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オレゴン名物の食べ物『新鮮なカニ』が釣れるホテルに観光した話。

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  9、10月はポートランドは絶好のカニの季節。タダでカニクイテー。と言いまくっていたら、

中国人の友人
オレゴンで、カニタダでいっぱい取れる所、ア、ル、ヨ!イクっ?

BOO
おおおおおおおおおお!イクイクー!

ということで、中国人の軽い誘いにのり、軽い気持ちで行ってきやした。この中国系アメリカの友人は、見た目からしての食いしん坊なので、完全に期待。

ちなみに、サーモンがタダで食いたいと言いまくっていた時に、サーモンが無料で取れる場所を知ってるよ!というアメリカ人に騙されてノコノコといった話はこちらになります。


そして、今回は長文なのでオチ?を早めに言っちゃうと、

BOO
カニ、合計でタダで五匹取れたよ。安く泊まれたし、カニ釣れたし、結構穴場な場所を見つけたんじゃね。

オレゴンコーストの港町ニューポートの『蟹が釣れる』ホテルに到着!



早速、『蟹が釣れる』ホテルに食いしん坊系中国風アメリカ人と友達とで、ポートランドから車を走らせること3時間、オレゴンコーストにある港町『ニューポートビーチ』という場所に到着。


ポートランドから来る途中、高速ではなく、のんびり海沿いの道を走らせてきたので綺麗な海沿いの景色が広がる広がる。もしかして、今回はまじでカニ取れるかも。という期待も、膨らむ膨らむ。

BOO
オレゴンコーストのニューポートビーチは夏でも海に入れないくら寒いらしいよ。めっちゃ注意。

[ チェックインする為の入り口。ここから中に入ってチェックインを済ませる。 ]

ホテルに到着したので、そのままチェックインを済ませることに。

BOO
泊まる部屋は、別なコテージみたいな感じで、チェックインする建物とは別にあるので、ここの場所に↑荷物をおろさないでね。



[ 丁度、タイミングよく受付女が消えた写真。受付カウンター。 ]

受付女が消えたカウンター。だが心配することはない。慌ただしく2人のおねーさんが受付で待っていた。今回は、下のエックスペディアで予約も支払いも済ませてあったので、受付女に名前だけ聞かれたので言うと、白い紙を渡される。

そこに車のナンバーを書け。と言われ、未だに自分の車のナンバーを覚えてない友人たちが慌てふためく。馬鹿だなぁ。と内心思ったが、先ほど受付の時に苗字は?と聞かれて、自分の下の名前を自信満々に言ってた時に、友人たちが同じことを思ったに違いないと思い出して、墓穴を掘るので言うのをやめた。

BOO
受付のおねーちゃんに50ドル最初にデポジットとしてもらっとくけど、そのカードはホテルを予約した時に使ったカードと同じでいい?と言われたのでオッケーと言ったら、すぐに50ドルが口座から引き出されていたけど、チェックアウトの数日後には、それがなくなってホテル代の金額が代わりにチャージされてた。こんなこともできるんだー。と勝手に感動した。



ちなみに受付ロビーは、なんかいろいろチープなハロウィン風でござった。高いホテルではないので、こんなもん。今回私たちが泊まったホテルは、MAXで3人まで泊まれる部屋で1泊140ドルくらいだった。平日だったら100ドルくらいでいけるようだ。

BOO
私が泊まった部屋は最大3人泊まれるので、友達と3人一緒に泊まれば、ひとり50ぐらいで泊まれる。アメリカは、1室の最大の人数が決まっていてるけど、それさえ守れば、何人泊まっても一緒値段だよ。お手頃。



いよいよ、コテージの部屋に行ってみる!



チェックインを無事に済ませ、部屋に行ってみる。部屋は、ABCDEFGの棟で分けられていて、番号がふられている。他の友達の棟はAで我々の棟はCで結構離れた場所にあったので、チェックインの建物から車でC棟に行く。大体車で2−3分くらい離れている。

C棟についたら、部屋番号がふられている方に向かって歩いて行く。アパートのようだ。

BOO
同じようないくつもの建物が宿泊施設になっているので、自分の部屋にいくのにこりゃ迷うわ。しかも、同じ色で同じ形の建物で辛い。



鍵はカード式であーる。2枚渡される。建物もちょっと古めで、不倫カップルがこっそりくるラブホテルって感じで、ドキドキ( ఠ‿ఠ )



ドキドキしてドアを開けたら、すぐに階段があった。しかも急な階段。大人の秘密の花園にようこそって感じである。



重い荷物を持ちながら、その大人の階段を一気に駆け足で上がるとそこには秘密の花園ではなく、可愛らしい海が見えるお部屋が待っていた。

BOO
こじんまりとしているが、とっても暖かみがあっていい部屋。



ベットの窓からは一面の海辺の景色。こりゃたまらない。

BOO
最初の不倫発言を取り消したいくらいの爽やかさが漂うお部屋だった。あの階段は、青春を駆け上がる階段だったに違いない。



テレビもついていて、とってもいいお部屋であーる。



ちなみに、ソファーは、ベットにもなっていて友達が寝た。上のベットは友達の抜け殻。枕もシーツ、ブランケットも予備で2枚用紙されていたが、ちょっと朝は冷えるので、用意周到の友達が持っていいった一枚ブランケットはありがたかったようだ。



トイレ、バスルームはこんな感じ。シャンプー、リンス、化粧落とし、タオル、ドライヤーは常備されていたし、清潔感もあったよ。3人一気に朝シャワーを浴びたのにお湯も途切れることなく出たっ!すごい!

BOO
アメリカのやっすいホテルは、お湯を出しすぎると勝手に強制終了され、水が滝のように出てきて修行のようになることがあるので注意だよ。



お部屋には、ベランダもあーるのだ。そこから海が一面見渡せる。こりゃたまらない。青春時代のカップルにおすすめだ。友達と来るよりもカップルの方がロマンチックかもしれない。



ベランダから友達たちと夢中で喋っていて、気づくと夕方に。港が一面オレンジの夕焼け色に染まる。泊まった部屋は、海に面していいて、光景がこんな感じで見える。

BOO
BOO、友人と喋りに夢中で、重大なサンセット(日暮れ)をみるのを逃す。

気を取り直して『夜のカニ釣り』に行ってくる!



やはり10月は日が暮れるのが早い。5、6時になるとすっかり暗くなる。サンセットも見逃した後も友人と死ぬほどチワ話をしていたら、夜になる。おっといけね。蟹つらなきゃ。カニ。と言うことですっかり夜になってしまったが、早速、宿泊しているホテルからすぐ行ける蟹が釣れるスポットへ、みんなと向かう。夜の海もライトに照らされてロマンテェーク( ´˂˃` )。停泊している船の光も風情がある。冬の海って夏の海よりも好きかも知んないと一瞬思う。クソ寒いが。



死ぬほど滑る急な坂を『夜のクソ寒い海に放り込まれた私』を想像しながら橋をわたる。ツルツル滑る坂とおばあちゃんのように手を借りながら辿り着いたのは、夜なのにもかかわらず釣り人が多くいるこの釣りスポット。

ここで釣りしているたちは、同じホテルに泊まっている宿泊客なのかぁ。と思う。



そして、自分たちが持参したカニの捕獲用のカゴを投げ込む。中には餌の旨そうな生肉が入っている。カニは雑食で肉が大好物なんだそうな。

BOO
カニ、可愛い顔してんのに、ガチの肉食系。



カニの籠を放り投げた後、2−3時間くらいホテルに一旦戻り、戻ってきてみると、なんと蟹が4匹も!!釣れていたっ!1匹は、規定のサイズよりも小さすぎるので逃すことにしたが、後の3匹は、まるまると太っていて美味しそう。



カニがめっちゃ肉にくっついてる。こんなに近くで蟹が釣れるとは。結構感動。



とれたカニは、かなりの暴れん坊。暴れカニをバケツに入れるのに苦戦する。穏やかなカニと写真を撮りたかったが、不覚にも取れたカニは暴君のためそれどころではない。まー粋がいいということにしよう。



やっと、バケツに納めた暴君のカニ。

釣れた蟹で、夜ご飯『カニヌードル』を作る



早速、釣れた蟹でご飯を作ろう!ということで、ホテルについているキッチンで新鮮なカニをすぐに調理してみんなで食うことに。



鍋にドボンとそのまま釣ってきた暴君カニを投入。暴君カニ、鍋の中でも暴れまくるので、強引にフタで強制収監。

BOO
動物愛護のアメリカ人の友人が、最初にしっかり殺してあげてから沸騰鍋に入れてあげて。と発言するが、そんなの関係ねぇ!ということでしっかり無視したが、カニを殺してから鍋に入れた方が、足が取れないそうだ。youtubeの魚おろしのプロ気まぐれクックさんが言っていたよ。



茹で上がったカニ。腹をパカっと割ってみると、何やら卵が。メスのカニだったのだが、雌の蟹は取ったらダメって決まりがあるのに、見分けがつかず、取ってしまった。

友人A
あ、やべ。これメスだった。。中国ではこう言うの気にせずガバガバ取っちゃうんだよーワハハ。

と言っていたが、アメリカ人たちはそれを聞いてドン引きしていた。アジアチームはそこまで、あまり気にしないが、環境問題とか倫理も問題には厳しいのだ。釣った我々が100ぱー悪いのだが、アジア人チームとアメリカ人たちの間になんとも言えない壁が見た気がした。



おおお!蟹味噌だー!と騒いでいた日本チームに、

アメリカの友人
え、ここ食べるの?腹壊すよ。そのまま食うのはやめとき。

と言われてしまった。日本では蟹味噌を食う文化があるんだけど、、アメリカでは蟹味噌は、雑菌がいるのかわからないけど食べないし腹を壊す恐れがあるやしい。のでアメリカの蟹はアメリカに従え。と言うことで、泣く泣く蟹味噌捨てる。。ああ、悲しき文化。

ちなみにアメリカの友人たちは、脳とかウニとか、タコとかなんかのそういう知的生命体の?知的な部分を食べたくないんだそうな。俺は絶対食べないぞ。と言い張るよそにアジア人チームの友人は、

アジア人の友人
お前が、なにも料理せずにくつろいでたから、カニ麺にカニ味噌っぽいのをちょっと入れてみた。それをお前ばバクバク食っていたぜ。Ψ(`∀´)Ψヶヶヶ

と言っいて、ちょっと場が凍りつく。危うく、国際問題が勃発しそうになった。あぶねーあぶねー。気の小さい日本人代表の私は、ドキドキしながら、どうか戦争になりませんように。と影で見守るしかなかった。



気を取り直して、カニの身をパカっとな。新鮮でうまひょである。食べてみると、身はそんなに多くはないが味が濃厚でうまし。



そんな濃厚カニを使って作るのは、食いしん坊系アジア風アメリカ人が作る『カニのヌードル』でアール。ちなみに下のうどんを乾燥させたみたいなヌードルは、中国では定番の乾燥麺らしい。初めて食べたがカニのスープを吸って抜群にうまい麺になっていた。



でこちらが、豪華夕ご飯。オーブンで野菜をグリルしたものと、麻婆豆腐とメインの『先ほど釣ってきた新鮮カニのヌードル』。

BOO
ホテルで作るご飯は、節約にもなるし、カニもタダで釣れるし、美味いし一石二鳥!

そして、また夜にカニの籠を海に仕込んで、朝一で見に行くことに。



朝いちでカニの様子を見に行ってくる



昨日の夜に仕込んどいたカニ籠を見るべく、港が7時にオープンなので朝早く起きて、カニを様子を見に行ってくる。ちなみに夜3時まで友人と喋っていて寝不足だ。しかし、夜中に仕込んだものは餌が悪かったのか、朝見にいくと、全く釣れていなかったのだ。。ガックシ。。

BOO
缶のスパムが悪かったのか。。やはり生肉がよかったのか。カニ釣りは意外と奥が深い。



夜に見えなかった、釣りスポットがよく見える。水の高さも夜に比べると高くなっていた。



ああ、港町だなぁ。と言う平凡な感想。この船に住んでいる人もいるそうだ。

BOO
私は絶対船では寝れないと思う。夜の海はどす暗くて想像以上に怖いよ。



そして、昨日は気づかなかったが、釣りスポットの近くにカニを茹でる場所があった。めっちゃ便利だ。

『蟹のカゴを盗まれた?』騒ぎで、またもや一時は終結したと思われた国際問題ならぬふたたび喧嘩勃発しそうに。



中国人の友人A
あれ?俺の持ってきた蟹のカゴがない!!お前!どこ置いた?

アメリカ人の友人B
部屋の中に入れるのは、餌の生肉残ってたし臭いと思って、ここの入り口の近くに置いてたよ。

中国人の友人A
ないよ!!

アメリカ人の友人B
俺が悪かったんだ!!それでいい!!?(☼ Д ☼) クワッッ!!!v(まさかの逆切れw)

そもそも、アメリカ人の友人が、カゴを外に置きっぱにしていて、悪いのは100%だったのだが、なぜか逆ギレし、他のみんなが『あ、またアイツら国際問題に発展しそうな喧嘩パート2かも。。』とハラハラする。もしかしたら、カニ味噌を食わされたのが未だに頭に来ていたのかも知れない。

BOO
もう。本当にハラハラだよ。

しかーし、危機一髪でたまたま、通りかかったゴミ収集者のおっちゃんに『蟹カゴ』を見なかったか聞いたら、場所的にゴミ箱の近くに置いていたため、ごみ収集のおっちゃんが持っていたということで無事、『蟹カゴ』を返してもらったということになったのだ。

今回の旅は、なぜかアジアチームとアメリカチームの何か底知れない壁を感じてハラハラな旅である。しかも、選挙も近くてみんなピリピリしているのが蟹に伝わって普通よりも取れなかったのかも知れない。ちなみに、釣り堀にいた人たちも、俺の魚。取るんじゃねーよ。的な感じの威圧感でフレンドリーじゃなかったのはなんでだろう。みんな本気で怖いわ〜。



帰り道『サーモンジャーキー』をお土産に。



で、ポートランドに帰ろうということで、いつも通り友達と死ぬほど車で喋っていたら、友人のおすすめの『美味しいスモークサーモン』が買える店があるということでちょっと寄り道。



うまそうなスモークサーモン$15を購入。スモークツナは売り切れであった。現金のみなので注意してね(近くにATMがあるけども)。



友達が買ってくれた『スモークサーモンステック$3』旨し。ちょうど小腹が空いていたので、車でバクバク食う。

ということで、無事家路に着いたのでアール。今回の旅は、国際問題に発展しそうな事件もあったけどもなんだかんだで、景色も綺麗だったし、カニも5匹釣れたし、美味しいご飯も食えたしで、個人的には大満足。また来たいレベルである。中国人の友達曰く、前来たときは9月ごろでもっとカニがドシドシ取れたそうな。来年は9月頃を狙ってこようかな。

BOO
ちなみに、オレゴンでカニを取るにはライセンスが必要だよ。2020年の1年蟹ライセンスは、10ドル(オレゴン移住者)28ドル(非移住者)以下のオンラインから取れるよ。


今回BOOが泊まった『蟹が取れる宿』



BOO
このホテル、ちょっと見た目は古いけど、夜景は綺麗だし、蟹取れるし、部屋は小綺麗だったし大満足。グループで行く場合はキッチン付きの部屋をおすすめするよ。ちなみに今回BOOが泊まった部屋はsududioというお部屋(キッチンなし)。

これを書いた人
boo
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