今、アメリカで『仮想通貨は詐欺である。』とキッパリと言い切っている本『Easy money』が話題だ。(2023年の現在、アメリカのみ販売)
これは、ある意味、死者も出るのでは???と思うくらいかなりブッ込んでいて、7月に販売されるのにも関わらず、予約販売だけで、アマゾン初登場ベスト1位セラーになるという、個人的にもすげー気になる本である。
GM. I’m back bros. pic.twitter.com/jfD6vYWMoC
— Ben McKenzie (@ben_mckenzie) April 11, 2023
有名TVショーで対談!! 『Easy Money』著者が話す仮想通貨の闇。
アメリカ人なら誰でも知っているアメリカのTVトーク番組『リアル・タイム・ウィズ・ビル・マー』にTHEOCライアン役の俳優に出ていてビビったのだが、彼は最近、話題の本の著者としてゲストに出ていたのだ。
彼は、いかに人々が仮想通貨によって騙されていることを話し『仮想通貨は、ポンジ詐欺だ!』と断言している。
私もあまりの言い切りぶりに『この人、殺されやーしねーか?』と不安になるレベルだった。もし、仮想通貨が本当に詐欺だったら、世界規模の被害者が出るからだ。
しかし、彼が言っていることは、『仮想通貨』が盛り上がっている中で、実態のわからないまま買っている人も多く、はっきりとそれに疑問を投げかけたのだ。
億で取引されるNFTアートは『ただのリンクの領収書!!』
トークショーの中では、司会者ビル・マーが仮想通貨について質問していくのだが、彼は皮肉なジョークを交えながら『仮想通貨は、史上最大のポンジ詐欺だよ。』と自信を持って断言していく。
彼自身、過去に抱いた『人々があまり理解していないものに大金を稼いでいる』という違和感に、「私は頭がおかしいのか、それともこれは完全な詐欺なのか?」と問い続け、『仮想通貨』について研究することにしたのだという。
そして、ついに『Easy Money』という本で、彼は、ジャーナリストの Jacob Silverman の助けを借りて、暗号通貨のクライマックスの最終日(Xデー)が、今私たちに迫っていることを発表し、衝撃を与えたのだ。
ショーの中で、司会者ビル・マーが『俺は、NFTアートが全く理解できてないんだよ。もう歳だしね。』というと、皮肉にも著者は『NFTアートは素晴らしいよ。(皮肉)』と笑いにして答えている。
私も過去に、落書きのような『NFTアート』が億単位で取引されてたのが疑問すぎて、それを記事にしたことがあるんだが、そのとき調べて分かったのは、購入者は、転売目的の話題性を求めるインフルエンサーか、NFTの関係者たちという実態があった。
だからこそ、アートとしての価値は全くなく、購入しても所有権ないし、購入した作品を使って何かができるようになる訳でもない『トークンの所有権』という領収書を買うのは個人的にすげー納得したのだ。
『みんなが買っているから。』と実態のないモノを買うのは恐ろしい。
著者は、番組の中でも仮想通貨という実態のないモノに、多くの人がお金を出していることの危険性を警告していた。
個人的には、NFTアートは論外として、仮想通貨は、お金の取引が楽になるという意味で将来性があると思うが、莫大エネルギーがかかる点で、現実味があまりなく、時代に逆行している気がして購入しなかった。
このまま、仮想通貨の抱える問題が見えないまま、莫大に膨らんでいって、仮想通貨が葉っぱに化けるんじゃねーか。と怖さがあって、手が出せていない。それはもうギャンブルあるような気がする。
GM. I’m back bros. pic.twitter.com/jfD6vYWMoC
— Ben McKenzie (@ben_mckenzie) April 11, 2023