アメリカでは日本食ブームと言われている。
しかし、アメリカで人気でも日本人からしたら『なにこれ。。』というクソ不味いものも多いのだ。
その理由は、日本食を経営するお店のほとんどが日本に行ったこともない韓国人やら中国人やらベトナム人やらが見よう見まねで作っているからである。

1. 競争率が半端ない!!『個人ラーメン屋』は過酷。
アメリカの『ラーメン屋さん』は当たりハズレがすごい。
中国系のおっさんが味噌汁に麺を入れたものをラーメンと出すところもあれば、日本人でこだわったラーメンを出すところもある。
最近ではアメリカでラーメン競争が激しくなってきたので、アメリカ人の舌が超えてきたのか?味噌汁ラーメンを出しても潰れることが多くなってきて、非日本人がラーメン屋を出すのはなくなってきてる。少なくとも私の住むポートランドのラーメン屋はほぼ日本人がオーナーでクオリティーもそこそこだ。

2. 実は、中国人が流行らせていた!!『抹茶アイス専門店』
最近、近くに『抹茶のお店』ができたということで行ってみたら、凄まじく混んでいた(↑の店)
メニューも日本語で書かれていたので、オーナーは日本人かな?と聞いてみると、噂的には、なんと中国系のオーナーだとのことだ。しかもハワイでも展開しているのことだ。

ポートランドにあった『原宿系のクレープ』屋台が人気があった。
路面に出てた時は、観光客で行列になっていたほどだったし、これも日本人がやってると思うぐらいレベルが高かったが、やっぱりここのオーナーも中国人だったのだ。
よくメニューを見ると『??』というものもあったなと思う。

3. 韓国人の『人気!!てりやきBBQの店』労働環境がヤバい。
アメリカでは『テリヤキ』の知名度は抜群だ。アメリカ人は『テリヤキ』さえつけば美味いと思っている節がある。それを見逃さなかったのは韓国人たちだ。
個人的に『普通に韓国焼き肉として売り出せばいいのに。。』と思うが、テリヤキという言葉をつければ売れるからという感じで売り出しているところが多い。
めちゃくちゃ流行っている『テリヤキBBQのお店』は、ほとんどが韓国人経営で、よくみると、サイドメニューにキムチがあったり、チャプチェがあったりするところをみるので、テリヤキと書いていても完全に韓国料理屋だったりする。

4.アメリカ人のやる『おにぎり屋』が速攻で潰れた闇。
昔、ポートランドにおにぎり屋さんで遊び程度に週2ぐらい働いていたことがある。職場的にはすげー楽で、毎日、おにぎりを食えて嬉しかったが、速攻で潰れてしまった。
ここのオーナーはアメリカ人だった。
彼はおにぎりの具をこだわり高く売っていたので、現地の日本人はほぼ来なかったし、現地の人にもあまり浸透しなかったという。

5.パカっと割れる『洋食屋のオムライス』に憧れている中国人。
アメリカでバズっている動画がある。それが『パカッと割れるオムライス』だ。最近、寿司で働く中国人の友人が自分で店を始めたいということで、相談されたのが『このオムライスを作りたい。』ということだった。
料理がグダグダな私に聞くんじゃねー。と思ったのだが、ビジネスとしては完全にいいところをついていると思う。さすが中国人の金の匂いを嗅ぐ流行への貪欲さは真似したいほどだ。

アメリカで飲食を成功するには『味』よりも『立地』でほぼ決まる。
アメリカでの日本食がまずい理由に、アメリカで飲食店を成功する鍵は『味』よりも『立地』というところにある。
現地の飲食店のオーナーがみな口を揃えていうは『立地がよかったらなんでも売れる』と言っているので、まずい日本食もそこそこ売れてしまうのだ。たとえそれが、日本食を食ったことがおじさんが作ったものであっても。。
アメリカ人は寿司の美味しさのこだわりがなく、寿司ならなんでもいい的な感じもあるので、日本人からしたら糞まずい寿司屋でも潰れずにやっていけてるんだと思う。
