前回、『アストリア観光』でB&Bのコテージに泊まった話でしたが、今回は次の日に行ってきた『アストリア』の街探検の記事。わざわざコロナの為に人里離れたところに行ったのに、ちょうど『お店がちらほらオープンする』タイミングだったので、なぜか人が恋しくなって『アストリア』の町をウロチョロしてきましたよ。
オレゴン州『アストリアの街』へいざ(゚∀゚)!
宿泊先のコテージからアストリアの街に行く為に、『アストリアメグラーブリッジ(Astoria-Megler Bridge)』という橋を渡る。この橋は、ワシントン州とオレゴン州を繋ぐ『北アメリカで一番長〜いトラス橋』だそうでアストリアの象徴でもあるそうな。
で、ひたすら長〜い橋を渡ってすぐに見えたのは『アストリア』の町っ!今回私は『アストリア』は初上陸であーる(´ε` ) 初上陸で一番先に思った感想は、ポートランドよりも更にレトロ感がすごい。
車をその辺に停めて、『アストリア』の町をちょっと散歩ウロチョロしてみる。ウロチョロしてみての第一発目に思った印象は、
だいぶ廃れている小さな町、『アストリア』の町はコロナで更に廃れていた。どこもかしこもお店がしまっていた。上の写真は、新しい感じのお店でさすがにこの店は空いているんじゃね?と思って入ったら、見事にしまっていて落胆して撮った時の写真であーる。
海風が香〜る小さな『古き良き港町』
こんな廃れた町でなーんにもすることないなぁー。とウロチョロ歩いてると生臭い海風の匂いが香ってくる。うん?これは海が近いんじゃねと、クンクンしながら臭う方向に行ってみると、そこには、一面海の港町感があった。思いがけなくテンションが上がる。
あんな長〜い橋を渡った後に、海があるんじゃね?と気づくとは、自分でも今考えると『早めに気づけよ』と自分でも思うが、それくらい『アストリア』の町にはなんの事前調査をせずに、何も考えずきてしまった。
ちなみに、友人が『アストリアの町と言ったら、グーニーズ(有名な映画)の町だべ!』と騒いでいたが、その映画もあまり知らなかった。
思いがけない『廃れた町』から『可愛いい港町』の発見にテンションが上がり、岸辺のギリギリまで行ってみる。貨物船すぐ間近で見える。
大量に貨物を積んだ貨物船は一体何を運んでるんだろう?今コロナで貨物船はどんな状況だろう?何処からきたんだろう?どんな人が乗ってるんだろう?好奇心が止まらない。
止まらない好奇心に目を輝かせて、ポートランドではなかなか見れない『可愛い港町』の光景に久しぶりにワクワクする(๑´⍢`๑)
ローカル感が漂う魚の燻製のお店『Josephson's Smokehouse 』
港周辺をぶらつく事、15分。小さな町なので15分も歩けば、大体町を制覇できるくらいの感覚だ。歩いて見つけたのは、ここの『Josephson's Smokehouse 』という魚の燻製の専門のお店。ローカル感が漂ってお腹も空いていたので入ってみることに。
もしかしたら燻製の魚を食べたことがあるのは人生に2,3回かもしれない。なかなか『燻製の専門のお店』に出会うことがないということで潜入っ!
中に入ってみると、魚がズラーと並んでいた。愛想の悪いけど、美人な店員おねーさんもマスクをしながら、暇そうにそこにいた。
暇そうな愛想の悪い定員さんは、『絶対ツンデレのはずっ!』と思って『何がオススメですか?』と聞いたところ『スモークサーモン。(甘辛スパイシー味)』と素っ気ない答えが返ってきたので買って食べてみると食感がふあふあしてて柔らかくてスモーキーでめちゃくちゃ美味しかった。やはりこのおねーさんは、ツンデレであることも確信できて嬉しかった。( ´˂˃` )
凄まじく美味しかった『スモークサーモン(甘辛スパイシー味)』のベーグル。私はコロナでカフェの方が閉まっていて食べることができなかったが、ふあふあで甘辛いサーモンのベーグルめっちゃ美味そうである。次行ったらカフェの方で食べたい(๑´⍢`๑)
オレゴンクラフトビール飲める『Astoria Brewing Company』
アストリア町といえば『クラフトビールが有名』ということを小さい町なのにあちらこちらにあるビール工場を見てわかったので、港の近くでコロナでもたまたま空いていた『Astoria Brewing Company』というお店に先ほど買った『サーモンジャーキー』というツマミを手に入ってみることに。
中に入ってみると、想像以上に中は広かった。という解放された空間で嬉しくなる。こりゃ、コロナでもスペース確保できるなぁー。コロナ対策ばっちりの空間、こりゃ唯一店を開けるわ。と変に納得。(目線がビールでなくあくまでもコロナ目線)
で、せっかく来たので『オレゴンのアストリア名物!クラフトビール』を堪能しようじゃないかっ!そして、ここまで来たら滅多にチャレンジしないけど『ストロベリー味ビール』という一歩間違ってしまったらヤバイ奴をこの際、頼んでみようじゃないかっ( ఠ‿ఠ )!ということで頼んでみる。
中には解放されたテーブルもあるが、外のテラス席もあったのでテラス席でビールを堪能することにした。
で、頼んだビール(ストロベリー味)とテラス席から見える海辺。で、この頼んだビールがめちゃくちゃうまかった。個人的にアメリカのクラフトビールで多いアルコール強めのガツン系は、超苦手なのですが、今回頼んだビールは、ストロベリー味だけにフルーティーな甘みがめちゃくちゃうまかった。15分ほどウロチョロ歩いて潮風を吸ったカラカラな喉に、優しい甘さと炭酸がなおさら美味しいと思えたのかもしれない。
ここ、アストリアの街が舞台になった有名な映画『グーニーズ』のグッズの山ほどお店に売られていた。あ、そういえば『グーニーズ』有名な街だ。って誰か言ってたなぁーとふと思い出す。
今回ビールを飲んだブルーワリーのお店の隣は、廃れた工場みたいな建物が。営業してたらびっくりな程の廃れ感だが、こういう廃れ感は個人的にめっちゃ好きである。古き良き港町であーる。
ふと、目にすると『BUDY』というこれまた有名なクラフトビールの工場が。近くまで行ってみたが、コロナの影響で今回は閉まっていた。
古き良き港町『アストリア』期待せずに行くべし。
今回、この『アストリア』という町に行ってみての感想は、ウロチョロすればするほど、なんか期待ができないのに、なぜか好きになる古き良き廃れた港であった。住んだらもっと好きになるだろう。
普段『アストリア』は観光の街でたくさんの観光客で賑わってる感がしたが、今回のコロナのタイミングで行ったので、いつもとは違うイメージになっているのかもしれないが、個人的にこっちの誰もいない『廃れたアストリア』の方が好きである。
『アストリア』街が全体がのんびりしていて、お店も小さなお店がちらほら空いているだけ。なのにビール工場のおっさんたちは中でふつーに仕事をしてて、港を見渡せば、貨物船が忙しく行き来していて、それを見守る地元のおばあちゃんとおじいちゃんが手を繋いで港を散歩していた。