シアトル観光では、史上最悪の『まずい焼き鳥』に出会った。
バカ舌なのにもかかわらず、一口しか食べられずに、全部残すという前代未聞の店であった。自分でもびっくりしているので、そんときの話を書こうと思う。
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いざ!シアトルにある『居酒屋』へ潜入。
シアトルの夜は、8時でもこんなに明るいのだ。若干ヤバそうなエリアだったが、余裕でふらついていた。
シアトルにある『日本居酒屋』を発見!
適当にフラついていると、『深●食堂』という文字を発見!!なかなかいいネーミングではないか?これは日本人がつけたのだろう。と思いきや、ネットフリックスの某有名な番組名のパクリだったという。
いざ、中に潜入っ!
速攻中に入ってみる。中も日本の居酒屋風でいい感じではないか。しかし、いい感じの居酒屋風なのに、行列になっていないのが気になるところだが、まーいいだろう。
中はマジの日本の居酒屋。期待が高まる。
まーと言っても、人はまちまち入っている。店内は広く、奥の窓際の席は空席もあったが、ロケーションもいいしな。
ちょっと嫌な予感がしてきた。
席に着くと、テーブルがビミョーにペタペタしているのが気になった。申し訳ないが、中国人経営の店は衛生的にあれ?というところが多いので、もしかしたら、、ここの店。。
急に『異国の店』の疑惑が浮上してきた。ちょっと隣のテーブルの様子を伺うことにした。隣の席は、中国人系の若者のグループの集まりでめちゃくちゃ頼んでいた。
結局、最初は『ししとう』と『レバーの串焼き』しか頼まんかった。なんか引っかかるので、最初に様子を見てみようという実験である。
焼き鳥の一品料理『ししとう串焼き』を実食。
やってきた『ししとうの串焼き』。見た目はかなりいいし、これで$5ドルくらい。皿にもこだわっていて普通にいい。しかし、食ってみると、焼き鳥の味では全くなかった。
そして、この時、私は地雷を踏んでいた。旅行気分もあり変なテンションで『レバー』という地雷を。フツー訳のわからん店では『レバー串焼き』なんて頼むことはしないのに。
食ってみたら、一口で口が受け付けないほどに、臭くてドロドロとした変なパサつき?が口にまとわりついて、食えたものじゃーなかった。
全部残して、その場を後にする。
普通にまずいくらいだったら、全部食うタイプなのだが、本気でこれは食えなかった。罰ゲームレベルの不味さなのだ。
ししとうの串焼きで、口を風化させながら食ってみても『レバーの臭み』が強すぎて破壊レベルなのだ。ネチョネチョパサパサという得体の知れない食感も気持ち悪すぎたし、甘ったるい味もダメージ大だ。
もう何も食えない。2品だけ頼んだが、全部残し、店を後にすることにする。私としては、2品だけの犠牲で済んだことにありがたく思えてきた。
結論『味のイメージ』が染み付いている日本人にはマズい
もしかしたら、この店のオーナーは、『日本の焼き鳥』を食ったことがねーんだと思う。それくらい焼き鳥とは程遠いもので、見た目はすごいいいのだが、中身はマジで違った。
私の勝手な予想、ここのオーナーは日本が好きな中国人で、ネットフリックスで見た『深●食堂』にハマって、そのままのイメージで店を開店させたんだと思うくらいの出来だ。
焼き鳥の味を知らない人はイケるかもだが、日本人のバカ舌にも騙せないレベルにまずいのは確かだ。