今、日本は低賃金すぎるので、『日本を捨てて、海外で働こう』と考える若者が多くなっているようだ。
オーストラリアやアメリカなどの先進国で働くと、2倍以上の収入になるので、専門性がある人は確実に海外で働いた方がいい。という声もある反面、『アメリカで生きてくのはそう簡単なもんじゃない。地獄難民だよ。』という声もある。
個人的にどちらの意見も身震いするほどわかる。ということで、今日は、アメリカでなんとか生きていけてる理由をクソニートの私が考えてみたいと思う。
海外移住組でも『地獄難民』VS『天国金持ち民』がいる。
個人的に面白いなと思ったのが↑で取り上げている『アメリカで月18万の地獄難民』と『オーストラリアで月80万の若者』にインタビューした動画。
アメリカの地獄難民さんは『地獄難民というyoutube』を出していて、リアルで悲観的なのがすげー面白く、動画の中で『勉強してこなかった自分を恨む』的なこと言っているが、今、家庭を持ちながら、建築業の仕事を十分に頑張っていて、これから技術をつけたら収入が上がるし、これからじゃないか。と思った。
その反面、オーストラリアで月80万稼ぐ人は、日本でやっていた仕事の経験がたまたま役に立ち『金属加工の工場』で働いているという。私もオーストラリアでワーホリしたことがあるが、ちょー稀な方なんじゃないかと思った。
というのも、私自身、オーストラリアで1年ほどワーホリに行っていたのだが、かろうじて『低賃金のジャバレス』ぐらいしか見つけられなかったからだ。
海外で生き残れるカギは『専門技術』があるか。
そもそも、ろくに英語できなかったダメ人間の私が、アメリカで生き残れているのは、奇跡的に経験していた『うっすーーいWEBデベロッパースキル』があったからだと思う。
当時は、永住権ゲットだけに浮かれて、何も考えず野望な挑戦をしたと思うが、もし、当時の私に『エンジニア経験』がなかったら、アメリカで最低賃金のジャパレス(日本食レストラン)しか働く先がないことに気づき、コミ症で根性なしの自分は、肉体労働の限界を感じて、5年ぐらいで日本に帰っていた気がする。
そんなんで、今更ながらに、アメリカに渡る前に『海外で通用する職歴スキル』を取得しておく大事さをじわじわと痛感している。
そして、私が、いまだにアメリカでフラフラしているのも、エンジニアという職業を選んだからこそだ。金がなくなったら『また、しょぼいエンジニアとして働けばいい。』という過信が、私をフラフラさせて4年になる。もう、技術も追いついてないだろうが、、金さえこだわらなければ、アメリカに限らず、リモートで日本でもどこでも見つかる状況はあるんじゃねーかと楽観視している。
アメリカ田舎を選ぶと『そもそも仕事がない地獄』
地獄難民さんのyoutubeのコメントで、『なんでわざわざニューヨーク周辺の物価の高い場所に住んでんだよ。』というツッコミがあるのだが、私は気持ちが少しわかる。
なぜならば、田舎だと『そもそも仕事をみつけることができない』からだ。唯一頼みの『ジャパレス』すらないので、アメリカの田舎で日本人が働ける場所なんて、ほとんどない思う。
実際、オーストラリアにいた時『日本人ばっかで嫌だからあえて田舎に行く!!』と調子こいて『オーストラリアの田舎』にいったら、仕事見つからず、帰りのチケットも買うお金もなくなりホームレス状態になったという苦い過去があったし、大都市『サンフランシスコ』から、そこそこ都心の『ポートランド』に引っ越した後でも、サンフランシスコに比べると、移民でも受け入れてくれるような仕事が少ないなー。と実感した。
移民でも受け入れてくれる『エンジニア職』はオイシイのか?
実際、わたしは、渡米直後にすぐに『エンジニア』として働いていたのだが、他の職業に比べるとかなり高えな!!とびっくりしていた。当時のイケイケのエンジニアのインターンの初任給で月給100万だと聞かされた時には、腰を抜かしたもんだ。
特にサンフランシスコで出会った日本人たちは、ビザもサポートしてもらいながら、アメリカの企業で働いている人が結構いたし、アメリカ人と同じくらいビビるくらいの給料をもらいながら、毎日ウーバー出勤とか、常にセレブな生活を送っていたのは記憶に新しい。
ちなみに、イケイケじゃない当時の私は、ぼけーと日系企業で働いていたので、アメリカ暮らしなのに、給料は日本基準かよ。というまじで地獄難民を味わっていたという。
結論:ビザも必要だが『アメリカで通じる職業経験』がないと野垂れ死ぬ。
今、日本に絶望し、アメリカで働こうとする人に言いたいのは、永住ビザがあってもなくても、『アメリカで通用する職業経験スキルをもってなければ、いい仕事が見つかずに、金欠で帰るはめになる。』ということだ。特に過去の自分に『お前、ちゃんとエンジニアの勉強、真面目にしろ。』言っておきたい。
ということで、将来アメリカで働きたいと思っている人は、ビザがどうこう以前に、日本でしっかりアメリカでも通用する技術を盗んでおけ。ということだ。
特に、スキルと経験のあるエンジニアになれば、どっかの企業とかビザサポートしてくれるところが出てくるし、日本にあるアメリカ企業にも転職しやすくなって駐在できるチャンスあるし、完全リモートワークで仕事しつつ、アメリカに来ちゃって、就活もいいと思うし。アメリカ在住の幅が広がるのは間違いない。(学生ビザでも『日本企業での完全リモート勤務』ならアメリカで合法で働ける)
そして、最後の注意点として『エンジニアはオイシイ。』と書いたが、年収も高い分、世界中から『アメリカのエンジニア職』をめざすので、競争率も半端ないし、常にコードを書き続け、勉強しなければならないというのは忘れずに。
それでも、将来『エンジニア』に興味があるという人は、↓の無料体験を使って、『コード』を書いてなんか作ってみて、あれ?なんか好きかも?と思ったら、本格的に勉強し始めたらいいと思う。今はいくらでも無料お試しで勉強できるものがあるから、試しまくったらいい。(独学は、効率悪いのでお勧めしない。教えてくれるメンターは本当に大事。)