アメリカ

1番売れた『次世代のNFTアート作品』が約75億円!!ヤバすぎるアメリカ市場BEST5選。

1月 13, 2022

先日に『アメリカ2022トレンド予想!!これから流行るサービス&商品を調べてみた。』に記事にした時に、ランクインしていた『NFTアート』。

この『NFTアート』只者ではなかった。『落書きレベルの絵』が億で取引きでされているこの事実に『世の中はどーなってんだ!じゃー私の適当な絵も億で売れんのか!?!』ということで、とことん調べてみたら、購入している人の考え方が面白かったので、2021最も売れたランキング『The 10 Biggest NFT Sales of 2021』の記事から共に発表したいと思います。

BOO
マジの落書きが億で取引される『NFTアート』。。なにがなんだかわからん世の中になってもうた。

ちなみに『NFTアート』とは、ブロックチェーンと言われる仮想通貨で使われる最新の技術を利用して、持ち主の情報が暗号化され管理できると言われる次世代アートのことだ。

1位.約75億円!!Beeple氏の『Everydays – The First 5000 Days(毎日 − 最初の5000日)」』


堂々の1位に輝いたのは、2021年に約75億円で取引されたこちらの『NFTアート』。これを作ったのは、Beeple(ビープル)として知られるアーティストMike Winkelmann(マイク・ウィンケルマン)で、数年間かけて毎日1枚のデジタルアートを寄せ集め、5000枚の画像をまとめて1つの作品としで作ったデジタル作品。

この作品を約75億円で、世界最大のNFTファンドの創設者、Metakovan(メタコバン)という人が購入し、『技術は再現可能だが時間だけはデジタルでハックできない。この作品こそがいまの時代においてもっとも価値のある芸術作品であり、10億ドルの価値がある』と購入理由をこう語っている。

史上最高額の取引額で落札されるという現状に、作った本人は『これらの価値は、間違いなくゼロになる。我々が少し興奮しすぎて、とんでもない価格をガラクタにつけてしまったことに、いずれ気がつくだろう。』と語っているという。。

BOO
作った本人が一番『自身のNFTアート』について一番消極的だという皮肉。

2位.約32億円!! Beeple氏の映像作品『Human One』

2位に輝いたのも、1位と同じ作者で、Beepleと名で活動しているMike Winkelmann(マイク・ウィンケルマン)の最新作「ヒューマンワン(HUMAN ONE)」とという作品。この作品は、映像作品で、宇宙服を着た人物が立体スクリーンが映し出され、映し出される背景の中を移動する人間の動画が流れ続けているのだ。↓の動画参照。

この作品の購入者は、スイスのベンチャーキャピタル設立者のRyan Zurrer(ライアン・ズラー)氏で、購入した後にTwitterで『作者さん、あなたがクリプトアートにもたらした先見のあるイノベーション、驚くべき新しいエネルギー、そして活気あるポジティブ雰囲気に感謝します。』というようなメッセージを残している。

BOO
いやー、この作品は普通にすげえな。NFTのアートの最高販売額1位と2位がBeepleの作品。独占状態だ。

ちなみに↓の動画は、自分の作品が高値で落札された瞬間に『オーマイガッ!!!これでディズニーランド行ける!!』ちょー喜びまくる作者『Beeple』氏だ。

3位. ただのJEPG画像なのに!!!約13億円『CryptoPunk コロナの宇宙人 #7523 』

3位となったのは、『クリプトパンクス(CryptoPunks)』の中一つ、医療用マスクをしている『コロナのエイリアン(Covid Alien)』のJEPG画像が超高額な高値をつけた。

シリーズの中でも9体しかないといわれる貴重性が高い『エイリアンパンク』というエイリアンの画像。その中でも、唯一マスクしているということから、超高額に。

そもそも『クリプトパンクス(CryptoPunks)』とは、NFTアートのパイオニア的存在で、NFTブームよりもずっと前の2017年に公開開始した、NFT化された24✕24ピクセルのドット画像。通称『Punk(パンク)』と呼ばれている。

これらは全て、コレクション目的で作られたもので、ラルバラボ(Larva Labs)社が手掛け、仮想通貨イーサリアム(ETH)所有者に対して無料で配布されていたものだった。しかーし、今では人気が出て、超高額で取引されている。


コレクションは、今のところ1万体あるという。そして、その所有権と売買は、すべてのイーサリアムの仮想通貨で行われ、状態はイーサリアムのブロックチェーン上に記録され、公式ページ内で見れるのだ。

そして、この『マスクのエイリアン』の画像の持ち主だったのが、デジタルアートの支持者であり、長年のコレクターで売却前は、このシリーズを7523体を所有していたというSillytuna氏。そしてこの売り上げの一部は、コロナの救済に募金したという金持ちっぷり。

そんな彼から購入したのは、米デジタルスポーツ企業の筆頭株主であるイスラエル人起業家Shalom Meckenzieという人だ。

BOO
土地でも家でもなく、『超ちんけな画像』を超高額で取引し合うのが、現代社会の超金持ち同士の世界だ。

4位.約11億円『CryptoPunk めずしい猿#4156』

4位も『クリプトパンクス(CryptoPunks)』で、このシリーズの中でも珍しいといわれる猿の画像だ。猿の画像『エイプパンク』は、初期の頃に登場したもので1万コレクションの中で24体しかないと言われている。


『クリプトパンクス(CryptoPunks)』のコレクションは、ほとんどが男の子と女の子のキャラクターで『ゾンビ』や『エイリアン』『動物』などのレアキャラクターとして高額に取引の対象に。

BOO
レアキャラだから高額になるのだ!!と思ってもいまだに信じられぬ。こんなキャラが。。。

5位.約8.3億円『CryptoPunk 帽子をかぶった宇宙人#3100』

5位になったのは、またまた『クリプトパンクス(CryptoPunks)』シリーズの中のレアキャラ。こちらは『帽子を被った宇宙人』。これも初期の頃に作られたコレクターの中で貴重性が高いと言われているものだ。こんなに高値で売れるとは思っていなかっただろうな。。

BOO
NFTシリーズ化された画像の『レアキャラ』はマジでつえーな。マニアにはたまらないのか。。

NFTアートは『ブランド品!!』投資目的と自分の価値を上げる為に買う。

結果的に調べてみると『NFTアート』は、芸術性で買われているんじゃないんだなということに気づいたので、何の話題性もないタダの私の落書きはNFTにしたところでも売れん。という結論に至る。

特に1.2位の購入者のコメントを見てみても『NFTアートに期待を込めて、自分が買うことによって、NFT市場がもっと盛り上がる。』という願いで話題作りも込めて、高値で買われているのだ。上位の落札者にNFT関連の創業者が多いしな。

で、3、4、5位と続く『ただのドットの絵』の購入する人に至っては、NFTアートがこれから大きくなるを期待した転売目的の投資で買っている人がほとんどじゃないかなと。そして、今、イケてる金持ちたちが注目している流行りものを買うことによって『インフルエンサーとしての自分のブランド性』を高めているのかなと思った。

なので、ネットで情報商材などを売っている人たちが、NFTで有名になった『ただのドットの絵』を高額で買い、Twitterのアイコンの画像にして『俺は、この人気のNFTアートを買ったった!!!俺は最新だ!!!俺についてこい!!』的な匂いも若干する。

実際、『NFTアート』は、『トークンの所有権』を買うだけので、購入者に所有権ないし、購入した作品を使って何かができるようになる訳でもないらしいので、このまま上がり続けば転売で売れるが、もし人気が一気に暴落した時に、キツネに貰った金のように一気に葉っぱになると思うので気をつけなければならぬな。

BOO
『NFTアート』は、話題性のある有名なNFTアートを買うことに価値があって、こんな絵なら自分でも描けるからっても売れないことだけははっきりしたわ。(´▽`) '`,、'`,、

エリアで記事を探す