アメリカ

アメリカ田舎が怖い!!『やばい差別と喧嘩だらけの旅』に行ってきた話。

7月 28, 2022

アメリカで『今まで避けていた場所』がある。それは『アメリカの田舎』だ。

BOO
トランプサポーター怖いし、白人社会で差別すごそうだし『アメリカの田舎』には、絶対行きたくねー。

と避けていたのだが、友人の2人アメリカ人がどちらもアメリカのど田舎で『ミゾーリ州』で、今回、里帰りするということで、野郎たちに混って、無理やり連れていかれるという事件がありました。完全に不名誉。(本当はブログのネタになると思ってついていっただけ。)

しかし、私の嫌な予感は的中し、田舎へのロードトリップの旅行は、散々な結果。ということで、今日から『BOOのアメリカ初田舎!!ロードトリップの様子』を書いていきます。ずっと、更新が滞っていたのは、7日間『アメリカのど田舎』で泣きべそかきなら、ロードトリップしていたということで許してください。

BOO
2度とアメリカの田舎にはいきたくない。野郎共と喧嘩するわ、差別され泣きべそ状態。しかし、温泉は最高。

まずは飛行機で『ミゾーリの田舎へ』へ行く。

まずは、ポートランドから友人たちの実家がある『ミゾーリ州』の片田舎へに行く。完全にいきたくねー。これほとまでに興奮しない旅先も初めてだ。

BOO
帰りは、友人の実家から引き継いだ車でロードトリップして帰る予定だ。

で、ポートランドから5時間程度のフライトで『ミゾーリ州にあるカーシッジ(Carthage)』という場所に到着。初めてアメリカ中西部の田舎に降り立った感想は、

BOO
ウチの田舎よりも、なにもねー。

そして、この町で1番栄えているという市街へ行ってみるが、、、

BOO
マジで誰もいねー。。。

田舎料理の激うまチキンを食いながら『白人社会』の洗礼に気づいていく。

アメリカの田舎の初日は、現地のウェイトレスさんも別に私を差別することなくフレンドリーだなと気軽に思ってたし、アメリカ田舎郷里『フライドチキン』を食ったり、それなりに楽しんでいた。

BOO
アメリカの田舎のフライドチキンが糞ほどうまい。とってもやわらか。

しかし、徐々に『ココは完全に白人社会』なんだな。ということに気づいていくのだ。ちなみこの街で、アジア人も黒人さんもほとんどいないのは、『生きにくいからだよ』とココ出身の白人の友人が呟いていた理由が、後からじわった。

初日は、自分がひたすら怖がっていた目に見えるあきらかな差別はなく、『なーんだ!みんなフレンドリーじゃん!』とまで勝手に思っていたが、数日間過ごしていくことによって、見えてきた『人種差別』。。

BOO
この表向きはいい人なんだけど、自然に人種差別する感じ。ウチの東北の田舎にそっくりだ。

表面上は超フレンドリーに挨拶はするのだが、『アジア人』を下に見たものの言い草、普通に会話で飛び交う『黒人さんの差別の呼び名』、白人との対応とは違う絶対的に話しかけてこない距離感。

こんなことがあり、私は自分がこの街で『絶対的にひとりぼっちな存在なんだ』といういつもは考えないネガティブ思考になってしまったのであーる。

まーこの辺は、また今度じっくりと記事で『アメリカの田舎差別#あるある』で紹介しようと思う。

ついにストレス爆発で喧嘩!ヤバいホテルに男2人と女私で泊まる。

で、ついに、この差別でうけたストレスを友人たちにぶつけることになる。

しかし、その前に友人たちが『泊まったホテル』にキレるという事件があった。というのも、地元をよく知っている友人が『ここは、村一番の超高級ホテルだよ!僕たちも泊まったことがないからワクワク。』と言っていたのだが、コロナ後に激変し『全然高級ホテルではなく、ボロさが目立つホテル』になっていて、速攻キレて、部屋を変えてもらっていた。

BOO
私は、別に高級ホテルとかじゃなくていいけど、部屋に入った瞬間のプール臭さが気になって、速攻ファブリーズを購入した。

まーでも、友人がキレるのもわかるなと。バスタブはボロボロで汚かったし、『こりゃ、高級ホテル以前にモーテル以下だわ』と思った。ちなみに、この度で『4つ星、2星ホテル』やら『モーテル』やらを点々としたのだが、ココのホテルが群を抜いて、ダメだった。

そして、私の溜まりに溜まったストレスが友人2たりにぶつけられることになる。

BOO
なんかさ、現地のアンタらの親や友達の白人たちの中に混じって、訛り会話に入るのがちょー難しいから辛い。
友人A
わからないことがあれば、その都度、質問したらいいんだよ。大袈裟だなぁ。
BOO
でも、盛り上がってる中で私だけ、いちいち質問してたらなんか申し訳ないじゃん。しかも、なんかネイティブじゃないから私だけ、話かけれられないしさ。
友人B
そんなことないさ!気にしすぎだよ!!(´▽`) '`,、'`,、
BOO
イラ!!!!もーいいわ!!!お前らみたいな無神経な白人に、私の繊細なきもちを理解してもらおうとしたのがバカだったわ!!

ということを怒鳴りつけて、頭にきたので、持ち帰った『激うまチキン』を一人でぜんぶ食ってやった。それだけでは気が晴れなかったが、ちょっとはマシになったという。

車はぎりぎり修理!!アメリカ横断の旅へGO。


[ 今回ロードトリップでドライブした道のり。 ]

そして、ロードトリップで『ミゾーリ』から『ポートランド』に帰る3日前に車のエアコンが壊れていたということが発覚し、そこでも私はキレることになる。なんか、こういう事件前もあったな。。

BOO
お前ら、エアコンなしで、アメリカの真夏のど田舎で長距離ドライブする気か!?
友人A
それもしょうがないよな。(´▽`) '`,、'`,、
友人B
直らなかったらしょうがないよな。(´▽`) '`,、'`,、

ありえないポジティブシンキングのアメリカ人に囲まれて、私だけが神経質なのか。しかし、アメリカの夏の長距離で死にたくはないので修理できなかったら、自分だけ飛行機で帰るということを宣告していた。

しかし、奇跡がおこり、修理が治ったので、バカなアメリカ2人(ソートー頭にきている)5日かけてロードトリップしながら、ポートランドに帰ってきた。ロードトリップの道のりは↑マップだよ。

4つ星ホテル『カンザス』で一泊。イケメンな本物のカウボーイを激写。

ぶっちゃけ、ミズーリ州の田舎は、辛く嫌な思い出しか残らなかったが、『2度とアメリカの田舎は行かない』と心に決めたら気が楽になり、カンザス州も何もなかったが、一面に広がるトウモロコシ畑やら、ガソスタで休憩する『イケメンカウボーイ』を楽しむ余裕できた。

[ カンザス州の田舎でガソスタに立ち寄ったときに出会った『本場のカウボーイ集団』 ]

カンザス州で初めて出会った『アメリカのカウボーイ』映画の中に出てくるように、スタイルが良くて、かなりカッコよかった。写真で伝えられないのが辛いが、実物はオーラもあって、友人に聞いたら『あいつらは、馬に乗るマジのカウボーイだよ』っていた。

BOO
特に、若きジュードローを100倍カッコよくした感じの顔のカウボーイがいて、たまらんかった。
友人B
でもBOO、カウボーイは結構、意地悪な人も多いから気をつけろよ。

すぐ近くには『おじいちゃんのカウボーイたち』マフィアみたいなオーラと貫禄があって、映画の中のアメリカにいるようで、『カウボーイの昼間のお茶会』に目が釘付けだった。ついでに、馬はどこだと探しまくる。


[ アメリカの田舎で出会った『本物のカウボーイ』たち。(カンザス州) ]

BOO
アメリカのリベラルな都会にいたら、本物のカウボーイを見ることはないので、超感動。

1番行きたかった『コロラドの温泉街』で一泊。

そして、『カンザス州』から『コロラド州』へドライブ。『コロラド(スチームボート)』までは、7時間くらいのドライブだったのだが、コロラドには夜中についてヘトヘト。コロラドの夜道はマジで危険で、野生の『ヘラジカ』が飛び出してきて、運が悪ければマジで死にそうになったわ。

そして、ついたのは『怪しいうさぎが目立つモーテル』だ。この『モーテル』の様子は、別に記事に書くとする。

BOO
こういう、地味に怪しい場所、結構好き。

次の日は、ホテルから近い『コロラドの有名な温泉』に向かう。この温泉は、自然の中にある温泉でコロラド州の中でも、特に人気の高い温泉だった。

人が多かったのがネックだが、個人的には、アメリカ田舎のストレスやら、アメリカ人2たりの謎のポジティブさにイラついていたので、ここで超絶リフレッシュできた。

BOO
コロラド最高!!!温泉最高!!!

『ワイオミング州』はトラック野郎はめちゃくちゃ優しくマナーがある。

一時期はアメリカ人みんな嫌い。という攻撃的な思考まで陥っていたのだが、睡眠と温泉によって、すっかりフレッシュ!!バカなアメリカ人と笑い合えるくらいになっていた。(←単純思考)

BOO
『ワイオミング州』は岩だらけの景色で、アメリカって感じだ。

しかし、岩だらけの景色が何時間も続くのでひたすら爆睡した。

運転していた友人によると、『ワイオミング州』が1番ドライバーのマナーがよかったという。原因は『ワイオミング州』はトラック野郎が多く、プロでこそのマナーよさと慣れを感じたという。ちなみにタイヤのかけらが道路にあって危険な時は、事前にサインで教えてくれたそう。

友人B
トラックだらけは最初怖かったそうだが、トラック野郎、優しく快適なドライブだった。

『ユタ州ソルトレークシティー』に到着。

次に着いたのは『ユタ州ソルトレークシティー』一瞬で通り過ぎたが、久々に見た都会の風景にほっとした。ドランバーの質はかなり悪かったそうだが。

そして、ここユタ州で泊まった『2星ホテル』が安くて、すげーよかった。特に今までの朝食付きホテルよりと比べると、ずっとレベルが高く感激したのだ。

BOO
ココのホテルの朝食まじでうめー!!特ソーセージが、シャルエッセン。

しかもこのホテル、『ジャグジー付きのプール』もあった。ということで、朝風呂ならぬ。独り占めの朝ジャグジー。完全に気持ちいい。溜まりに溜まった疲れが、口から魂のように出ていくのを感じた。

BOO
これで、戦闘力バッチリだ。アメリカ人に差別されても、どってことねーんだ。

そして、このホテル、2つ星ホテルだったが、最初の2つ星ホテルは比べ物にならないくらいの高クオリティー。4つ星にも泊まったが、このホテルの方が断然よかった。ココのホテル、1番満足度高いのに、1番安かったという。

『アイダホ州ボイジー』は何もなかった。

で、今度は『アイダホ州』に突入。

BOO
アイダホ州も、なんにもねー。

途中、ギルバートグレイプの映画に出てきそうな、一軒家を発見した。

BOO
これぞ、超田舎の一軒家。

最終日に泊まった『オレゴンの温泉』に超感動。

そして、ついに最終地点『オレゴン州』の田舎にある『温泉』に行ったら、これが感動するレベルの温泉クオリティーで、人も少なく、朝日や星空を見上げながら、自然に囲まれた大温泉に入ることができたのだ。

BOO
これで、今までの田舎で受けたストレス、全部流れたわ。

アメリカの長距離ドライブは『ガソスタ飯』が1番おすすめ。アメリカ田舎は外人にはキツイ。

ということで、いろいろあった『初挑戦のアメリカ田舎ロードトリップ』だったが、『アメリカの田舎に住んだら悲惨な目にあう。』『ガソスタの飯が結構うまい。特にアメリカンドックとピザ』ということで結論づけました。

観光ぐらいならいいかもだが、住むとなるとやっぱり田舎特有の住みにくさ、白人以外に対する排他的な感じは避けられないのをこの旅で感じた。アメリカの田舎にある『自然に身についてしまったよそ者へ差別』は、うちの日本の東北の田舎にもあるし、基本どこの田舎行ってもあるもんだんだなと認識した。

BOO
アメリカ全体が、誰にでも打ち解けて、超フレンドリーという認識でいくと痛い目にあう。田舎は表面だけフレンドリーで、心では超差別している。

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