/09/27/how-much-americans-waste-on-dining-out.html』によると、90%のアメリカ人は料理が嫌いだという。そして、平均的な世帯は、外食に年間平均3,008ドルを費やしているという。
アメリカ人たちは、気が向いた時に、週に1.2 回くらい家で料理をすることがあるんだが、料理もかなりズボラ。野菜やらトレジョの冷凍品やらをオーブンに入れて打ち込む。さすがアメリカ豪快だ。
日本のように、お米を炊いて『惣菜』だけを買うというような『半分自炊』というマメなことをしないし、小分け保存もしている人はみたことがない。ちなみに、イラン人も全く家で作らない文化で、屋台が死ぬほどある。
アメリカ人料理しなさすぎて『ブルーエプロン(自炊用の宅配サービス)』が経営困難に。
一時期、すげー流行っていた『ブルーエプロン』というシェフ考案のレシピがついた『材料宅配サービス』
料理があまり得意じゃない人でも、箱に入ってる材料で、簡単に本格的な料理が作れると話題になっていたが、、、最近ではこの『ブルーエプロン』が、数年前から、業績低迷に陥っているのは有名な話だ。
そもそも『ブルーエプロン』の途中で解約率が70%以上だったそうな。
結論:コロナでますます外食増!!アメリカ人料理しなすぎて『ファーストフード』が儲かります。
こちらの記事『Americans Increased Spending at Restaurants, on Takeout During Pandemic』の記事によると、コロナ以降(2020年4月)アメリカ人の外食する支出は、23.1%増えたという。
個人的な感想になるが、適当な料理を作ってる私でも『なんだこれ。自分で作った方がましだわ。たけぇし。』というビミョーな飯レベルの店が、アメリカでやっていけているのは、アメリカ人が料理しない外食文化だから成り立ってるのだと思う。そして、お金ない人も普通に外食するので、アメリカでは、安く済む『ファーストフード』が強い。
そして、自炊レベルの高い日本では、外食産業は、かなりのレベルを求められ、安くて美味い店が多くなったんかと妙に納得した結果。また日本は『半分自炊系』が強いなと思う。おかずが簡単に作れるチルド系とか冷凍食品とかスーパー惣菜とかがすげー発達している気がする。