ポートランドで鮭を無料で釣って食べたい。
コロナ自粛生活の中でインドアの私がいつもなら思いつかない提案を思いつく。無料釣りスポットを探し求めて、ウロチョロ。しかし『釣り行こう!』と一緒に行った自称:釣りのことならお任せあれ友が釣りを完全になめていて、能天気で無計画な熊並みのノリだったので、その結果、私はサーモンを取り損なった熊なみにイラついた話。
最終的には、私の執念だけで、2日もかかって探し当てたポートランドで釣りができるスポットをご紹介したいと思いまふ。
まさかの『オレゴンシティー』ど真ん中で釣りスポット探すはめになる。
完全にこの男はグーグルマップの使い方を間違っている。そしてなぜこの男は、目的地にざっくりとした地名を入れて着いた気になっているのだ?しかもこの男の車のエアコンが壊れている。しかもこの日は39度ごえ。炎天下の中で、全ての車の窓全開で髪の毛がわかめのように泳がせながら、必死で同じような真夏の炎天下に窓を開けて走っている哀れな車はないかと、同情を求めて探したが、この熱風の高速道路で窓全開は、爆音で歌うトラック野郎の厳ついマイルドヤンキー系おっさん一人しか後にも先にも出会うことがなかった。。
私が住むポートランドからココ、『オレゴンシティー』までは片道車で30分。私は、30分も乾燥わかめ状態にもなって、最大の目的地である『釣りスポット』にはまだついていない。というか、発見すらできていない。なんのために、熱風の中、この廃れた街『オレゴンシティー』にきたのか。。
私は、大物サーモンを探すうちにいつの間にか砂漠でさまよう惨めなクマになった。ちなみに運転中の隣の友人(別名:無計画男)は、ハゲで髪の毛の心配をしなくてもいい不平等さと呑気さにむしょーに腹が立つ。( `皿´)キーッ!!
一番腹が立ったのは、Googleマップを使いこなせると思っていることだ。私としては、『自分は能天気で頭をやられているので、Googleマップという人間文明がイマイチよくわかっておりません。サーモン取るどころか、砂漠で迷ってしまうかもしれません。』と謙虚な態度を見せてくれたら、期待値上がらずに『しょうがない男だなぁーhahahahaha!でもまかせろ!私が全力で調べ尽くーす!』とこんな事にもならず、ちょっと私の怒りがマシになっていたのに。釣りは俺にまかせろ!という男を疑いもせず信じて来てしまった自分を悔やむしかない。
行き先が漠然としている上、炎天下で意識も猛然としていて、私の戦闘力が下がっていると共に、体力だけはある隣の呑気な熊のような友人の男は本当にやりたい放題なのがますます頭にくる。
今更どうでもいいトランプの発言に、一瞬、トランプサポーターの旗に気を紛らわせられそうになったが、もうダメだ。なんとでもなれ。と呆れながら死にそうな顔しながら髪の毛をワカメにしているとやっと私のイラつきに察知して、慌ててGoogleマップをみて、おお!あったぞ!あったぞ!と着いたのが、こちら。釣りができないスポット『knights-bridge-park』
1日目、やっと見つけた川沿い『knights-bridge-park』で釣り(フッシング)できるのか!?
喜びながら、やっと探し当てた川沿いに来たものの、予想以上の川遊びを楽しむパリピの姿に、ここで釣りをしたら場違いなる。と到着から2秒で察知し呆然とする私と友人。
もしかしてサーモンがいるのかもしれない。と探した写真。
優雅に川を楽しむ用意周到なパリピ達の人間界の様子に我々は、完全に場違いなクマだ。しかもサーモンを見つけることすら、いや、サーモンのいる川を見つけることすらままならない間抜けなクマである。我々、間抜けなクマは、一応サーモンがいないことを確認し到着から3分ほどでその場を後にした。そして、またオレゴンシティーからポートランドまで、また30分乾燥わかめ状態で家路についた。車の中で、次生まれるときは用意周到な優雅なパリピ人間に生まれたい。とひたすら切に願っていた。
2日目リベンジ『コロンビア川』周辺で無料の釣りスポットを探す
今回は、思いつきで釣りに誘った私が完全に釣りをなめていたのだ。そして、呑気な友人のせいで釣りを諦めるなんて、そんなことは絶対にできない。
ということで、次の日、今度はちゃんとネットで『ポートランドから近い釣りスポット』を調べてからいくことにしたのだが、意外と情報がない。しかしなんとか『釣りスポット』を発見しリベンジに行くことになった。もちろん、あの呑気な友人に『人間の文明を知っているということはどういうことなのか。』をわかってもらうためにも。次の日も、何も考えずあの呑気な友人は私についてきた。本当にフットワークが軽すぎるクマのような友人である。
なんとかネットを駆使しながら、考え抜いて用意した2つの『釣りスポット』。
プランA『Bonneville Fish Hatchery(魚の養殖所)』で釣り。
プランAは、ネットのブログで書かれていた『Bonneville Fish Hatchery(魚の養殖所)』のあたりにいい無料の釣りスポットがあるらしいのでそこに行ってみることに。施設は封鎖していたが、入ってみると、堂々と『釣りダメ』と書かれた掲示板が。しかも参考にしたブログで書かれたざっくりとした場所がよくわからないので残念だが、その場を後にした。
プランB 船上げ場『Cascade Locks Marine Park(カスケードロックスマリーンパーク)』で釣り。
プランA『Bonneville Fish Hatchery(魚の養殖所』から車で走ること10分、こちらプランBのスポットが『Cascade Locks Marine Park(カスケード ロックスパーク)』という場所。
ちなみに、ここはコロンビア川の沿いの公園でもあり、結婚式などのやるくらいロマンティックないい景色。
そして、第1釣り人発見!行ってみるとちらほら釣りをしている人たちがいっぱいいた。やっと、無料で釣りができる場所を発見っ!長すぎた道のり。。
やっとだ。。。最初の『サーモンを釣りたい』プランから、目的がまさか『釣りスポットをどこでもいいから探す』プランに5ランクくらい下がってしまったが、、まじでこんなに大変だったとは。
しかし、私と友人は、釣り道具は持っていたが、そもそもの『釣りができるライセンス』をもたずに必死で釣りのスポットを探していたのだ。そもそも、釣りので来る資格がない。完全に何をしているんだ!お前達。である。釣りのライセンスはすぐには取れないと言われてしまったので、今回も、釣りの場所を探しながらも途方に暮れるクマ状態に変わりはなかった。
サーモンを無料で釣りたいなんて、軽く思いついた自分を往復ビンタくらいひっぱたたきたい。全く、超インドアが思いつくアウトドアは、我ながら本当にロクでもないことばかりだ。もう2度と軽く思いつかないでおこう。そして、呑気な友人のことは、今後、絶対に信じるもんかと誓う。そして、エアコンが直るまで、友人の車には乗らない。と心に誓う。
それでも、諦めつかずに未だに、どこかサーモンが釣れる場所を探している自分がいる。なぜならば、釣りのライセンス料金がクソ高かったからだ。一匹も未だに釣れていないといか、釣りの行為すらしていないのに45ドル近くかかってしまった。呑気なクマこと私の友人は、そんなこともすっかり忘れて、今は『サイクリング』に勤しんでいのこの頃である。しかし、またそいつに誘われて、うっかり『サイクリング』に行っしまった。そして、またオレゴンの街を途方にさまようことになった事件簿のことは、また近々書きたいと思う(´▽`) '`,、'`,、
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