今回のシアトル観光で『絶対一人で入りたくない現地バー』に潜入した。
しかも、友人に『観光でバーに行くと、意地悪されることがあるから行くな。』という忠告を完全無視して入ったのだ。
というのも自分の中で、『意地悪って何??』という好奇心が勝ってしまったからしかたがない。
現地人で賑わう『意地悪ピエロなバー』を発見。
ぷらぷら歩いていると、平日の6時ごろなのにすでに人が集まっているバーを発見。
いざ、入ろうとするが、店の前には、暇そうにタバコを吸っている現地人ぽい人がウロウロしている。ヤバい匂いしかしない。私には、現地人しか入れない謎のバリアが見えるぞ。
『謎のバリアを突破!!』恐怖と共にいざ潜入。
見えない謎のバリアを突破し、ドアの右側にいた強面のおじさんにIDをチェックされ、重いドアを開けてみる。
入り口の目の前にあったのは、突然の謎のスイッチだった。
と一瞬思ったのだが、『金だけ吸い取るマシーン』に違いないと思いやめておいた。
爆弾スイッチの辺りをウロウロしていると、奥のおっさんから睨まれてしまった。おっさんは、ゲーム機に座りながらビールを片手に暇そうだった。
現地人しかいない!!アウェイ感がすごい中『注文してみる』
『とりあえず、私はおっさんを見学しに来たんではない。偵察に来たんだ。』ということでバーで注文をしてみる。バーの中は、ほぼ現地人で埋め尽くされていた。平日6時だというのに。みんな、謎に暇で安心する。
いざ、注文するべくカウンターの前に並んだが、目の前の女性のジャケット全面の『ジャック ニコルソン』に目が釘付けで、何を飲むかも一切考えられなかった。いろんな酒があったというのに。
なんとか『ジンジャーエール』をゲット。
『もう、ジャック ニコルソンしか考えられない!!ジンジャーエールでいいや。』とヤケを起こし、適当に頼んで席で待つことにした。しかし、ほぼ全室フルで列もできているのに、店員はパンキーなおねいさん一人しかいない。この店も人手不足なのか?
『コ●ドーム』が配られるバーらしい。
その横には、フリーコンドームが置いてある。『自分のサイズを探してね。』と書いてあるが、どうも慣れない。
さて、今の所、私は意地悪は全くされてない。うっかりジンジャーエールも買えたし、現地人なフリもできているし、全く違和感なく溶け込めた気がする。
新参者が殺されないように『酒にフタ』をする。
ジンジャーエールを飲んでたら腹が減ってきた。ちょうど友人とも再会できたので、隣の店のピザを買い(持ち込みOKなバー)に行くことにして席を一瞬離れたのだが、
なんということだろう。コップの上にナプキンやコースターを蓋しないと、イジワル?遊び目的で薬を入れられることがあるとは。
結論:コップから目を離すな。
バーに慣れているいわく、一度は『薬を入れられて、超フラフラで家に帰った』とか『記憶なくして大変だった』とか、そーいう体験は普通にあるというのだ。
特に染みのない人が入ってきた時には、こっそり薬を入れて陰で弱っていく姿を見て楽しむという『からかい』があるらしい。
個人的には、『逆にコースター上に乗せるだけで、薬入れられなくなるのか?』と疑問だが、できれば現地の人と一緒に行くことを学んだ。アメリカはこういうことが普通にあるから恐ろしい。